アナスタシア嬢
第6部

いきなり濃ゆ〜い女のどアップで始まった第6部。ちなみに上の女性は言わずとしれた(?)アナスタシア嬢。小説中によく出てくる「ソファーに寝そべるアナスタシア」の図です。原作キャラのA君たちと違い、オリキャラの彼女は絵にした方が皆さんの妄想も弾むかな、と思い描いてみました。
では上の絵を頭にインプットした所で、「偽りの恋人たち・第6部」をごゆっくりお楽しみ下さいませ。



女王様と俺 投稿者:ひーちゃん  投稿日:06月01日(木)00時00分46秒

はろー、みなさん。私はひーちゃん。妄想の国のプリンセスよ(爆)。
今夜もA君に愛と受難を振りまくため、この地球にやってきたわ。じゃあいくわよ。
えいっ!(魔法の杖を振り上げる音)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あらまあ。タイプは違うけど二人ともいい男じゃないの!」
部屋に連行されてきたDとZを見て、アナスタシアは目を輝かせた。「ねえねえ、あなたたち
独身?彼女はいるの?」
「うっせーな、関係ねーだろそんな事!」
ついさっきまで艦橋でロシア兵たちと格闘していたDは、いきなりケンカごしで怒鳴りつけた。
両手を背中で縛られていなければ、今すぐ女に殴りかかりそうな勢いだ。
かたやZは一目で飛行機酔いと分かる青ざめた顏で、げっそりしていた。彼は消え入るような
声で、
「‥‥すいません、洗面器貸して下さい。吐きそうなんです‥‥」
「大丈夫かZ!」
すぐにAが歩み寄って、両手を縛られているZを支えるようにして洗面所へ連れていく。
「ちょっと、勝手に人んちのトイレ使わないでよ!」
アナスタシアが甲高い声を張り上げたが、Zが洗面おけにかがみこむやいなや、ゲーゲーと
激しく嘔吐しだしたのを見てあっけに取られた。
「ちっ、あれぐらいで悪酔いするとは軟弱な野郎だぜ」
自分の荒っぽい操縦テクを棚に上げて、Dが呆れた顏で毒づく。その言葉に、吐き続けるZ
の背中をさすっていたAがキッと振り返った。
「おまえが無茶な操縦するからだろ!かわいそうに、こんなに吐いちゃって‥‥」
「おまえ、それがはるばる危険を冒して助けに来てやった者に対する言い草か!」
「助けに?まんまと捕まってるじゃないか。どうせまた少佐に無断で飛び出してきたんだろ。
最新型の戦闘機を操縦したい一心で‥‥」
「うっ‥‥」
Aに鋭く突っ込まれて、Dはぐっと言葉に詰まった。さすがA、そこまでお見通しだったとは。
「う、うるせー!だいたいおまえが簡単に拉致されるからいけねえんだろ!懲りもせずまた
あっけなく捕まりやがって、おまえはキャロルか?!」
「ほーっほっほっ」
いきなりアナスタシアが笑いだして、AとDの口喧嘩は中断された。女は馬鹿にしたように、
「会ったとたんに仲間割れ?団結力がないのねえ」
「うっせー黙れ!A!おまえ縛られてもいねーのに、なんでこんな女一人ぐらいとっとと片付
けちまわねーんだ?!」
「う‥‥」
今度はAが言葉に詰まった。まさか蹴り一発でダウンさせられた、とはとても言えない。アナ
スタシアはそんなAを面白そうに見て、
「だって弱いんだもん、この人。まあ妊婦だからしょうがないけど。その点、あなたは彼より
は手応えがありそうね」
アナスタシアはつかつかとDの前に歩み出ると、その顏を値踏みするようにじっと見上げた。
「ねえ、私と勝負してみない?」
「勝負?」
「ええ。ガタイから見て格闘技やってそうだし。言っとくけど、女だからって油断したら痛
い目に会うわよ」
「ふん、馬鹿馬鹿しい。俺は女相手にまともにケンカする気はねーよ」
Dはあっさり受け流すと、胸でぐいとアナスタシアを押しのけた。アナスタシアは一瞬むっと
顏を赤らめたが、すぐにいつもの冷静な表情に戻って、
「あら怖いの?女と闘って負けるのが。強そうなのは、見た目だけ?」
「挑発に乗るなD!その女のペースにはまったら負けだぞ!」
ようやく洗面おけから顏を上げたZにタオルを差し出しながら、Aが言った。Dはふんと鼻を鳴
らして、
「言われなくても分かってら。俺はそこまで馬鹿じゃねーよ」
よかった、とAはホッと胸を撫で下ろす。アナスタシアは面白くなさそうにAを睨んだ。
「ちょっと坊や、いつまで仲間とだべってるつもり?さあとっとと晩メシ作ってよ!」
「‥‥はいはい」
Aはため息をついて台所へ行こうとしたが、突然いいアイデアが浮かび、振り返った。
「‥‥Dに手伝ってもらってもいいかな。Dは料理がめちゃ上手いんだ。なぁ、D?」
言いながら女には気付かれないように目配せするAを見て、Dもピンと来たらしく、
「ああ、俺の料理の腕前にはあの『鉄のクラウス』もぞっこんで、城のシェフにスカウトされた
事もあるんだぜ(大嘘)」
「へーえ‥‥」
アナスタシアは興味をそそられたらしく、Dの顏をじっと見つめる。
「ドイツ料理はもちろんのこと、和洋中華なんでもござれだ。必ず満足させてみせるぜ、お嬢
さん」
「ふふ、面白いわね」
アナスタシアはニッと笑うと、もたれていた壁から体を起こした。
「じゃあお手並み見せてもらおうじゃない。とびきりおいしいディナーをお願いするわ」
そう言うと、アナスタシアはDを台所へ連れていった。「じゃあ今から縄をほどいてあげる。
言っとくけど、ここから逃げようなんて気は起こさない方がいいわよ。私の部屋にいるから安全
なんであって、一歩外に出たらたちまち銃殺されるわよ」
それからDの背後にまわって、両手を縛っている縄をほどきにかかった。
(やった!)
Aは心の中でガッツポーズをした。まんまと作戦成功だ。Dの両手さえ自由になれば、女を捕
らえる事は簡単だ。後は女を人質にして、ここから脱出するだけだ。
Dの両手を縛っていた縄がほどけて、床に落ちた。Aはすぐさま、Dが女につかみかかってそ
の自由を奪うのかと思った。が、そうではなかった。Dは自由になった手で包丁を握りしめる
と、それを女に向けた‥‥のではなく、真剣な顏でキャベツを刻み始めたのである。
「‥‥で、D?」
わき目もふらずキャベツをせん切りにしていくDに、Aは戸惑いながら声をかける。さっきの
目配せで意志の疎通はできたと思ったのに、伝わってなかったのか?
「おいD、料理なんかしてる場合じゃ‥‥」
「うっせーな。手伝ってくれと言ったのはおまえだろ!ボーッと見てる暇があったら、そこの
ジャガイモの皮でもむいてろ」
「‥‥」
強引にDからジャガイモを手渡されて、Aは絶句する。どうやらDは台所に入ってまな板と包丁
を見たとたん、たちまち「情報部員」から「料理人」へと変身してしまったらしい。今は目の前
の食材を使っていかに美味しい料理を作るかという事しか眼中になく、ここから脱出する事など
きれいさっぱり吹っ飛んでしまったようだ。
(いや、DにはDなりの考えがあるに違いない。料理に何か仕掛けをするとか)
Aは自分にそう言い聞かせると、Dに指示されるままジャガイモの皮をむき、さやいんげん
のへたを切り落としていった。

「さあ出来たぞ!Z!おまえもいつまでも青い顔してねぇでテーブルにつけ。俺の手料理が食
えるなんて、めったにないチャンスだぜ」
出来上がった料理をテーブルに運びながら、Dが弾んだ声で言った。ぐったりと床に座り込んで
いたZは、仕方なくよろよろと立ち上がり、椅子に座る。
(まさか、本当にここでみんなで食事するつもりなんだろうか?早く脱出しなきゃならないのに、
いったい何考えてるんだこの男は!)
Aは信じられないような思いでDを見つめる。だが料理人Dは出来上がった料理を皆に食べても
らう事しか頭にないらしく、いそいそと皿に料理を盛りつけていく。

「へえ、見た目によらず繊細な料理を作るのねえ」
目の前の皿に盛られた『焼き豆腐のバジル風味ステーキ』をフォークでつつきながら、アナスタ
シアが言った。「男の料理ってもっと豪快なもんだと思ってたけど、見た目も味も繊細じゃない」
「ええ、こう見えてもD先輩って神経が細かいですから。ちょっとでも不潔にしてると、すぐ怒
られるし」
『あさりと夏野菜のワイン蒸し』を食べながら、Zが証言した。アナスタシアはフーンとうなず
いて、フォークに乗せた料理を口元に運ぶ。それを口に含んだとたん、(美味しい‥‥)と思わ
ず口に出しそうになったが、そう簡単に誉めてたまるかと慌ててこらえた。だがアナスタシアの
表情をじっと観察していたDは、彼女の表情がみるみるとろけていくのを確認して、満足げな
笑みを浮かべる。
「うめーだろ。そいつは俺の創作料理で、世界中で俺一人しか作り出せない味なんだ」
「‥‥素敵」
アナスタシアは思わずうっとりつぶやいた。たちまち、しまったと口元を押さえる。Dは勝ち
誇ったように笑った。
が、ふと隣を見るとAがほとんど食べていないではないか。Dは渋い顔で、
「どうしたA。早く食べねぇと、せっかくの俺の手料理が冷めちまうじゃねーか」
「食欲がない‥‥」
Aは憮然とした顏でつぶやく。女に蹴られた個所がまだ痛むのもあるが、それ以上に精神的シ
ョックが大きかった。まさか、Dがここまで馬鹿な単細胞とは思わなかった‥‥。
「大丈夫ですか?A先輩。顔色が悪いですよ」
美味い料理を前にして吐き気も吹っ飛んだZが、絶え間なく料理を口に運びながら聞く。Aは
力なく首を振ると、「なんでもない」とだけ答えた。
「彼は妊娠中だから、あんまり食欲がないのよ」と、目前の皿をきれいに平らげたアナスタシ
アがナプキンで口元を拭きながら言った。

