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左は、この患者様の胃カメラの写真です。見ているところは、胃の上の方です。胃と食道のつなぎ目からほんの少しの距離です。右半分に、なんとなく胃の粘膜襞が集まって見える局面があります。その様子がよくわかるように、青い色素をまいてあります。このヒダの集まりの中心だけでなく、周辺からも癌細胞が検出されました。直径はおよそ6センチを超える広範囲の癌です。しかし、超音波内視鏡検査では、癌は粘膜の下の層に限局しており、筋肉にまで達していませんでした。CTスキャンなどの検査でも、肝臓やリンパ節に癌が転移している様子はなく、腹腔鏡補助下胃全摘術の適応と判断しました。
腹腔鏡補助下胃全摘術は、専門家の間では、LATGと省略されます。Laparoscopicaly assisted total
gastrectomy の略語です。腹腔鏡下胃全摘術と呼ばれることもあります。 |