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■第1話「姿なき挑戦者」
日本各地で何の前触れもなく人間が白熱を発して忽然と消失する怪事件が相継いだ。対侵略宇宙人として組織された地球防衛軍は一連の怪事件を侵略宇宙人と判断、防衛軍のエース「ウルトラ警備隊」の出動を命じた。軍パトロール隊員の失踪の調査にポインターで向かったソガとフルハシの前に、謎の風来坊が現れ先に進むのは危険だと行く手を阻む。制止を聞かなかった神奈川県警のパトカーは消滅。「モロボシ・ダン」と名乗る青年は今回の事件について妙に明るい。その頃、基地の通信モニターに奇妙な生物が映し出された。彼等クール星人は宇宙船に拉致した人質を盾に全面降伏を要求する。防衛軍の拒否に対し、星人は京浜工業地帯を壊滅させる。見えない敵に何の手だても見つからない防衛軍、ダンの進言によって特殊噴霧装置を開発、見えない宇宙船の着色に成功する。宇宙船への撃墜に同行したダンはカプセル怪獣ウインダムを交戦させるが、適わず自らウルトラセブンとなり星人を退治、拉致されていた人々も救出、風来坊モロボシ・ダンは今回の功績により、ウルトラ警備隊の一員として抜擢されるのであった。
■名前?そう、モロボシ・ダンとでもしておきましょう
「地球は狙われている。今宇宙に漂う幾千の星から恐ろしい侵略の魔の手が…」と云う浦野光氏の冒頭ナレーションに続き、警察官の目の前で検問中の運転手が、突然発光とともに消失と云うミステリアスな展開…コレが空想特撮映像の最高峰と謳われた「ウルトラセブン」の記念すべき第1回目の放送。宇宙のあらゆる侵略から地球を守るため組織された地球防衛軍、怪事件を侵略宇宙人の仕業と断定した防衛軍参謀達より指令を受け「エッ宇宙人!?」と驚くキリヤマ隊長(38歳・隊歴16年・東京都出身)。対侵略宇宙人組織を束ねるリーダー、また3年前にクラタと組んでザンパ星人を絶滅させた兵とは思えぬリアクション、おまけに謎の消失事件は今朝のニュースで知ったと云うキリヤマ(既に最初の事件から1週間も経過…そんなんでエエのか) そしてココから場面は地球防衛軍ご案内〜♪◆ソガ隊員/年齢25歳・隊歴3年・九州出身◆フルハシ隊員/年齢29歳・隊歴7年・北海道出身・地球防衛軍きっての怪力の持ち主◆アマギ隊員/年齢24歳・隊歴2年・名古屋出身・名プランナー◆アンヌ隊員/年齢…隊歴2年・東京都出身・ウルトラ警備隊の紅一点、いや、こりゃ失礼。またヤマオカ長官をはじめマナベ・タケナカ・ヤナガワ・ボガードの参謀の5人の顔が揃うのは最初で最後。平田昭彦氏演じるヤナガワ参謀はファンサービスでの一回きりのゲスト参加だったのかな?同じく今回きりのボガード参謀…長官が指令を下してる横から「キリヤマ、アナダハソォ〜思イマセンカ?コノ事(チィ)件ハ、現在ノ我々ノ科学デハ、ソウゾ(想像)モツカナイ魔術ガ使ワレテイル。コレガ宇宙人(ウチュチン)デナケレバ出来ナイ。」と特に言わんでもええ台詞をカタコトで…会議の短縮化のために左遷された可能性あり。