「さて。メインも食べ終わったところで、最後はとっておきのデザートといきましょうかね」
そう言うと、Dはおもむろに立ち上がった。アナスタシアは目を輝かせて、
「まあ、デザートまであるの?楽しみだわ」
Dはニヤリと笑うと、台所から小さなケーキを持ってきた。それはイギリスの伝統的なクリス
マス菓子、クリスマス・プディングだった。
「まああなた、こういうのも作れるの?」
アナスタシアが目を丸くする。Dは片手にライターを持つと、シュッと火をつけた。(注:ク
リスマス・プディングは、食べる前に火をつけて、炎があがるのを見て楽しむお菓子です)
アナスタシアが気を利かして、部屋の電気を消す。たちまち室内は真っ暗闇になった。Aは
(チャンスだ!)と思い立ち上がろうとしたが、その前にボンっと小さな音がして、クリス
マス・プディングが燃え上がった。
が、それはただのプディングではなかった。いつもは燃え上がった後すぐ消えるはずの炎が
消えず、小さな光がぼんやりと光っている。その光が突然すさまじく大きな火の球に膨れ上
がった。
「きゃあっ!」
アナスタシアが悲鳴をあげて立ち上がった次の瞬間、Dが彼女を背後からがしっと羽交い締
めにして、その手から拳銃を叩き落とした。そして耳元に口を寄せて、
「おいおい、そう急ぐなよ。まだデザートを食べてないだろ?もっとゆっくりしていこうぜ」
「そうか、プディングの中に爆薬を仕掛けたんだな!」
Aがようやく納得して笑顔を見せた。Dは当然だろという風にうなずくと、「さあ、火の球が
破裂しないうちに、早くここから脱出しようぜ!」
三人はアナスタシアを連れて、部屋を飛び出した。その直後、背後で爆音が響いて部屋の扉を
吹き飛ばした。三人は爆風に吹き飛ばされそうになりながら、通路をひた走った。
「ああ、私のお部屋が!」
Dの肩に体ごと抱え上げられながら、アナスタシアが悲痛な声を上げた。「おまえたち、絶対
に許さないから!!必ず復讐してやる!」
「ほー、そうかね」
と、楽しそうに少佐の口真似で答えるD。が、すぐにその足が止まった。目の前に、見覚えの
あるグラサン軍団がいきなり立ちはだかったのだ。
「無能で有名な少佐の部下どもにしては、良くやったと誉めてやろう。だがそこまでだ。その
女をこちらへ返してもらおう」
「ミーシャ‥‥!」
三人は雷に打たれたかのように硬直する。アナスタシアはその隙に、体をよじってDの肩から
飛び降りた。そしてハアハア息を弾ませながら、ミーシャの部下からむりやり銃を奪い取ると
Aたちに突きつけた。
「‥‥よくもやってくれたわね。この醜いドイツのイモトリオめが。私を騙したばかりか、
私の大事なお部屋を無茶苦茶にしてくれて。‥‥この借りは、何百倍にして返させてもらう
わよ」
アナスタシアは怒りに声を震わせて言い放った。美しい顔が、憤怒の炎に燃えていた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――続く



ロシアより愛をこめて 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月01日(木)00時50分37秒

>あ・やさん
> ・・・でも、D君が女とできちゃうのは見たくない(読みたくない)かも・・・。

私もそれは読みたくないわ(笑)。やっぱD君も少佐と同じで、言い寄ってくる女は好きじゃない?
あ、例の名セリフは、この後のシーンで必ず使いますので今しばらくお待ち下さいませ。

>bridum さん
>ひーちゃ、もしかして、少佐のことを、
>アナスタシアが好きになったりするんでしょうか?
>こういう、女の人は、果てしなく強い人がすきなんじゃないかな?

この「ひーちゃ」って呼び方がめちゃ可愛くて気にいったので、これから私は「ひーちゃ」
と改名させて頂きます(嘘)。
カタカナにすると「ヒーチャ」。なんかロシアの女の子みたいー。そうよ私の名前はヒーチャ・
モウソウスキー。ロシアからやってきました。アンナちゃんの同級生です(爆)。でもって、
臨時教師のA君に胸元ばっちり見られました。その仕返しのため、A君受難のお話を書き
綴っていまーす。
そうですね、アナちゃん(長ったらしい名前なので略)はきっと、少佐とからんだら彼に惚れる
でしょうね。でも逆は、絶対ありえないので安心してね(^.^)。



まぁ!D君たら 投稿者:あ・や  投稿日:06月01日(木)14時14分03秒

もう、夕食代をアナスタシアに請求しなくちゃ、タダで作ってしまったの?料理人なのに・・・。
(あっ、材料はアナスタシア持ちか、それでチャラ?)

>ひーちゃん
今回の題名の『女王様と俺』の『俺』はD君のこと?
ところで、あのセリフを使っていただけるのですか?嬉しい限りですわ。
アナスタシアに使用する場合はですね、彼女の性格から言って
正面から普通に言うのは効き目がありません。(←なんの?)
ぜひ、背後からお願いいたします。その際、また羽交い締めでは面白くないので
今度は片腕で彼女のウエストあたりを背後からおさえてD君の体に引きつけ、
空いてるほうの手で髪を撫で上げ彼女の耳を出し、そこに甘く優しい声で囁いてくださいね。
正面から言う場合は、壁とかベッドとか床とかに、彼女を押しつけながら
やっぱり優しい声でお願いします。(どんな状況よ?)(ごめん、本当に注文多くて)
でも、この状況下であのセリフを言う場面が出てくるのですか?
私、楽しみに待ってますわ。
それと、そうなのよ、D君はね、少佐と一緒で、言い寄ってくる女には興味がないの。
けれど、自分からもあまり言い寄らない気がするが、彼らの場合・・・。



びあんこ・でぃ・くすとーつぁ 投稿者:シーナ  投稿日:06月02日(金)00時25分54秒

 読んでいてお腹すいた・・ あぁ 来週の健康診断終わったら飲み会じゃぁ。 
 ↑モノの本によれば、魚介類のお料理にあう若い白ワインとか。
ヴェネツィアの在るヴェネト州産ワインでDOC。8〜10度でサービスしてね。
即席に、腕にナプキンかけてワイン注がれたら敵でも許すぞ!D君やたらかっこいい。
ぼーさんの前歴を活かして食前の祈りも頼もう!ナスターシャは隠れロシア正教徒で
枕の下には曾おばあ様の形見の聖母と幼子のイコンがあるのよ。(この際宗派は無視)

>今度は片腕で彼女のウエストあたりを背後からおさえてD君の体に引きつけ、
>空いてるほうの手で髪を撫で上げ彼女の耳を出し、そこに甘く優しい声で囁いてくださいね。
>正面から言う場合は、壁とかベッドとか床とかに、彼女を押しつけながら
>やっぱり優しい声でお願いします。
 いよっ!ご両人!あ・やさまのこの場面てイラストになりませんか?

>最初に見たとき、ちがうメロディーが頭に浮かんで、「あわないじゃん!」と
>一人で怒っていました、すみません。なにと間違えたかは、ご想像にお任せします。
「マゾっこ A君」・・ 「変わるわよ はーと印」を想像しました。この替え歌は
セーラー服で歌って欲しい。(でもほんとにお腹すいた・・)



