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SMIT2007でお世話になった皆様へ

 SMIT2007 会長 金平永二 

SMIT2007(第19回先端医療技術学会国際会議)が幕を閉じました。

準備期間、学会開催中を通じて私を助けてくださったすべての方々にお礼を申し上げたくて、この手紙を書いています。長い手紙で申し訳ありませんが、私の気持ちをお伝えしたいと存じます。 

SMIT2007には20か国を超える国と地域から350人以上の方々がご参加くださり、170の演題について熱心なディスカッションが繰り広げられました。開会式のとき私は「未来の医療に繋がるように、心を開いて本音でブレーンストーミングをしましょう」と呼びかけました。この言葉を皆様がずっと胸に抱いてご討議くださったのが何よりも嬉しかったです。普段は交わることのない技術者や研究者、メーカーの方々、医師、看護師、獣医師、医療工学技師などが職種を越えて、国境を越えてSMIT2007で知り合い、新たなネットワークが形成されましたことも喜びの極みと感じています。医療現場のスタッフがまだ知らない医工学の最先端技術を直接知ったときの驚きと、先端技術をどのように実践で生かすかを模索中の研究者が医療現場の実際を直接みたときの発見。私はこのフュージョンが先端医療を形成していくうえで不可欠なものと信じています。そしてSMIT2007はそのようなフュージョンの場を確実に提供できたものと自負しています。 

まだ若く大学教授でもない私が国際学会の会長とは、会員や参加者の皆様もさぞ心許なかったのではないかと拝察しております。このような私が無事SMIT2007を開催できましたのはひとえにご参加くださいました皆様全員のおかげです。ありがとうございました。

SMIT2007開催にあたっては多くの企業・財団の方々にお世話になりました。ご寄付などによる経済的な援助だけでなく、SMITの理念をご理解くださり、心のこもったサポートを下さいました。ありがとうございました。

金沢大学心肺総合外科・第2研究室のOB・現役の先生方、大村先生、疋島先生、服部先生、私のために心からの声援とともにご寄付を下さいましたこと、そのお気持ちに感無量です。先生方のためにも絶対に成功させなければならないと気持ちが引き締まりました。ありがとうございました。

Dライズの椛澤様はSMIT2007のポスターを制作してくださいました。卓越した技術とセンスの良さに感銘しています。制作の過程で私のわがままな注文をがまん強くお聞き下さり、その都度すぐにデザインに反映して下さいましたこと、忘れません。私の大好きな信貴山絵巻の童子の絵は、椛澤様のお力でさらに生き生きとポスターの中で躍動しています。海外の参加者でポスターが欲しいとおっしゃって持ち帰られた方も少なくありません。デザインはポスターのみならず、ウェブやプログラム、会場のフラッグとして広く使用され学会の雰囲気作りに大変貢献してくれました。ありがとうございました。

動画記録ではフェーズ・ワンの稲葉社長、福山社長をはじめ撮影クルーの方々にご活躍いただきました。特にチーフの中村様には食事の間もないくらいお仕事をしていただき恐縮しています。ありがとうございました。編集とウェブへのアップロード(SMIT2007Dr.Styleにて後日動画配信します)などこれからがまた大変な作業と存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

仙台オープン病院の村越様を初め、Gala DinnerにてYosakoiを披露していただいた36名の方々にも深く感謝いたします。躍動感あふれる迫力の踊りは招待客の皆様から絶賛されました。特に海外からの招待客はこれまでに見たことのないパフォーマンスだと喜んでおられました。3曲目に参加者も全員で踊ったときには私も感動で胸が熱くなりました。ありがとうございました。

山本先生、金田先生率いるTeam Manabuの先生方、Gala Dinnerでの歌と踊りをありがとうございました。歌のレベルの高さはもちろんですが、引き込まれるようなパフォーマンスと心温まる歌詞、笑いあり涙ありの熱演でした。招待客の皆様は先生方の歌があまりにも上手すぎるので全員外科医だとはとても信じがたいとおっしゃっていました。

私の学会準備期間中、私の勤務先である四谷メディカルキューブにて私を側面からサポートしてくださいました梅澤先生、黒崎先生、笠間先生、根岸先生、大城先生、ありがとうございました。先生方が診療をきっちり行って下さいましたことで安心して学会準備ができました。期間中も積極的にお手伝いいただき、心から感謝しています。

SMIT2007副会長、東北大学教授の黒川先生に心から感謝いたします。学会立案のときからJSES(日本内視鏡外科学会)と同時期に仙台で開催しようと計画を立て、さまざまなご指導を下さりながら未熟な私をここまで引っ張ってきて下さいました。黒川先生のおかげでSMIT2007TUBERO(東北大学先進医工学研究機構)、JSCAS(日本コンピュータ外科学会)との合同セッションを開催することができました。黒川先生と一緒に企画・運営していなければSMIT2007の成功はなかったものと存じております。何とお礼してよいのか言葉も見つからないくらいです。ありがとうございました。

最後ではありますが、1年以上前からずっと私を支えてくださった日本コンベンションサービス・SMIT2007チームのプロフェッショナルなお仕事に心から感謝します。SMITJSESの両方を見渡しご指導くださった池田様、演題申し込みご担当の蜷川様、参加登録ご担当の近野様、プログラム・パーティーご担当の深谷様、野村様、そして秘書としてしっかり私を支えてくださり、無理難題をいつも笑顔で解決してくださり、細部にわたり適格なご指導をくださった大野様に深く感謝します。

私には初めての経験でしたので準備期間中から人相が変わってしまうくらい四苦八苦の連続でした。友人から「おまえ10歳以上歳とって見えるぞ」と言われたくらいです。ホストとしてのポリシーは「誠実・友情・自然態」でした。背伸びせず、しかし参加される方々が有意義な時間を過ごされるよう工夫しながら準備をしてまいりました。旧友と再会できる喜び、新たな友人と知り合える期待で胸を膨らませての準備でした。開催中は、至らない点、気配りが行き届かなかった点もあったかとは存じますが、何卒会長の私の未熟さ故と、寛大なるご容赦をいただければ幸いです。

無事閉会式を終えたときには放心状態でしたが、国内外の多くの方々から連日多数のメールが寄せられ、これらを読ませていただいているうちに喜びが実感できるようになって参りました。皆様からの温かい言葉により今はすべてが報われた気持ちで一杯です。感謝、達成感、喜びの気持ちが強く、疲労を感じている間もないくらいです。

ほんの数日前、仙台で見た初雪がいまでは遠い昔のことのようにも思えます。皆様も、SMIT2007と初雪の思い出を胸にそれぞれの家に無事お戻りになったことと存じます。この学会がずっと皆様の心に残りますよう祈っております。そしてこの学会を通じて知り合えた人々がSMIT2007のことを語り継ぎながら、生涯に渡りよき友人となりますよう祈っております。

もうすぐ師走です。年末のあわただしい時期ですが、風邪など召されませんよう、ご自愛の上お過ごしください。

20071126

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