調査に向かったポインターの前に立ちはだかる黄色いジャンパーの青年…フルハシは「コラァ!退いた!退いた!」「早く退かんか、コイツ!」と怒鳴りつけ、動じない青年に向って煙幕で威嚇。市民の平和を守るエリートが、こんなに横暴でエエのか?スーパーマシン「ポインター」の搭載機能初披露が煙幕とは…。風来坊の「危ないっ!行っちゃイカン!」の制止を聞かず先へ進んだ神奈川県警パトカーは空からの光線を受け消滅、驚くソガ、フルハシ。風来坊は初対面のソガ、フルハシの名前も既知、見えない敵の数年前からの情報に妙にも詳しい。「キミは一体何だ?」「名前は?」に「そう、モロボシ・ダンとでもしておきましょう」と怪しい風来坊…普通ならここで身柄拘束、即取り調べやろう。ところが3人にめがけ見えない敵からの攻撃がっ!隠れている巨大な岩をはずみで動かしてしまうフルハシ!?さすが防衛軍きっての怪力の持ち主。ソガ、フルハシが負傷し、ダンの運転で基地へと…車内から本部へ報告するソガ。ビデオシーバーに向って話しているのに本部モニターには何故かポインターの外からの絵が…?!ドコにカメラが? 秘密基地に素性も判らん風来坊を入れてしまって大丈夫なのかな? 作戦室のモニターにその姿現わしたクール星人…「我々カラ見レバ地球人ナンテ昆虫ノヨウナモンダ」とダニをモデルにした宇宙人に言われているのだから世話がない…。全面降伏の要求を防衛軍は拒否、星人は京浜工業地帯に集中砲火を開始する。さすがに放映第1話とあってTBのOPにも負けない力入った特撮を披露。姿なき敵への反撃方法に悩む防衛軍幹部達…「スゥガタ見エナイ、手モ足モ出ナイナ…」と解読困難なボガード、クール星人の方が日本語達者やがな。誰にも疑われず基地内を放し飼いとなっているダンの進言により、特殊噴霧装置を開発…何故かダンは科学班やそのキャパにも詳しい。噴霧装置を装備し出動するホーク1号、臨時隊員としてダンも同行(服装はそのまゝ)、見えない宇宙船の着色に成功する。ホーク1号はαβγの3機に分離して攻撃を開始…敵の宇宙船には拉致された人々がいるかも知れないのに…。ものの1分も経たぬ内に3機は合体…3機に分離するコトを見せたかっただけなんだろうな。宇宙船から撃墜され不時着するホーク1号、気を失っている隊員達にシートベルトはない(危)一人意識を取り戻したダンはカプセル怪獣ウインダムを交戦させるが、適わず自らウルトラセブンとなる。 この際、ダンは「デュアッ!」とジャンプ、何処からかウルトラ・アイが飛んできて顔面に装着。以後この変身法は観られるコトはなかった。等身大セブンは宇宙船に乗り込み、アイスラッガーで星人の頭部(ドコまで?)を切断する。宇宙船内にいた星人は一人…小型宇宙船は遠隔操作のようだ。捕らえられた人々を宇宙船から解放し、宇宙船運搬のために巨大化するセブン。解放された一人がセブンを指差し「アレは何ですか?何ですかアレは?」と駆けつけたキリヤマに尋ねるが、無論答えようもない。宇宙船はセブンの手によって宇宙空間で処分され、事件は解決…作戦室では今回一番手柄の風来坊の行方を気にする隊員達…謎の赤い巨人の話題は誰ひとり触れないのは何故?その時、ヤマオカ長官登場「ココだよ諸君!紹介しようモロボシ・ダン隊員だ。今日からウルトラ警備隊員として早速の勤務についてもらう。」と今回の功績だけで正隊員として迎えられるダン…。地球防衛軍の中でもエリートしか抜擢されないと云うウルトラ警備隊に素性も判らない一介の風来坊を起用してしまう長官…。防衛軍内で問題にならなかったのか?それとも長官だけはダンがセブンと知っていたのかも…。
事件発生、メンバー・設備紹介、ダンの登場、特撮シーン、ホーク1号分離、カプセル怪獣の登場、セブンの活躍等々とにかく詰込み倒した第1話。フイルムの尺の関係で「ウルトラセブン」の命名シーンが納まらなかったそうな。ちなみにシナリオ上でのみ6人からなる「ウルトラ警備隊幻の7人目の隊員」の意で「ウルトラセブン」とキリヤマ隊長に名付けられている描写が存在すると云う。本編では第2話劇中に於いて「ウルトラセブンがんばって〜」のアンヌの台詞が初登場となる。よい子達はそんなコト気にとめなかったのでしょう、当時はビデオもなかったしね。