女王様と熊 投稿者:ひーちゃ@妄想使い  投稿日:06月02日(金)01時07分46秒

はろー。私はひーちゃ。A君に愛と受難を振りまくため、妄想の国からやってきました。
でも最近、D君にまで受難の嵐が振りかかってま〜す。やばいやばい<何が。
では今夜の妄想劇場、始まり始まり〜。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
独房には最小限の明かりしかなく、不気味なほど静かで、薄暗かった。とうとうアナス
タシアを本気で怒らせてしまったADZの三人がここにぶち込まれてから、もう既に
1時間は経過している。
「いってー、あいつ思いっきりぶん殴りやがって。顏に似合わず、凶暴な女ですねえ」
Zが壁にもたれながらぼやいた。殴られた頬がヒリヒリ痛む。が、両手を後ろ手に縛ら
れているので、頬をさする事すらできない。
Aはその隣で、絶望的な表情でうつむいていた。心身ともに疲れ切っていたが、とても
眠れるような心境ではない。彼はすぐ隣に寝転がってぐーぐー寝息をたてているDを、
半分憎たらしく、そして半分羨ましく思った。
「A先輩、体の具合はどうですか?」
さっきから黙りこくっているAを心配して、Zが声をかけた。Aはやっと顏を上げて、
「うん、大丈夫だ。おまえこそ飛行機酔いは直ったのか?」
「はい、もうすっかり」
「やっぱり、若いんだなぁ‥‥」
Aが感心したように言った時、独房の外の通路から、カツカツと足音が響いてきた。
Aはハッと息を呑んで、足元に寝転がっているDを足で小突いた。「おい、起きろ!」
「ん〜‥‥」
目を覚ましたDがだるそうに起き上がった時、独房の分厚い金属扉がゆっくりと開き始
めた。
最初に部屋に入ってきたのは、銃をかまえた兵士たちだった。続いて「子熊のミーシャ」
とアナスタシアがゆっくりと入ってきて、狭い独房はたちまち人で一杯になった。
Aは背後の壁に張りつくようにして、アナスタシアを睨みつける。が、女の視線はAでは
なく、その隣のDだけに向けられていた。
「ごめんね、遅くなって」
と、アナスタシアは優雅に微笑んだ。つい1時間ほど前の、あの怒り狂った表情が嘘の
様だ。
「貴方のために、とっておきのお仕置きを考えていたのよ。で、ようやくいいアイデア
を思いついたんで、こうして迎えに来たってわけ」
「ふーん」
Dが興味なさそうに鼻を鳴らす。アナスタシアはそれでも笑みを絶やさずに、肩にかかる
黒髪を手で撫で上げる。
「後の二人も憎らしいけど、貴方には特に恨みがあるもの。可愛さ余って憎さ百倍ってとこ
かしら」
「あんな美味い料理を食わせてやったのに、お仕置きなんかしようってのか。この恩知らず」
Dが次第に怒りを露にしてきた。Aが不安そうな目でDを見る。何か、とてつもなく嫌な
予感がする‥‥。
アナスタシアは口に手をあてて朗らかに笑った。「もちろん料理はとてもおいしかった
わよ。だから、貴方にはこれからずっと私の専属シェフになってもらう事にしたの。
どう?いいアイデアでしょ」
「なんだと?ふざけんな!誰がおまえなんかの‥‥!」
「まあ、そうでしょうね。今のままの貴方なら。だから‥‥」
アナスタシアの微笑みに、残酷な色が加わった。
「貴方の脳にロボトミー手術を施す事にしたの。そうすれば、とても従順に‥‥」
「やめろ!!」
女が最後まで言い終わらないうちに、Aが叫んだ。Zが仰天してAを見る。こんなに
血相変えて叫ぶAを見たのは初めてだ。Aは後ろ手に縛られた体を乗りだして、
「レンズなんかいくらでもくれてやるから、それだけはやめろ!」
アナスタシアは冷笑を浮かべた顏をAに向けた。そしてからかうような声で、
「残念ね、坊や。私は欲しいものは何でも手に入れる主義なのよ。確かに“レンズ”
も欲しいけど、腕のいい料理人も欲しいのよ。それが私好みのいい男ならなおさら、ね」
当のDは、話の内容がいまいち良く呑み込めていないようだった。眉を寄せながら、
「なんだって?‥‥ロボトミー手術‥‥だと?」
「ええ。貴方は料理も美味いし顏もいいけど、その性格だけが難点ね。だから脳を
いじって別人にしてしまうの。そうすれば貴方は私の従順な下僕になって、毎日私の
ために美味しい料理を作って幸せに暮らすのよ」
「なっ‥‥」
あまりの言葉に、さすがのDも絶句する。AはDのそんな様子を見るのは初めてだっ
たので、尚更いたたまれなくなって必死に哀願した。「頼むから、そんな恐ろしい事
はやめてくれ!レンズだけが目当てなんだろ?Dを巻き込むのはやめろ!」
「だったら、わしの質問に答えろ。そうすればDを助けてやろう」
突然のミーシャの声に、Aはびくっと硬直した。それまで静観していたミーシャがい
きなり割って入ったのを見て、アナスタシアもぎょっとする。だがミーシャは周囲の
驚きなど一切無視して、低い声で続けた。
「実は少佐について、どうしても知りたい情報があるのだが‥‥。君なら知っている
だろう、部下A君」
「‥‥」
ミーシャに真正面から凝視されて、Aは全身がすくみあがるのを感じた。少佐はいつ
もこの男とタイマン張っているのかと思うと、少佐の偉大さが改めてよく分かる。が、
今はそんな感慨に耽っている場合ではない。
ミーシャは目の前の若者が、自分に睨まれただけで脅えているのを見て内心嘲笑った。
――ふん、やはり少佐は部下に恵まれていない。この様子だと、ちょっと脅してやれば
何でもベラベラ吐くだろう‥‥。
ミーシャはサングラスに隠れた目を不敵に光らせながら、尋問に取りかかった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――続く

おおっ!いつになくシリアスな展開だぜ!なんか、ほんまもんのスパイ小説みたいだ
ぜ!<どこが。

>あ・やさん
貴方と私の妄想は何故か怖いほどシンクロするので、注文はどんどん付けてくれてOK
ですよん。で、「女王様と俺」の「俺」はもちろんD君です。
あのセリフはどこで使うかは、これからのお楽しみ‥‥って、もう先の展開が読めてる
かも(^^;)。もし読めてたら、そこは乙女の情け(笑)で極秘にしてねー。



名作アニメ 投稿者:あ・や  投稿日:06月02日(金)14時40分30秒

>ひーちゃ@妄想使いさま
>そうすれば貴方は私の従順な下僕になって、
>毎日私のために美味しい料理を作って幸せに暮らすのよ
 と言うアナスタシアのセリフですが、
 『幸せに暮らすのよ』ということは、アナスタシアはD君を側に置いておきたいのですね?
 それはきっと、料理以外ででもだね?ということにしておいてもいい?
 そうしたらよけいに、あのセリフが生きてくると思うのですが、ね。
 D君は、こんな高慢ちきな女の側には、一秒たりともいたくないだろうな。
 ミーシャ、D君をキズモノ(?)にしたら、アンナちゃんがどうなるか知らないよ?
 実はGちゃんがモスクワにこっそり行って、D君からのテレパシーを感じてるんだから。
 (↑ウソ!家族を巻き込んではいけません)(←そうしたらA君の奥さんは?)
 A君、D君を助けるためだ、少佐の秘密をばらしちゃえ。
 そういうことなら、少佐も許してくれるよ、きっと。(断言はできません、A君)



新作おやつ久々入荷!! 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月02日(金)22時51分47秒

>あ・やさん
>『幸せに暮らすのよ』ということは、アナスタシアはD君を側に置いておきたいのですね?
> それはきっと、料理以外ででもだね?ということにしておいてもいい?

もちろんですわ。ずーっと側において、鑑賞していたいのよ。D君はそんな気分にさせる
男なのよ。喋りさえしなかったら、ギリシア彫刻のような肉体と彫りの深い顔立ちが、
一種の気高さを感じさせる男。って、私別にD君のファンでもなんでもなかったんだけど。
だんだん洗脳されてきたか?でもA君だとちょっと違和感あるようなカッコよすぎるシーン
も、D君は難なくハマルんで書きやすいっちゃ。

>シーナさん
>いよっ!ご両人!あ・やさまのこの場面てイラストになりませんか?

私も見たい〜。さんごさん描いて〜<この書き込み読んでたらの話だけど(爆)。
私?私はあかんわ。こういう色っぽい絵は全然描けない(泣)。



リッテンマイヤーさんって本当にいい人^^ 投稿者:ネコ  投稿日:06月02日(金)22時57分30秒

ミーシャは、アナスタシアのような 同僚(?)を、どう思ってるんでしょうね?
なんだか、気になっちゃう。
D君むちゃくちゃ格好良いのに、Z君は…主役級超美形キャラが この扱い(^^;
Z君は、いじめると こっちまで落ち込んじゃいそうで…
やっぱり A君は 先輩よね。いじめても いじめても 安心感あるもの(笑)

>アンナちゃんがどうなるか知らないよ?
アンナちゃんに手ぇ出したら、ネコが許さん!!!!!!!(←冗談ですよ^^;あ・や様
あ、でも、本気かも(爆笑)



ロッテンさんはね 投稿者:あ・や  投稿日:06月03日(土)08時58分26秒

>ひーちゃん
あれからのD君を昨晩考えてみたのだけど、
「少佐を売るぐらいならおれがおめぇの料理ぐらい作ってやるよ、ただし、その変な手術はするな!」
ぐらい言って欲しいですね、ぶっきらぼうに・・・。では。



えへへ・・(^ ^)\ 投稿者:はらぺこグモ  投稿日:06月03日(土)23時58分45秒

小説のほう当初のA君ストーリーより
D君ストーリの方が気に入ってしまって
どんどんD君も好きになってしまってます。
だってA君とタイプが違うんだもの・・・
別のタイプのいい男、本編では決して味わえない
D君メインのお話今後も楽しみです。
(ってここはA君サロンだってば)



