オリジナルロッド

釣りを重ねていくうちに、使っているタックルに不満を感じることは良く有ることです。
特にロッドは難しい。手の延長とも言うべき重要な道具でありながら、
店で手にとった感触と、実釣の感覚はまた異なるからです。
納得のいくまでロッドを試し、市販品から珠玉の1本を手にするのも良いでしょう。
しかしDIYの精神を発揮して、自分だけの1本を作るのもまた楽しいものです。
自分の思い通りのロッドを作れるまでは、試行錯誤の繰り返しですが、
釣りの世界が深まることうけあいです。
なにより自分の手掛けたロッドで釣ると、気分は最高ですよ。(^_^)/

 

オリジナルロッド1号(ベース Daiko TR-V S66/5)

 今までで一番ヒラマサを釣ったロッドですが、張りが強すぎてティップまでガチガチに固く、1日シャクリ続けることは正直いってキツイです。そこで、ロッドに少しのしなやかさと、竿尻にウエイトを入れてロッドバランスを取ることにしました。結果は以前よりシャクリやすくなりましたが、ロッド全体の重量も増えたので、疲労度は変りません。(*_*;)
2003年初めて5キロオーバーのヒラマサを、このロッドで仕留めました。

オリジナルロッド2号(ベース 天龍 グランドマーシャル GM632S-4)

 軽くてシャクリやすく、お気に入りでしたが、同時にヒラマサキャッチ率5割を切るバラシロッドでもありました。これは1日に1度あるかないかのチャンスに賭けるヒラマサジギングでは、致命的ですらあります。原因を色々考えたのですが、ガイド数とガイドの種類(片足ガイド)で、ロッドの動きがラインに上手く伝わっていないのではないかと考えました。そこで全てダブルフットガイドにして、ガイド数を増やしました。シャクッた感じは、以前よりしっかり感が出たみたいです。バラシロッドの汚名返上かどうかは、これからですね。

補足 : その後の釣行で、ロッドが硬すぎると感じたので、ガイド数を元に戻し、ガイド配置をリセッティングしました。04年春、今期初マサをこのロッドで獲りました。バラシロッドの汚名返上なったようです。(^_^)v

オリジナルロッド3号(ベース ABU ホーネット S601L)

 去年初めてタチウオジギングをやったとき、手持ちのロッドでは対応出来ないことに気が付きました。バスロッドのブランクが最適みたいですが、グリップは脇挟みできる長さがあったほうが、疲れず快適にシャクレます。専用のロッドも市販されていますが、タチウオジギングの釣行回数はたかがしれているので、自分で作ることにしました。バスロッド(スピニング)があったので、解体し、ガイドを全て付け替えました。グリップも一から製作です。さあ今年は活躍するのでしょうか?
軽い気持ちで作ったので、飾り巻きが雑です。(*_*;)


完全オリジナルロッド4号

 今年の始め盗難に遭い、上記オリジナルロッド1号.2号が無くなってしまいました。(T_T)そこで急遽穴を埋めるべく、ロッド製作に入りました。素材を探している時に丁度よさそうなブランクを見つけたので、完全に一から作りました。ブランクはグラスコンポジットの30lbクラスです。全長6.2feet、パワーチェックしてみると手持ちのロッドの中で一番柔らかいのですが、1ピース構造でグリップ全体までベンディングゾーンとなるので、相当な粘りがあります。さあ、このロッドはどんな活躍を見せてくれるのでしょう。ちなみに盗難から1カ月後、犯人は捕まり、ロッド達は無事戻ってきました。

補足1 : 実釣してみるとロッドがしなり過ぎてペナペナした操作性だったので、ロッドパワーを上げる為に、ガイド数を6ガイドから7ガイドにしてリセッティングしました。

補足2 : 04年春、ヒラマサ2号をこのロッドで獲りました。バットまで大きく曲がり、スリリングです。(笑)
      折れる気配は無いので、バラシにくいロッドではありますね。

オリジナルロッド5号(ベース スミス WGJ−XS64M)

 店頭でロッド選定している時に、このWGJはティップの柔らかさとバットの太さ、必要十分なスペックと、ブランクが私の好みでしたが、ただ一つの点が引っ掛かり、購入には至りませんでした。その欠点とは、ガイドセッティングです。トップガイド径が6しかなく、バットガイドとリールシートの距離が近すぎます。キャスティングを全く考慮していないとしか思えません。これも1号、2号が盗難にあった際に、購入手配しました。そして新品が届いて一度も釣行せず、ガイドをバラシてしまいました。
オリジナルはトップガイドを換え、ガイド数も変更してあります。実釣してみると、キャスティングでベリーが程よくしなり、ラインの抜けも良く、全く別物のロッドに生まれ変わりました。

完全オリジナルロッド6号

 ロッドを作り終わると、また次のロッドが作りたくなるのは、もう病気でしょうか(苦笑)。
何本かのロッドを作っていて、やはり市販品のモデファイではガイドセッティングを変えても細かい不満点が出てしまいます。今回はロッドパワーを外房の10kオーバーまで視野に入れ、ティップの調子を自分の好みにして、ブランク購入先にリクエストして何度かの相談の結果ブランクを決めました。グラスコンポジットの50lbクラスなので軽さは望むべくもありませんが、ロッドバランスのポイントをブランクの時点で設定し、竿先側が極力重くならないように気を配りました。
 実釣した感じでは、ロッドバランスがよくティップが程よくしなるので、重さの割りにシャクリが非常に楽です。しかも110〜180のマコジグを使ってもシャクリのリズムが破綻しないので、メインロッドとして活躍しそうです。その日はカンパチ2本を上げましたが、ベリーまで一気に入って、バット前で踏ん張るので、安心感があります。今のところベストロッドの素質十分ですね。