気ぐるみモノ以外に、クール星人のように操りモノ(ヴィラ星・ポール星・ナース等)が登場していたのもセブンの特色のひとつ。ヒト型以外の宇宙人の描写にSFの深みを子供心ながらに感じ、セブンにハマッていくMJ-12少年なのでした。当時の少年誌にクール星人が黒いシャポーを被り旬のピンキーとキラーズと並んでいるイラストがあったんだけど、内山田洋とクールファイブに入れるべきだったのではないかと子供心に思っていたっけ。
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■第2話「緑の恐怖」
宇宙ステーションV3から1週間程の休暇のため、防衛軍のイシグロ隊員は半年ぶりに地球に帰還した。イシグロをポインターで自宅へ送った際、イシグロが帰還する前夜に屋敷の庭先へ飛来した金属の塊をダンは目にする。それは地球には存在しないはずのワイアール星の金属チルソナイト808であった。時同じくしてイシグロの元へ届いた小包の中から庭先のチルソナイトのレプリカのようなモノが出てきた。そのレプリカと庭先のチルソナイトが共鳴するとイシグロは突如緑色の怪物「生物X」に姿を変えた。夜毎イシグロは「生物X」と化し住宅街で人々を襲い始めた。怪物に同化液を浴びせられた人間達は「生物X」と変わり、それらもまた「生物X」を増やしていく…。事件の真相が掴めぬまゝ、市民の安全を考慮し「夜間外出禁止令」が出され、獲物を失ったイシグロは次なるハンティングエリアを求め、妻ミツコと共に箱根の別荘へと向う。一方、イシグロ家の家政婦シズから通報を受けたダンはイシグロの書斎から例のレプリカ版チルソナイト808を発見、金槌で砕いてみると、その中には小型電子頭脳が埋め込まれてあった。時同じくしてイシグロ邸から本部に運び込まれていたチルソナイト808の表面が崩れ落ち、小型電子頭脳とイシグロ本人が中から発見された。電子頭脳を破壊され制御が効かなくなった「偽イシグロ」は箱根行きのロマンスカーの中で正体を現わし巨大化。セブンのアイスラッガーで引き裂かれ、エメリウム光線によって焼失した。
■オソンをいっぱい吸ってバカンスを楽しむゾ!
この話でまず疑問に思ったのが、このイシグロ隊員の防衛軍での階級であった。宇宙ステーションV3より休暇で地球に戻ってきた一隊員の彼はキリヤマ隊長とタメ口…。その後「ダン君」はイシグロ邸までポインターでご夫妻を送った後、エンコした夫人の車をも修理し世田谷のイシグロ邸まで運び、あまつさえ真夜中にアンヌと徒歩で(?)基地まで戻ろうとしている。お屋敷はご立派で、住込みの家政婦まで雇い、箱根に別荘まで持つイシグロ隊員とは何者ぞ?ご存じの方はMJ-12までご連絡を。地球へ帰還したイシグロを迎えに車に乗ろうとするミツコ奥様は「シズさ〜ん、ちょっと来て頂戴っ!」と家の中の家政婦を呼ぶ。掃除機をかけながら屋敷の外の奥様の声を聞き分ける犬のような聴覚を持つシズさん。奥様は「困るワ、あんなモノ庭に置いたりしちゃ」と夕べ庭先に飛来した鉛の塊のような物体を指差す…わざわざシズさんが置く理由も腕力もねえだろが、奥様よ。ミツコを送りだし謎の物体を覗き込むシズさんの肩を叩き「小包です」とぶっきらぼうに包みを渡して赤カブで立ち去る郵便配達人…実に怪しい…犬のような聴覚を持つシズさんが赤カブのエンジン音を聞き漏らすハズがないのだ。