激闘!熊VS金魚! 投稿者:ひーちゃ@妄想使い  投稿日:06月04日(日)02時48分46秒

はろー、皆さん。私はひーちゃ。今夜もA君に愛と受難を振りまくため、
この地球に降り立ちました。ではいくわよ。えいっ(と、妄想の杖を振り上げる)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「まずは、前からずっと気になっていた事なのだが‥‥」
ミーシャが重々しく口を開いた。Aはゴクリと唾を飲み込む。
「少佐の年はいくつなのだ?」
「そ、それは‥‥」
Aは予想外の質問に戸惑いながら、
「‥‥分かりません」とだけ答えた。
「嘘をつくな。君が知らない訳がないだろう」
「でも、本当に‥‥。少佐の年齢は、部下にも決して知らされない、恐らく部長しか
知らないNATОのトップ・シークレットなんです」
「ちょっと、ミーシャ」
傍らから、アナスタシアが不機嫌な声をかける。
「いったい何を聞くのかと思ったら、少佐の年ですって?そんなもん聞いてどうすん
のよ。少佐とお見合いでもするの?」
「おまえは黙ってろ」
ミーシャが凄みの効いた声で唸った。が、一刻も早くDを手術室に送り込みたいアナ
スタシアはそれぐらいでは引き下がらなかった。
「少佐の年なんか、そんなもん別にいくつだって構わないじゃない。きっと40代よ」
「そんなにはいってないと思いますよ。きっと、30代後半くらいじゃないかなぁ」
と、Zが横から口を出した。するとDがすかさず、
「んな訳ねーだろ!絶対40は越えてるぜ。もしかするともう50近いかも」
「えーっそれはないですよD先輩!」
「お黙り!」
アナスタシアが我慢できなくなって怒鳴った。「くだらない事で議論してんじゃない
わよ!40だろうと50だろうと、オヤジな事には変わりないでしょ!」
眉を吊り上げるアナスタシアとは反対に、ミーシャは冷静だった。彼は部下たちがく
だらない議論を交わしてなんとか時間を稼ごうとしている事を見抜いて、これ以上こ
の件でAを尋問しても無駄だと悟り、質問を変えた。
「もういい。次の質問に移ろう。A君、君は“マレーネ・リトイッヒ”という女性を
知っているかね?」
Aの肩がぎくり、と震えた。その反応に、ミーシャはニヤリと笑みを漏らす。
「‥‥やはり知っているのだな。では彼女の素性について、詳しく聞かせてもらおうか」
DとZは顏を見合わせる。そんな女性は聞いた事がない。だがAは明らかに何か知って
いるらしく、早くも冷や汗をびっしょりかいて口ごもった。
「い、言えません、それだけは‥‥。少佐のプライベートな事柄ですから」
「君がそう思っているだけで、実は彼女はスパイだとしたら?」
「えっ?!」
「少佐は彼女に、騙されておるのだよ。可哀想だと思わんか?ようやく心から愛する女
性に巡り合えたというのに、実は彼女はスパイで、少佐は彼女に利用されているだけな
のだから‥‥」
「‥‥」
Aの顏がみるみる狼狽で青ざめていくのを、ミーシャは満足げに見守った。
「なんだか、誰かさんと似てるわね」
アナスタシアは意地の悪い顔でくすりと笑った。「上司と部下、揃ってタチの悪い女に
騙されるなんてね。まあまだ少佐は、その女と結婚してないだけマシだけど。ほほほ」
その言葉にAはキッと女を睨みつけたが、言い返すことはできなかった。隣のDが面 食
らった顏で、
「おいA、本当なのか?本当に少佐にそんな恋人が?」
と訪ねたが、Aは唇を噛みしめたまま答えない。見るからに苦しそうなその表情に、D
もそれ以上追及する事はできなかった。
だがミーシャは追及の手を緩めなかった。有無を言わせぬ口調で、
「答えたまえ、A君。彼女はドイツのどこに住んでいるのだ」
「居場所を知って、それでどうしようと言うんですか?」
Aが不安げな顏で聞いた。ミーシャは笑って、
「もちろん彼女の正体を暴いて少佐に教えてやるのだよ。ワシの永遠の好敵手が、女な
んぞに騙されているのをワシも見たくないんでな。いわば親切心だよ」
「嘘つけ!少佐の弱みを握って脅迫したいだけだろう!」
Dが身を乗りだして噛みついた。「おいA!こんな奴の言うことに騙されるなよ!女の
住所は絶対バラすな!」
「自分がどうなってもいいのかね?」
ミーシャがじわりと脅迫をこめて言った。「Aが素直に答えなかったら、おまえはロボ
トミー手術を施され‥‥自らの意志を失ったロボットになって、一生、この女の奴隷と
なって暮らすのだぞ」
「うるせえこのタコ!おいアナスタシア!」
Dは怒りに顏を紅潮させて怒鳴った。「少佐を売るぐらいなら、俺がお前の料理ぐらい
いくらでも作ってやらぁ!だからその変な手術はするな!」
アナスタシアは怒鳴られても、涼しい顔で微笑んだ。
「おあいにくさま。私は料理を作ってもらいたいだけじゃなくて、貴方をずっと側に置
いておきたいのよ。そのためには、貴方の脳をいじって別人に改造する必要があるの」
「く、くそっ‥‥この性悪女め‥‥!」
Dが悔しさにぎりぎりと歯を食いしばるのを、Aは胸がつぶれるような思いで見つめた。
なんとかして助けてやりたい、と心底思った。
ミーシャはAのそんな思いを見逃さなかった。ぐいと一歩前に進み出ると、Aの目をま
っすぐにのぞき込み、言った。
「Dを助けたかったら答えろ。これが最後のチャンスだ。マレーネ・リトイッヒの居場
所はどこだ?」
その時アナスタシアの携帯が鳴った。電話を受けたアナスタシアはうなずくと、にっこ
り笑って言った。「医務室からよ。ロボトミー手術の準備が整ったんですって。いつで
も手術OKよ」
その言葉に、ついにAが屈した。
「‥‥カルトブルク」Aはがっくりと肩を落とし、弱々しい声で言った。「彼女はボンの
カルトブルクに住んでいます」
「上出来だ」
ミーシャは満足げに吐息を漏らすと、背後の部下に振り返って命じた。「ただちにカルト
ブルクに部下を送り込んで、女の所在を突き止めろ」
「それじゃ、私は彼を連れていくわね」
アナスタシアはさりげなく言うと、兵士達に目配せした。すぐさま兵士達がDを取り
囲み、連行しようとする。
「ちょ、ちょっと待てよ!」
Dが取り乱して叫んだ。Aも息を呑んで、
「約束が違うぞ!質問に答えたら、Dを助けると言ったじゃないか!」
「それは、ミーシャが勝手につけた約束でしょ」
アナスタシアはにべもなくはねつけた。「私はそんな約束した覚えはないわ」
「そんな‥‥!」
Aが蒼白になった顏をひきつらせる中、Dは兵士達に無理矢理かつぎ起こされると、
引きずるようにして独房の外へ連れ出されていく。
「畜生!離せ!離せってのが分からねーのかこのボンクラ!」
なんとか逃れようと力任せにもがくDを見て、アナスタシアは甲高い声で笑った。
「ほほほ、貴方のその乱暴な物言いを聞くのも、もうこれで最後かと思うと寂しいわね」
「くそーっ!絶対化けて出てやるからな!覚えてろ!」
「D!」
「D先輩!」
AとZが口々に叫ぶ中、Dはなおも口汚く罵りながら廊下を引きずられていく。が、その
罵声も次第に小さくなっていき、とうとう聞こえなくなった。
「ああ‥‥!」
Aはとうとう力尽きたかのように、がくっと壁に背中を打ち付けた。顔中に無念の思いが
溢れている。ZはそんなAを横目で見た後、ミーシャに怒りのこもった目を向けた。
「よくもこんな事を‥‥。少佐がこの事を知ったら、絶対ただでは済まされませんよ」
「あの女が何をしようと、わしには一切関係のない事だ」
ミーシャは平然と言い放った。そしてもう用は済んだと言わんばかりに背を向けると、
足早に独房から立ち去った。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――続く

‥‥なんか、少佐ファンのbridumさんにはかなりショッキングな展開になってしまった(爆)。
けど、大丈夫!この続きを読んでくれるとすぐ浮上できるから(^.^)



ふう… 投稿者:ネコ  投稿日:06月04日(日)19時46分44秒

>「んな訳ねーだろ!絶対40は越えてるぜ。もしかするともう50近いかも」
じゃ、ミーシャや白クマ様は何歳だと言うのぉ〜D君?(笑)
ま、50でも60でも70(爆笑)でもいいや。お目にかかれたらネ。
昭和一桁なはずの、銭形のとっつあんも 未だ現役だし。



少佐の恋人? 投稿者:bridum  投稿日:06月05日(月)00時51分20秒

ひーちゃん、少佐の恋人がとうとう出現してしまうんですね。
わたしがずっと、片思いしている人なのに(ううう)
でも、いいです。
彼が幸せなら。わたしは....
ごりちゃんとやけ酒飲んでぐれてやるう〜〜〜!(嘘)
(私はお酒のめないんだけれども)

でも、気になるな〜続き。楽しみ〜。



初公開!これが女王様のお姿だ! 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月05日(月)02時11分54秒
>bridumさん
>ひーちゃん、少佐の恋人がとうとう出現してしまうんですね。
>わたしがずっと、片思いしている人なのに(ううう)

泣くな〜!(少佐風に)。だから、続き読んだらすぐに浮上できるって。
でもその「続き」を私がまだ書いてないんだから、浮上しようがないわな(^^;)。すみません。
bridumさんを早く安心させられるよう、今日中に続き書くつもりやったのに、なぜか
お絵描きに励んでしまった私(爆)。そうよ私は己の欲望のままに動く女(ふっ)。
という訳で、小説中によく出てくる「ソファーに寝そべるアナスタシア」を描いてみました。
読者がそれぞれ自由に妄想できるよう、小説ではアナスタシアの髪形や風貌については
一切描写しなかったんですが、ここらで私がイメージしてるアナスタシア像を公開しても
いいかな、なんて。D君はこういう女に惚れられて、奴隷にされようとしていると思えば
また妄想の翼が羽ばたくでしょう(爆)。
いやーこんな女を惚れさせるなんて、憎いぜDのアニキ!
しかしはっきり言って下手です(爆)。あまり期待しないで見てね、お願い(^^;)
「ソファーに寝そべるアナスタシア」へのリンク




ええ?D君が? 投稿者:あ・や  投稿日:06月05日(月)12時05分45秒

>ヒーチャ・モウソウスキーさま
あのセリフ、使ってくれてありがとう。でもぉ、D君に手術は受けさせないで欲しいな。
兵士たちに捕らわれたまま医務室に運ばれたDは、手術台の上に横たわらされ、
手錠が外された瞬間、まず施術しようとしている医師をブン殴って気絶させ、
ひるんだ看護婦(いるのか?)や兵士たちに、当て身を喰らわせてやはり気絶させる。
あまりにも呆気なくやられていく兵士たちをさすがのアナスタシアも、しばし呆然と見て
(さすが、Dだわ・・・)と、心で呟く。
が、全員を倒したDが、今度は自分を見ていることに気づき、慌てて外の仲間を呼ぼうと
(銃を持っているにもかかわらず)思わずDに背中を向け逃げようとするが、(やはり背後ね)
Dが片腕を伸ばしてアナスタシアのウエストを抱き留め、空いてる手で銃を奪い、
銃口を彼女のこめかみにあてがいながら「・・・ったく、世話のやける女だ・・・」と言う。
医務室は『手術中』のランプが灯ったままだから、誰も入ってこない。
アナスタシア、何かを期待しつつも、Dは彼女を抱いたまま医務室のドアを蹴破り
「この女の命が惜しけりゃ、おれに手ぇ出すな!」と、怒鳴りながら、
A君たちの救助に走ってもらいましょう。
だって、今頃A君は『ミーシャに少佐の秘密を喋り、Dをあの女のモノにしてしまった・・・』と
暗い独房の中で、さらに一人壁に頭をつけて暗くなっていることでしょうから。
暗い体験では負けていないZ坊も慰めきれないのよね、さすがに。
D君、そんなA君の気持ちはわかっているはず、いくら単細胞で無鉄砲なバカアニキでも。
しかも、野獣派だから、(D君っていったいどんな人なのだ?本当は・・・)
独房に向かう間に、アナスタシアに「おれの側にいたいなら、おまえがボンに来い」と
喜ばすようなことを言っておきながら、実は自分は全くその気はないのだ。
ごめんなさい、私、また話しをヘンな方向に持っていこうとしていますか?
ところで「ソファーに寝そべるアナスタシア」見ましたよ、いいっすね。
下手じゃないですよ。美人ですね。この美人がD君に惚れているんですね?
ははは、だいいち、D君のあの性格だから惚れたのであって、手術なんかして性格変えたら
つまらないぞ、きっと。



A君てやっぱ“家庭的”を自認してんのね… 投稿者:美紀  投稿日:06月05日(月)22時05分29秒

ほえー、アナちゃん、初めましてー。
私、性格の悪い美人に燃えるクチなんで、お目にかかれて嬉しいですわ。
唇と爪とを彩る赤は、Dの頬から滲んだ血ですね?←お耽美
コークスクリュービンタの威力、皆様とくと御覧じませっ♪



見たよ♪ 投稿者:さんご  投稿日:06月06日(火)00時02分18秒

アナちゃん(って面でもなかったようだが…)♪
いや〜〜色っぽいではないの、ちょ〜はつしてる〜〜!!あ…悩殺よ(はなぢ)
やっぱりヒーチャの絵は原作のイメージが保たれてて、すばらすぃ〜っすわ♪



アナスタシアさん... 投稿者:bridum  投稿日:06月06日(火)01時37分35秒

ひーちゃんみましたよう!
きれいな大人の女性って感じですね!すてき〜〜〜!
こんなにきれいな人だと、少佐ともなんかあったらどうしよう...
(お話のなかの、少佐の恋人も気になるしー)

こんなきれいな人が、ミーシャと同僚なんて...
スパイの世界も奥が深い...(なんのこっちゃ)



女王様と下僕(ネタバレあり) 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月06日(火)03時37分10秒

A君‥‥掃除・洗濯・料理、おまけに買出しまでやってんのかい‥‥。
それってもう「家庭的な旦那」の枠を越えてるよ。もう完全に「主夫」だよ〜(涙)
そこまでA君をこき使う、彼の奥さんっていったい‥‥(爆)まーいいや。

>あ・やさん
>でもぉ、D君に手術は受けさせないで欲しいな。
>兵士たちに捕らわれたまま医務室に運ばれたDは、手術台の上に横たわらされ、
>手錠が外された瞬間、まず施術しようとしている医師をブン殴って気絶させ、

きゃ〜〜っ!あ・やさんのD君てば、なんてワイルドなの!
うんうん分かるよ、こういう妄想も「アリ」よねぇ。でもD君にはとりあえず手術を受け
てもらわないと、あの名セリフが使えないのだよ、私の場合。なので非常〜っに申し訳ない
けれど、D君は手術室行き(笑)。でも「・・・ったく、世話のやける女だ・・・」というセリ
フや、「おれの側にいたいなら、おまえがボンに来い」というセリフは気に入った!ので、
使いたいな〜(^^;)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「‥‥しかし本当に少佐にそんな女がいたとは、意外でしたねぇ」
ロシア軍艦内の自分たちに割り当てられた船室で、ミーシャの部下(センター分け)は
笑いをこらえながら言った。
「その情報を最初に聞いた時は、てっきりガセネタかと思いましたが‥‥。でもAのあの
うろたえぶりは、どう見ても図星ですし」
「うむ‥‥」
とミーシャは、モスクワからの報告書を読みながら思案顏でうなずく。
もう一人のミーシャの部下(オールバック)はくすくす笑いながら、
「でもその女に、少佐はまんまとハメられてるんだろ。女の正体が暴かれた時の少佐
の顏が見物だよなー!パニックになって、手当たり次第にそこら中撃ちまくったりして」
「たわけ!少佐はいかなる時でも冷静さは失わん。真のプロとはそういうものだ」
ミーシャがむっとした顏で怒鳴りつけた。彼自身、Aから情報を引きだしたとはいえ、
本当にそんな女性が実在するのかどうか、未だに信じきれないでいた。
その時ドアがノックされ、独房に残してきた部下が慌ただしく飛び込んできた。
「同志ミーシャ、大変です!」
「どうした」
「さっきAとZの身体検査をしたら、Aの服からこんなものを発見しました!」
と言って部下が差し出したそれは、超小型の信号発信機だった。ミーシャは眉を吊り上げた。
「なぜもっと早くこれを見つけなかったのだ!」
「あの女のせいですよ。あの女がAたちをずっと自室に監禁して、我々には指一本触れさせ
ないから‥‥」
哀れな部下が震えながら弁解する。ミーシャは険しい顏で、手にした信号発信機を握り締めた。
「抜け目のない少佐の事だ。体内に機密を内蔵しているAに、発信機を取り付けておくなんて
のは当たり前だ。‥‥もうここは、少佐に突き止められたと思って間違いないな」
ミーシャが言い終わらないうちに、壁に埋め込まれているスピーカーが鳴った。「イタリア軍
のものと思われる戦闘機が数機、こちらに向かっています!」
「――少佐だ」
ミーシャはサングラスをキラリと光らせて言った。「発信機を取り付けていたにしては遅かっ
たが‥‥ついにやって来たな」
「少佐が来るなら、好都合じゃないですか。例の女の事を暴露してやって、あの男に大恥を
かかせてやりましょうよ」
部下(オールバック)がまだくすくす笑いながら言った。ミーシャは頭にカッと血が昇った。
「そんな下衆な話は後だ!少佐に女の事を切り出すのは、カルトブルクに送り込んだ部下たち
が女の所在を突き止めてからだ!」
ミーシャは頭から湯気を立てながら立ち上がると、艦長室への直通電話の受話器を取った。
「艦長、ただちにヴェネチア港へと向かえ。我々は重要な機密を抱えている。ここはひとまず、
イタリアのロシア大使館に身を潜める事にする」
「了解」
受話器から艦長の声が聞こえた。それからすぐに、Aたちを乗せた軍艦は猛スピードでヴェネ
チア港へと進みだした。