小包には送り主が記載されていない…怪しいポストマンは受取印すらもらってない…。極東基地から二人を自宅まで送り届けたダンは屋敷の庭先に金属製のオブジェのようなモノを見つけ、透視しようとする…青光りするダンの目がまた怖い!ワイアール星から産出されるチルソナイト808であるコトを見抜く…チルソナイト?ガラダマか?イシグロが例の小包から小型チルソナイトを取り出すと、庭のチルソナイトが怪しく発光…苦しみ出すイシグロは「生物X」へと姿を変えた。ツタ状になって屋敷の二階から抜け出る生物Xは、片手に寿司折りで千鳥足と絵に描いたようなヨッパライ(大村千吉氏)を襲った。泥酔オヤヂの雄叫びに駆けつけたダンとアンヌはオヤヂをメディカルセンターへ収容するためにポインターの配車を基地に要請…何時間掛かるんやろ。同化液を浴びせられた被害者はイシグロ同様に生物Xへと姿を変えた。その後も生物Xは人々を襲い続け、襲われた人間も怪物化しまた人を襲う…「ネズミ産式(死語?)で、増えていくワケですね?」とキリヤマ隊長。ダンによってイシグロ邸のチルソナイト808は極東基地に収容され、市民には夜間外出禁止が出された。獲物を失ったワイアール星人はミツコを狙う…しかしミツコとシズに騒がれ「アナタァ〜」「旦那様〜」の声に一旦イシグロの姿に戻りその場を取り繕う星人(超早変わり)。警察に通報しようとするシズを制し「地球防衛軍の隊員の家が襲われたら物笑いになるだけだ、イカン!」と云うイシグロは「東京は物騒だ、明日の朝二人で箱根の別荘へ行こう」と次なるターゲット地を目指す。電動カッターでキズも付かないチルソナイトに閉口している警備隊…と、そこへシズからの電話でイシグロ邸に駆けつけるダンとアンヌ。「机の引出しの中から、ヘンな音が聞こえてくるんです」ダンは机の扉を引きちぎり異音を発していた小型チルソナイトを取り出した。「ワレるかもしれない」と根拠も慎重さも無いダンはトンカチで叩き割り「発信機付き電子頭脳」を見つける…電動カッターでキズも付かない材質なのに…。小型チルソナイトの破壊と同時に基地に保管されていた大型版もヒビが入り、硬い表面が崩れ落ち、小型電子頭脳ともう一人のイシグロが出てきたコトをアマギから連絡を受けるダン…この時のビデオシーバー呼出し音が今では懐かしい黒電話の呼鈴…どうやら着信音が選べるようだ。アマギの話に「嘘ですよっ、旦那様は奥様と箱根行きの電車です」とシズさん。チルソナイトが壊されロマンスカーの中でニセイシグロは生物Xの姿へと戻っていく…ミカンを剥くのに必死なのかミツコは夫の異変になかなか気付かない。ミツコの「ギャアァァ」を皮切に車内はパニックに…トンネル内で急停車した電車から逃げ惑う人々…何故か第一発見者のミツコだけが車中に残されている(誰か助けてやれよ) 世田谷からポインターで駆けつけたダンとアンヌ…間一髪でミツコを救い出すダン(気絶しているはずのミツコはダンの肩に腕をまわすゾ) 巨大化するワイアール、トンネル内に残された爺さまを物陰に移しセブンへと変身、巨大化…絶対アノ爺さまは土砂の下敷きになってるな。アンヌの「ウルトラセブン頑張ってェ〜!」コレがシリーズ中、初の固有名詞「ウルトラセブン」の登場。アイスラッガーでまっぷたつに裂きエメリウム光線発射!山火事になってるにも関わらず空を仰いでセブンは「デュワッ」と飛び立つ。セブンとスレ違いながらのホーク1号の到着…あまりにも遅過ぎるんとちゃうん?ホークに搭乗していた本物のイシグロはようやくミツコと対面…この際ポインターのリアウインドに怪しい人物が…霊現象?