Dが女に連れ去られてから、一時間は経過しただろうか。その間、Aは独房の壁に頭をこすり
つけたまま、一言も口をきかなかった。壁に頭をつけてどんよりするのが得意のZも、今はな
んと言って慰めていいのか分からない。それぐらい、Aの落ち込みは激しかった。
「大丈夫ですよ、A先輩。D先輩の事だから、たとえ脳手術を受けようとあの性格は変わりま
せんって」
やっとの事でそう言っても、AはZに背を向けたままだ。Zはいたたまれなくなって、
「でもさっき、ミーシャの部下が発見した信号発信機‥‥あれは少佐が取り付けたものでし
ょう?だからきっと、すぐに少佐がここに駆けつけてくれますよ。そしてD先輩を‥‥」
「‥‥もう間に合わない」
Aがやっと口を開いた。その死人のような声の響きに、Zは背筋がゾクッとした。Aは続けて、
「‥‥俺のせいだ。俺が不甲斐なく捕まるから、こんな事に‥‥。俺が腹を切り裂かれそうに
なった時、Dは危うい所で助けてくれた。なのに俺はDが脳を改造されそうだっていうのに、
手も足も出ずにこんなとこでじっとしているしかないなんて‥‥」
(へえ‥‥A先輩って本音で喋る時は、自分のこと『俺』って言うんだな)
と、緊迫した状況にもかかわらず呑気な事を思うZ。だがすぐ我に返って、
「大丈夫ですって!たとえ脳を改造されたとしても、またすぐ手術すれば元通りのD先輩に‥‥」
「‥‥」
こいつ「ロボトミー手術」ってのがどんなものか分かってないな、とAは内心呆れたが、なん
とか自分を慰めようとしているZの気持ちは分かるので口には出さなかった。
――それから何分くらいたっただろうか。A達にとっては永遠とも思える長い時間の後、いき
なり独房の扉が開かれた。そこには深紅のロングドレスに着飾ったアナスタシアが、誇らしげ
に立っていた。
「手術は無事終わったわ」
女は嬉しさをこらえ切れない顏で言った。「生まれ変わったあんた達の元仲間を、見せてあげ
る」
女は言うと、傍らへ視線をやって、手招きした。「いらっしゃい、ミハイル」
「‥‥ミハイル?」
AとZは訝しげに聞き返した。次の瞬間、二人の視線が凍りついた。手招きされてやってきた
男は、Dそっくりだった。が、姿形はDそっくりでも、雰囲気がまるで違う。男はアナスタシ
アに言われるままに、その傍らに寄り添った。表情がまるでなく、目は死人のように虚ろだった。
「D‥‥!」
Aは息を呑んでその顏を見つめた。Aが呼びかけても、Dはぴくりとも反応しない。
「D先輩!」Zも身を乗りだして名前を呼ぶが、Dは無表情のまま、二人を見ようともしなか
った。
「D!D‥‥!分からないのか?D!」
ほとんど泣きそうになりながら叫ぶAを見て、アナスタシアは声をあげて笑った。
「ほほほ、いくら呼んでも無駄よ。彼はもう『D』じゃないもの。過去の記憶はきれいさっぱ
り消滅したわ。これから彼は私の専属シェフの『ミハイル』として、一生私に仕えていくのよ」
「ふざけんな!D先輩を返せっ!」
Zが珍しく激昂して怒鳴った。そして縛られた体をよじりながら起き上がると、女に体当たり
しようと突進していく。だがアナスタシアは難なく身をかわすと、標的を失ってつんのめるZ
めがけて左の膝を突き上げる。
Zの脇腹に、強烈な膝蹴りが決まった。
「ぐっ‥‥」
苦悶の声を漏らしながら、Zの体が床に崩れた。
「Z!」
起き上がって駆け寄ろうとするAを、今度はDが押し留めた。すぐ側にZが倒れて苦痛に呻い
ているというのに、Dは全く無関心で冷たい目を注いでいる。その顏を食い入るように見上げ
たAは、Dの額にくっきりと、手術の跡と思わしき縫い目がついているのを見て気を失いそう
になった。
「そんな‥‥嘘だ‥‥」
「だからもう彼はDじゃないって言ったでしょ」
アナスタシアが馬鹿にしたように鼻で笑った。
「ミハイル、聞き分けの悪いこの坊やに見せてやりましょう。私たちの関係を」
アナスタシアの声に、Dは無表情で向き直った。アナスタシアは微笑むと、
「ではそこにひざまずき、忠誠の証として私の手に口づけなさい」
Aは目を疑った。Dは言われるままに女の足元にひざまづくと、差し出された白い指に唇を
押しつける。その姿は従順な下僕そのものだった。
「ふふ、素敵よミハイル。とても素敵だわ」
アナスタシアはうっとりとつぶやくと、Dの顏を両手で挟んで持ち上げた。そして恍惚とした
表情で、その彫りの深い顏を撫で回す。
「‥‥やっと見つけたわ、私がずっと待ち望んでいた理想の男。もう絶対に手放さない。愛し
てるわミハイル‥‥」
甘い声で囁きながら、アナスタシアはDの首筋に自分の唇を近づける。Aは見ていられなくな
って顏をそむけた。ロボトミー手術と聞いた時から覚悟はしていたものの、実際にこの目で変
わり果てたDを見るのは耐えられなかった。


「長い船旅ご苦労だった。同志『仔熊のミーシャ』」
「お迎えありがとう。同志『白クマ』」
大柄な男二人は短い挨拶を支わした後、バンバンと互いの肩を叩きあって再会を喜びあった。
「しかしまさか君が、ヴェネチアまで駆けつけてくれるとは思わなかったよ。二等書記官」
ミーシャはサングラスの奥の目を細めながら、大使館の椅子に腰かけた。少佐や部下の前で
は、決して見せない表情だ。
「まさか、今日から始まるカーニバルを見に来たんではあるまいな」
白クマは自慢の髭をさすりながら、にこやかに笑った。
「ははは。君がついに例の“レンズ”を手に入れたと聞いて、いてもたってもいられなくて
な。で、その“レンズ”はどこに?早く現物を拝んでみたいのだが‥‥」
「‥‥それがまだ、少佐の部下の腹の中なのだよ」
ミーシャは苛立たしそうにため息を吐いた。「わしはとっととAの腹を切り裂いてレンズを
取り出したいのだが、アナスタシアがそれを許さんのだ。もともと、Aを空軍基地から奪還
してきたのはあの女だからな。それにあの女にはロシア国防長官という、強力なパトロンが
いる。このわしでさえ、あの女の機嫌を損ねる事はできんのだ‥‥まったくいまいましい女
だよ」
「まあそう言うな。ああいう個性的な人材も、ロシアにとっては必要だ」
白クマはにこやかな笑みを絶やさずになだめると、ロシアンティーをすすった。そこへ、ミ
ーシャの部下(センター分け)がやって来た。彼は見るからにびくびくした態度で一礼する
と、たった今入ってきたファックスを読み上げた。
「同志『仔熊のミーシャ』、ドイツのカルトブルクに送り込んだ部下達からたった今報告が
入りました。例のマレーネ・リトイッヒという女性ですが‥‥住民名簿にその様な名は見当
たらないそうです」
ミーシャは不機嫌そうに呻いた。「探し方が足りんのだ。まあいい、Aからもっと詳しい
情報を聞きだしてやる。Aをここへ連れてこい」
「それが‥‥」と、部下は言いにくそうに報告した。「使用人の証言によると、つい先ほど、
アナスタシアがAとDを連れて大使館から出ていったそうです。なんでもカーニバルに参加
するとか」
「なんだと!」
ミーシャは血相を変えて立ち上がった。怒りのあまり、顏に青筋が走っている。
「勝手な真似ばかりしおって!もう許さんぞあの女!すぐにヴェネチア中に待機している部下
たちを動員して探しだせ!!カーニバルが始まってからでは遅い!奴らが人ごみに紛れる前に、
なんとしても見つけだすのだ!!」
「はっ!」
部下(センター分け)は逃げるようにして部屋から出ていった。白クマはその姿を見送った
後、やや困惑した表情でミーシャに向き直った。
「カーニバルか‥‥。そいつは厄介な時期にでくわしたな。これから一週間、ヴェネチアは
観光客で溢れるぞ。‥‥で、それは今日の何時頃始まるんだ?」
「ちょうど正午だ」
ミーシャは煮えたぎる怒りを抑えようと、再び腰を下ろしてロシアンティーをすすった。
「正午、サン・マルコ広場の鐘楼の上からハリボテの鳩が飛び立つのが、カーニバルの始ま
りの合図だ」
「正午か‥‥」
と、白クマは渋い顏で腕時計に目をやった。「あと3時間だな。それまでにアナスタシアた
ちを見つけられるかどうか‥‥」
そして腕時計から目を上げて、
「ところでさっき言っていた、“マレーネ・リトイッヒ”というのは何者なのだ?まさか
例の‥‥」
「そうだ。例の、少佐の恋人らしいと噂されている女だよ」
ミーシャは面白くなさそうに言った。「といってもワシもまだ、半信半疑なんだがね。も
しかしたらガセかもしれん」
「もしかしたらじゃない、ガセだ」
白クマはきっぱりと言った。その語調の強さにミーシャが驚いて見つめ返す。白クマはう
なずいて、
「その情報はワシもモスクワから聞いたが‥‥完全なガセネタ、デタラメだ。今朝早く、
モスクワから大慌てで訂正が入ったよ。なんでも酔っ払った連絡員たちが勝手に作り上げた
妄想話で、“マレーネ・リトイッヒ”というのはモスクワの繁華街にあるドイツ風居酒屋の
店名だそうだ」
「ななな、なにぃ!」
ミーシャは驚きのあまり椅子から落ちそうになった。だがすぐに怒りに声を震わせて、
「なら昨夜、尋問した時のAの様子は‥‥すべて演技だったのか!くそっ!よくも騙しおっ
たな!」
「‥‥まあ、冷静になって考えてみれば、あの少佐が女スパイなんぞに騙される訳がない
のだよ」
白クマが眉間にしわを寄せてかぶりを振った。ミーシャもフーッとやり切れないように息
を吐いて、
「‥‥それもそうだな。ワシも、どうせそんな事だろうと思っとったよ」
言いながら、ミーシャは何故か、心が平安に満たされていくのを感じていた。やはり少佐
は、女なんぞにやすやすと騙されるような男ではなかった。ガセネタでよかった。それで
こそ、ワシの永遠のライバルだ。


正午になるのを待つ間でもなかった。すでにサン・マルコ広場は、カーニバルの始まりを
今か今かと待つ人々で足の踏み場もないほどごったがえしていた。
「あら、よく似合うじゃない。可愛いわよ」
アナスタシアは貸し衣装屋のテントの前で、仮装を済ませて出てきたAを見て歓声を上げ
た。グリム童話に出てくる赤ずきんちゃんの仮装をさせられたAは、ぶすっとした顏でそ
の声を聞き流した。
「やっぱりドイツといえばグリムよね。でもあんたにはお姫様より、そっちの方が似合うわよ」
と言うアナスタシアは、同じグリム童話でも、白いドレスがまばゆいシンデレラの仮装姿だ。
その隣に無表情で寄りそうDは、アナスタシアの好みで海賊の仮装をさせられていた。その
手には縄が握られており、その縄の先端はAの両手を縛っている。アナスタシアは広場を
二人を引き連れて歩きながら、二人に振り返って
「あはは、似合ってるわよあんた達。“海賊に捕らえられた赤ずきんちゃん”そのもの。
メルヘンねぇ」
‥‥くっそ〜、とAは歯を食いしばって悔しさを噛み殺した。中身はすっかり別人になって
しまったとはいえ、外見は元のままのDに、縄で縛られて連行されるなんて。アナスタシアは
自分を侮辱するために、わざとこういう仮装を考えたに違いない。いったいどこまで性悪な
んだと、Aは女の顔を見るだけで胸くそが悪くなった。
だがそれにも増して耐え難いのは、Dがそんな女の言いなりになっているという事だ。アナ
スタシアの命令には絶対に服従するよう脳を改造されたらしく、奴隷のように従順だった。
以前のDを知っているAにはそれがなんとも哀れで、悪い夢を見ているようでいまだに信じ
られなかった。

シンデレラ、海賊、そして海賊につかまってしょっぴかれる赤ずきんの仮装をした三人は
広場を横切ってドカーレ宮殿へと入っていった。
「見て。今夜寺院の大広間で、仮装舞踏会があるんですって。いいわねぇ、いかにも中世
って感じで」
アナスタシアは少女のようにはしゃぎながら、Dの肩に手を回した。「もちろん私と踊って
くれるわよね、ミハイル」
「はい、マダム」
Dは静かに答えた。アナスタシアはふっと笑って、
「マダムじゃないわ。“アナ”って呼んで」
「アナ‥‥」
「なあに?ミハイル」
アナスタシアは甘い声でつぶやきながら、Dの胸に背中をあずけた。Dは背後から女の腰に
手を回すと、自分の体にそっと引き寄せる。かつてのDからは想像できない大甘のラブシー
ンに、Aは吐き気がこみあげてきて顏をそむけた。
だが当の二人はAの存在など全く無視して、二人の世界に浸っていた。Dはアナスタシアの
腰を抱いたまま、もう片方の手で緩やかにウェーブした黒髪を撫で上げる。アナスタシアは
うっとりと目を閉じて、Dの手の動きに身を任せた。「好きよ、ミハイル‥‥あなたはどう?」
「俺は‥‥」
Dは女の髪を掻き上げて耳を出すと、優しい声でささやいた。
「おまえみたいな女が一番嫌いだ」
一瞬、アナスタシアはその言葉の意味が理解できなかった。きょとんとした顏で振り返って、
「なんですって‥‥?」
Dの表情は相変わらず優しいままだったが、その目に、みるみる野性的な光が戻ってきた。
彼はもう一度、さっきよりもやや大きい声でささやいた。
「おまえみたいな女は大嫌いだと言ったんだよ」
「なっ‥‥!」
アナスタシアの顏がひきつった。といきなり、Dは強い力で女の体を自分のほうへと向き直
らせると、みぞおちにドスッと拳を埋め込んだ。アナスタシアはおもわず声をあげ、ふらり
と後ろへよろめいた。
「今のは、Zの分だ」
Dが怒りを押し殺した声で言った。すっかり元のDに戻っている。Aは呆然とその姿を見つ
めていたが、Dがもう一発、女のみぞおちに拳をたたき込んで完全に気絶させるのを見て、
ようやく我に返った。
「D!おまえ‥‥」
その声に、Dはちょっと照れたような笑顔で振り向いた。
「心配かけて悪かったなA!もう元に戻ったぜ‥‥おいおい、なーに泣いてんだよ。男の
くせにみっともねぇな」
Dは呆れたようにぼやきながら、Aの両手を縛っている縄をほどいてやった。やっと両手
が自由になって、Aはこみあげる涙を手の甲でぬぐった。「よかった‥‥手術は成功しなか
ったんだな」
「いや、最初から手術なんかしなかったぜ」
DはAをほどいた縄で、今度は気絶しているアナスタシアを縛りながら言った。「タネ明か
しをしてやろうか。ほら、俺がNATОに就職する前、坊主だったのは知ってるだろ。で、
ロボトミー手術の執刀医てのが、俺が坊主時代に世話してやった男でさぁ。俺の顔を覚えて
て、俺が医務室に運ばれた後、『全身麻酔をかけて眠らせるだけにしてやるから、麻酔が覚
めたら元に戻る』って言ってくれてさ。で、看護婦たちもみんなグルで、アナスタシアを
手術室の外に締め出してさ。確かに麻酔が効いてる間はあの女の言いなりだったが、さっき
ようやく完全に麻酔が覚めたってわけだ」
「でもその、額の縫い目は?手術の跡じゃないのか?」
「ああ、これ?」
Dは額に手をやると、べりっと「縫い目」を引きはがした。はがした跡には、何の傷もつい
ていない。Aは目を丸くする。Dは笑って、
「SF映画の特殊メイク、あれと同じ手口だよ。要はいかにも手術したように見せかけて、
この女を騙したってわけ」
「なーんだ‥‥」Aも気が抜けたように笑った。「しかし良くできてるなあ、それ。俺も
完全に騙されたよ」
「欲しかったら記念にやるぜ」
Dは冗談ぽく言い捨てると、ようやく女を縛り終えてフーッと息をついた。
「さあ、どうしてやろうかこの女?」
「人質にするに決まってるじゃないか」
すっかり涙も乾いたAが、毅然とした声で言った。「ロシア大使館には、まだZが捕らえ
られてる‥‥まずあいつを助けにいかないと」
「‥‥どうやらそんな余裕はないようだぜ」
Dは言うと、目配せした。見覚えのあるグラサン軍団が、宮殿のアーチの陰からじっとこち
らをうかがっている。
「どこにでも湧いて出る、うっとおしいロシア人どもだぜ」
Dはアナスタシアを肩に抱き上げると、立ち上がった。「でもまぁ、こっちには人質がいる
んだ。ここらでいっちょ大暴れして、一気に形勢逆転といきますか!」
Dのいつもの無鉄砲さを、Aは今ばかりは頼もしく思った。やはり、Dはこうでなくては!
二人はロシア人たちを警戒しながら、宮殿の外へ出た。すぐにロシア人たちが後を追ってく
る。だがカーニバル開始間際の広場は凄い人だかりで、尾行もろくにできない状態である。
その時、二人の頭上を何か白い物が飛んでいった。見上げると、ハリボテの大きな鳩が鐘楼
の上から飛び立って、広場を悠々と飛行していく。鳩は広場の中央まで来ると、いきなりそ
の腹が真っ二つに割れた。Aは思わずどきっとした。無意識のうちに自分の腹を押さえ、何
も異常がない事を確かめる。
割れた鳩の体内から、無数の風船と紙吹雪が飛び出した。風船は空高く舞い上がり、紙吹雪
は広場へと降り注ぐ。大歓声が沸き上がった。―――――カーニバルの始まりだった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――続く



イノシシ村 投稿者:あ・や  投稿日:06月06日(火)14時56分15秒

>ヒーチャ・モウソウスキーさま
うっうっ、一時はどうなることかと思ったよぉ、D君。よかったよぉ。
・・・にしても、『D君元坊主説』はここでも生きてるんですね?いや、ここでは本当なんだが・・・。
D君、坊主時代は伊達じゃなかったね、破壊坊主だったくせにさ。
あの名セリフ使いましたね、いいですよ、このシーン。『野獣派D』の面目躍如です。
坊主になる前に何人の女を泣かした?しまいには刺されたしね・・・。
任務終了後にボンで、自国をお払い箱されたアナスタシアに刺されないよう気をつけなさい。
「あなたが『ボンに来い』って言ったのよ!」と、
言いながら泣きすがるアナスタシアに(する訳ないよね、女王様が・・・第一、いつ言ったのだ?)
「本気にしたのかよ?バカじゃないか?おまえ」と、軽く鼻で笑うD。
「もう、祖国には戻れない・・・なのに・・・あなたにも・・・」と呟き
バッグからナイフを取り出してDに突進していくアナスタシア。
が、Dはこれも軽くかわし、ナイフを叩き落とすと、泣いているアナスタシアを背後から抱きしめ
(やっぱり背後なんだよね、彼女とD君の場合は)
「・・・ったく、世話のやける女だな」と囁きながら・・・って、ラブシーン書いてどうするの?私。
あ〜、ヘンな妄想しちゃったよ。ごめんなさい。(謝れば済むと思ってます)
この話しの続きは後日ということで。(←あるのか?)
自分で『D君が女とできちゃうのはヤダ』と言っておきながらこれはないでしょう。
(ここで、『男ならいいの?』というつっこみはやめてね)
ところで、先日のセリフは気に入っていただけたのですね?どっかで使ってください。
これからもなにか考えてみます、D君に言わせてみたい名(迷)セリフ。
以前、ヒーチャ・モウソウスキーさまが『結末は二通りあるの』と言っていた気がするのですが、
私としては、ハッピーエンドがいいです。この希望は叶うかしら?

そうそう、A君ね、なんで少佐は知ってんのかな?A家の事情。調査してんのかな?
でも、A君が「CやFも・・・」と言ってくれたから良かったけど、あそこで
「DやEも・・・」と言われたら、私、心臓バクバクものですよぉ。
(あぁ、A君の話のくせに結局D君にいってしまう・・・)
Eは妻子持ちということがすでに発覚してるけど、「ええ?D君もなの!?」と泣いちゃうかも。
それとも少佐の部下は、GとZ以外は全員妻帯者なのかな?
うう、そんなのやだ。D君、独身でいて。(←青池先生にメール送って嘆願しなさい!)