事件は無事解決しイシグロ隊員は残された2・3日のバカンスをエンジョイするのであった…ワイアールに拿捕された経緯報告は後まわしのようだ。「ギャアァァ」と叫んでいた奥様ミツコ役の中真千子さんは東宝の人気映画「若大将」でスキヤキ屋「田ノ久」の娘、加山雄三氏の妹役「田沼照子」でご存知の方もおられるかと。余談ついでに「エレキの若大将」では若大将のバンドのドラマーはイデ隊員こと二瓶正也さんが。他にも凄いメンバーがゴロゴロ出演されているので一度ご覧になられてはいかが?ワイアール星人の体のあちらこちらに鏡を埋め込んであるが、これはからまるツタの間が空洞であるように見せるための工夫らしい。ネーミングのワイアールの由来は葉緑素YouRyokusoの頭文字のからとのコト。イシグロ邸の不審投棄物の撤去依頼を放ったらかしの警察…防衛軍隊員の屋敷でも特別扱いはされないようだ。この回のセブンの声が微妙に他と違うように聴こえるのは私だけ?
●ラストで「被害者のすべては人間に復活し…」と報告されるが詰め掛けた患者がみんなワイアール星人の病院。見てみたいような
ないような...。そして本物の石黒とミツコ夫人の再会で、石黒『さぁ、久々の地球だ。オゾンをいっぱい吸ってバカンスを楽しむぞ!』とおっしゃる。オゾンまともに吸ったら肺がおかしくなっちゃうよぉ、と感じつつこの台詞を聞いて、やっぱこいつは宇宙人なんじゃないだろうかと黒い疑惑を感じつつ…(でっどさーもんさん)
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■第3話「湖のひみつ(美しき侵略者)」
木曽谷の吾妻湖付近に落下した謎の物体の調査へと赴いたフルハシとダン。湖畔で道を尋ねていた釣人の竿に手応えが…釣られたウミウシのような生物を、謎のビキニ少女は放つと駆け去っていった。落下情報を元に辿り着いた川辺で宇宙船と思しき物体を発見するフルハシとダン。宇宙船内を調査していた二人は催眠ガスを浴びせられ、ダンはウルトラ・アイを盗まれてしまう。一緒に催眠ガスで倒れていた少女をフルハシに託し、単独捜査を始めるダン。フルハシが基地に保護したはずの少女がダンの目の前に現れる。宇宙船へと駆け込んだ少女はエレキングを湖から登場させる。アイを失い変身不能なダンはカプセル怪獣ミクラスでこれに応戦、駆けつけたホーク1号もエレキングを攻撃するが惜しくも敗退。メディカルセンターから抜け出したもう一人の少女は無人の作戦室を破壊し、ホーク2号を奪って逃亡。一方、エレキングの操縦?に一心不乱な少女からウルトラ・アイを奪回しデュアッ!エレキングは頭部の2つのアンテナをエメリウム光線で破壊され、放心状態のところをアイスラッガーで長い尻尾と首を切断されて爆死。エレキングの敗北に宇宙船でズラかる二人の少女達。更に強い怪獣を育てて再度「美しい地球」を我がものにせんと誓い合い、本来のピット星人の姿へと戻る二人組だったが、追ってきたセブンによって宇宙船ごと粉砕される。
■地球人の男性は、カワイイ娘に弱いってコトが分ったんだもの…
巨大な物体落下の子供からの通報に木曽谷へと偵察用小型ジェット機ホーク3号で向かうダンとフルハシ。滝にカムフラージュされた発射台から飛び出すホーク3号のシーンはこのテイクが好きだな、そう云えば帰還するシーンって1号も3号もないよな…。吾妻湖で釣り糸を垂らしているオッサンはフクシン君の上司?偶然ダンらが道を尋ねたところで何やら釣り針に掛かる…ビキニのネエちゃん?!
素手で釣糸を切ると岩陰に平泳ぎで逃げていくネエちゃん…Z型の角を付けたウミウシのような生物に「危ないところだったワ、アナタにはまだ大事な役目があるのヨ、さ、早くお逃げ。注意しなきゃダメヨ!」と話し掛け湖に再び放つと森の中へと姿を消した(10月中旬放映だと云うのにビキニ姿が寒いゾ)。駆け足で一山超えるフルハシとダンは川辺で宇宙船を発見、中へ入ってみる。この宇宙船は実際に中まで作られたモノで、大気圏突入時の焦げ跡までつけたこだわりよう…さすが制作第1話とあって気合い入ってるゾ。船内を調査すると先程の少女が…「待てよ…女の子の足でアノ険しい山道をどうして我々より先に来ることが出来たんだ?それも呼吸ひとつ乱れてない…靴もきれいだ…ヘンだ!」と少女を怪しむダン。突如、船内の3人を催眠ガスが包む…意識が薄れゆく中でダンはエイリアンらしき姿を見る、そしてそれはダンからウルトラ・アイを奪っていった。やがて意識を取り戻すダン…胸をまさぐり「アッ!しまった、ウルトラ・アイが盗まれたっ!」と叫ぶ…フルハシに聞かれてたらどうすんだ?少女をフルハシに託し単独捜査を始めるダンは本部に連絡なし…作戦室ではアマギの「もしかすると宇宙人に…」に「そう簡単にヤラれるようなシロモノではないよ、モロボシ・ダンは…」と隊長、シロモノって…。宇宙船を張り込むダンは基地に保護されているはずの例の少女を見かけ、追うが消えてしまう。
ビデオシーバーでアンヌを呼ぶダン(コレクト機能もあるようだ)
アップにしていた髪を下ろすアンヌがスクリーンに映し出される…プライバシーもヘチマもないな。「本部に連絡もしないで単独行動をとったりして、隊長がプリプリよっ!」とアンヌ。作戦室ではさっき隊長は「彼に期待しよう」と皆に云ってたんだけどナ…プリプリの隊長の絵も観たかったかも。フルハシが基地に保護した少女はメディカルセンターで寝ていると云う…一方ダンから逃れた方の少女は宇宙船の中へ入ると、制御装置をいじくりながら「エレキング!エレキング!」と呼ぶ。吾妻湖から現れいでる怪獣エレキングは湖畔のダンに三日月型の光線で攻撃してくる。変身不能のダンはカプセル怪獣ミクラスで応戦。
エレキングの影響でビデオシーバーの交信は出来ない…例の釣り人の電話通報でホーク1号出動。ミクラスはエレキングを投げ飛ばすなど善戦していたが、長い尾に巻かれ電撃攻撃を食らって敗退。ホーク1号の攻撃が始まるがエレキングの三日月型光線に被弾、敢え無く不時着。一方、メディカルセンターでは例の少女がアンヌを襲い部屋を抜け出し作戦室へと向かう、ペンダントからの光線で警備の隊員を倒し作戦室に潜入、コントロールパネルのツマミをいじり倒してショートさせ破壊する…いじくったぐらいでショートする機器類っちゅうのも何とかせんと…。ホーク2号を盗んで木曽谷へと向かう…初めて乗るロケットの操縦を難なくこなす少女。不時着してホーク1号からゴムボートで川を下りながらエレキングに攻撃する警備隊…黄色いゴムボートには「P.D.F.U.G」と書かれてある…時々見かける文字列だが「T.D.F.U.G(Terrestrial
Defence Force Ultra Guard)」のNG版らしい。宇宙船内でエレキングの操作に白熱している少女を後ろから羽交い締めにするダン…ドコからか転がり落ちるウルトラ・アイ。少女を吹っ飛ばしてまでアイを取り戻したダンはセブンに変身。エレキングの長い尾に苦戦するセブンはミクラス同様に尾を体に巻付けられ電撃攻撃…しかしセブンには通用しない。セブンはエメリウム光線でレーダー角を破壊、身動きが止まったところをアイスラッガーで尾、胴体、首を切断…血が湧き出たと思いきや大爆発…どんな生き物なんだ?エレキングの敗北に逃げ出す宇宙船での少女達の会話…