CやFは家庭的でも、やはりEは違うらしい(笑) 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月07日(水)00時38分57秒

昨日は執筆活動(笑)にかかりっきりでレス返す暇なかったので、遅ればせながらレスなど。

>あ・やさん
>ところで、人気投票にD君の項を作ったら、何人くるのかな?
>今月は彼も出番がなかったし・・・、くすん。
原作ではほとんど出番がないからこそ、自由に妄想しやすいってのもあるかも(^^;)まだ
決まった色に染まってないから、私たちが自由な色に染められるという。でもまぁ、原作
でもそれなりに活躍してもらうのが一番ですが。その点、A君ておいしいよね。派手な活躍
はないものの原作ではしっかりレギュラー。でも私生活がほとんど描かれなくて謎だから、
そこは読者が自由に妄想できるし。う〜ん、なんて使い勝手のいい男だろう(爆)。だから
妄想が弾むんだな。

人気投票にD君の項目作ろうかな、とは私も思った事あります。でも、いったい何をコメント
すんのー?(爆)「料理人な所が好き」とか「元坊主の経歴がイカスわ」とか、原作とは
無関係な妄想ネタばっかりコメントしそうな気がして、怖い‥‥(爆)。

>あ〜、ヘンな妄想しちゃったよ。ごめんなさい。(謝れば済むと思ってます)
>この話しの続きは後日ということで。(←あるのか?)
言いましたね!続き、楽しみにしてますよー(^^)。リレー小説が完結した後も、後日談とか、
いろいろ番外編が作れそうで私は楽しみ。特にあ・やさんにはD君ストーリーを書いてほし
いわ。
でもその前に、本編(?)を終わらせなきゃあね‥‥くくく(泣)。



D君の後日談 投稿者:あ・や  投稿日:06月07日(水)14時55分59秒

>ヒーチャ・モウソウスキーさま
先日の話しの続きですか?あれは中途を抜粋したもので、始まりはD君が勤務終了後、
自宅へ戻る所から始まるんです。続きは本編が終わったら番外編としてお披露目させてください。
文才が無くても、D君を思う気持ちがあればなんだって作れるわ!
『私が勝手にアナスタシアの今後を決めつけたD君とアナスタシア編』と
『D家の食事会編(D君編、E君編)』等がございますが、いかがでしょうか?
なお、『Dとアナ編』は、結末をどうしようかと思案中です。
アナスタシアが、これからどうなるかわからないし・・・私の勝手な決めつけでは
『任務に失敗、しかもその理由が敵であるドイツ人にうつつをぬかしてしまったため、
さすがにパトロンである国防長官(だったよね?)も見放した』となってますが。
でも、やっぱり一緒になんかしないもんね、このふたりは。でないと、次の妄想ができない。

そうですよね、人気投票にD君の項目を作ったところで、コメントのしようがない。
「ロシア語わかりません」って言うのがいいわ、とか、
毎回、ジェイムズ君と絡んでしまうところが素敵、とか、(今回はまだないね)
それしかないですね。野望は野望のまま捨てておきましょう。

ところでA君はリレー小説の中で、『かつてのDからは想像もできない大甘のラブシーン』と
思っていますが、じゃあ君は『かつてのD』からどんなラブシーンを想像しているのだ?と
心の中でA君につっこんじゃいましたよ。
荒々しく腕を引っ張り「おれのものになれよ」とか、言うとでも思ったのかね?



ミーシャは「仔熊」 投稿者:ネコ  投稿日:06月07日(水)21時56分26秒

>ヒーチャさま
白クマ様が御出演〜嬉しいぃぃ!姫7月号も やっぱり…だったから、嬉しいな〜♪ありがと〜
>ミーシャはサングラスの奥の目を細めながら、大使館の椅子に腰かけた。
>少佐や部下の前では、決して見せない表情だ。
そうそう、ミーシャって、家族の前でもムスっとしているのに(姫1月号、
エロイカルームでは大微笑^^)白クマ様には ニコニコしてる。なんなの(笑)
姫1月号(だったかな?)娘のおねだりを、友人に頼んでしまう ミーシャに驚き、
姫3月号、それをちゃんと届けてあげる 白クマ様にも めちゃくちゃ驚きました。
2人の写真を机に飾ったりしてるけど、ああも 親しいとは思っていなかった…
で、ネコちゃんの妄想生活が 始まっちゃったんだなぁ(爆笑)
姫1月号、アンナちゃんが 久々に出ていたので欲しかったんだけど、この年齢で 姫を買うのが
恥ずかしくて(いつもコミックまで我慢していた)躊躇している間に 売り切れてしまい、
後悔したので、3月号は、迷わず購入!近頃、全然抵抗無くなりました。

>人気投票にD君の項〜「料理人な所が好き」とか「元坊主の経歴がイカスわ」とか、
「あのセリフが格好良い〜」「アナちゃんとの関係」とか 青池先生「???」でしょうね。
で、アンナちゃんの項に「A先生を いじめないから」とか(笑)
「人気投票・別館版」1位って少佐じゃないような…A君でもないかも(爆笑)



ホッ! 投稿者:bridum  投稿日:06月08日(木)01時51分40秒

こんにちは!(今日は心配ごとが解消?されて明るい)
そっかー。ひーちゃん、少佐の恋人は、デマだったんですよね?

よかった!(ミーシャと同じ気持ちか?)

でも、ちょっとD君、かっこいいじゃないですか?
なんか、女性の扱いに慣れているっていうか...
もしかしたら、ここが、D君サロンになってしまうかも...
(な わけないか)
Z君と遊んでいるだけの人じゃなかったんですね(くす)



アナスタシアの日本人版 投稿者:かずみ  投稿日:06月09日(金)23時36分50秒

きのう、「ショムニ」を見ていたらリレー小説のアナスタシアに
容貌も態度もよく似たキャラクターが出ていましたよ。
その女優さんの名前は知らないので書けません。ごめんなさい。
役どころは世界最大の商社の副社長。真っ黒なスーツに身を包み、
秘書、もしくはボディーガードと思しき長身のかっこいい男性を
二人従えて、実に女王様然としているの!
ひーちゃにも見てもらいたかったわーなんて思っていたら
な、な、何と朝帰りですか!
会社はひーちゃんが抜けたらさぞ困るでしょうね。
でも、よい転職ができるようにお祈りしています。



意外と(?)人気者だったD&Eを発見! 投稿者:ヒーチャ・モウソウスキー  投稿日:06月09日(金)23時37分28秒

>ネコさん
そうそう、ミーシャは「子熊」じゃなくて「仔熊」でしたね(^^;)。でもうちのMac、
「こぐま」と打つと「子熊」としか変換されへんねんよぅ(泣)
姫3月号でのミーシャと白クマのラブラブぶりは、確かに衝撃的でしたなー。なんか、
見てはいけないものを見てしまったような‥‥。この二人が主役の番外編、読みたいよねぇ。

>あ・や さん 
>先日の話しの続きですか?あれは中途を抜粋したもので、始まりはD君が勤務終了後、
>自宅へ戻る所から始まるんです。続きは本編が終わったら番外編としてお披露目させてください。
>文才が無くても、D君を思う気持ちがあればなんだって作れるわ!

その心意気!私だって毎回恥をしのんで、A君への愛を暴走させてるもの。受難という、
歪んだ愛の形だけどさ(爆)。
あ・やさんの愛の形はD君を苛める事じゃなくて、D君をカッコよく活躍させる事なん
だよね?番外編、楽しみに待ってるよーう♪『Dとアナ編』も『食事会編 』も、みんな
みんな読みたいでーす。

>ところでA君はリレー小説の中で、『かつてのDからは想像もできない大甘のラブシーン』と
>思っていますが、じゃあ君は『かつてのD』からどんなラブシーンを想像しているのだ?と
>心の中でA君につっこんじゃいましたよ。
>荒々しく腕を引っ張り「おれのものになれよ」とか、言うとでも思ったのかね?

きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!(夜中に叫ぶな、近所迷惑だっーの)
いかにも“野獣派”って感じでシビレルわー、そのセリフ。A君もきっとそう
思ってると思うよ。実はこのサイトの“裏ページ”では、密かに「偽りの恋人たち」の
裏ストーリーが展開されてるんだけど、その中でA君はD君に上記のセリフで口説かれて、
ヤバイ事になってます‥‥なーんて、嘘じゃ(爆)。そんなページあらへんわ。でも
裏ストーリー、書いてくれる人がいたら喜んで読むけど(笑)



あれはなえこ 投稿者:さんご  投稿日:06月10日(土)00時34分14秒

ああ、あれ…。確かに似てましたよね。かずみさん。
石井苗子、みつこらしいが、どーしても「なえこ」と読んでしまう(^^;)
TVタックルがあんまりにも印象に残ってて、何見ても「てぃー・びぃー・たっくる!」
と叫ぶ姿がオーバーラップ。



ルーキー君は.. 投稿者:bridum  投稿日:06月10日(土)01時35分33秒

あ・やさん、D君のお話楽しみにしています。
『強面の美丈夫』なD君の活躍って...
『強面なハンサム』少佐よりも、美しい顔って感じですが。
もう、ドキドキしてしまうような、大甘な場面の続出で...
あ、でも、猪川さんのお嬢さんが御覧になるので、
あんまり、凄すぎるといけませんか?(笑)



私の中のD君はね・・・ 投稿者:あ・や  投稿日:06月10日(土)10時33分37秒

>ひーちゃん、bridumさま
今回の私の妄想のD君は全然格好良くありません。
なぜ、アナが自分の処へ来たのか最後までわからず(だって単細胞なんだもん)、
まるでどこぞの上官のようなとーへんぼくであります。
彼は思いつきで行動しているので(単細胞でしょ?)、自分のやったことは忘れちゃうんですね。
すみません、D君の格好良い話は、また今度考えます。
ドロドロの(←格好良くないよ)恋愛物がよろしいでしょうか?『強面の美丈夫』だもんね。
相手がA君はちょっと・・・。
(これはこれで1本書けそうだが・・・、守備範囲外です、勉強しましょうか?←なにを?)



ぜひ勉強して下さい(爆)。それはともかく、もう既に本編終了後の番外編の構想が持ち上がってるのが
スゴイです。早く読みたい〜。あ、でもその前に本編終わらせるのが先か(爆)。
という訳でこの続きは、
第7部でどーぞ!

HOMEDWM/妄想