少女A「作戦の失敗ね…ウルトラ・アイを盗み損なうなんて」(ウルトラ・アイと云う名前まで知ってる少女、盗み自体は成功してるじゃん)
少女B「地球を甘く見すぎていたわネ」
少女A「でも諦めたワケではないわ。もっと強い怪物を育てて、今度こそ地球上の人間を皆殺しにするのよ」
少女B「素敵だワ、そうなったらアノ美しい星は私達のモノになるのね」
少女A「きっと成功するワ、地球人の男性は可愛い娘に弱いってコトが分ったんだもの、うふふふ…」
ん?「可愛い娘」…この時点でワイドショットをお見舞いしてやりたくなった貴兄も多いはず…キャスティング的に無理があるんとちゃうん!(-"-;)
双子の少女役者のため彼女達しかいなかったのだと思っていたのだが、どうやら合成で二人にしたのようですな…だったらもう一寸「可愛い娘」に…(-"-;)
二人は本来のピット星人の姿に戻る…着ぐるみを2体作ったコトを誇示するために色を塗り分けたと云う。この回よりダンはウルトラ・アイをしばしば盗られるコトとなり、その大半は女性に…。ウルトラ・アイが何するモノで、しかも収納場所
(胸ポケット)も宇宙中でバレているようだ…かくして女性に弱いダン伝説が始まるのであった。セブンの中で超メジャー怪獣エレキング…湖から登場した時にはダルメシアンチックに純白に黒、それが後半に向かう毎に黄色くなっていく宇宙怪獣。オープン撮影時に純白ボディでは具合が悪いっちゅうコトで急遽現場にて下地をイエローに変えられたと云う説、湖の着色に使われていた染料が染み込んだと云う説などがあるが、宇宙怪獣なので地球の大気で変化したのだと云うコトにしておきたい。数時間前までは20cm大のウミウシ状だったんだから何でもありなのかも…。ちなみにアトラクション用の着ぐるみは汚れが目立たないように初めっから真っ黄色(ウルトラファイトでもお馴染み)。
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■第4話「マックス号応答せよ(豪華船蒸発)」
アマギとソガは、原子力タンカーと海上保安庁の調査船の失踪した海域を調査すべく地球防衛軍の最新鋭原子力船マックス号に乗り込んだ。アマギらを無事送ったダンは本部への道中で故障車を装った美女にウルトラ・アイを奪われる。タケナカ参謀指揮の元、海域を調査していたマックス号は突如赤い霧に捕縛され、宇宙空間へと舞い上げられてしまった。捜査に赴いたフルハシは宇宙空間でマックス号を発見するが、地球征服を目論むゴドラ星人によりマックス号内に監禁される。星人は防衛軍の注意を海域に向けさせておいて、基地の破壊を企んでいた。フルハシに化けた星人が防衛軍基地に潜入し、第二動力室に爆弾を設置する。フルハシの怪行動に猜疑心を抱き尾行していたダンは透明状のカプセル(ゴドラカプセル)に閉じ込められてしまう。ゴドラ星人の企てを報告しにマックス号装備の観測ロケットで帰還するアマギ。星人の仕掛けた爆弾は間一髪のところで解除に成功。ダンもどうにか脱出しウルトラ・アイも無事奪回、セブンに変身。巨大化したゴドラ星人はセブンと対峙するが、エメリウム光線を受け敗れる。セブンはマックス号に拿捕された仲間達の救出に宇宙へと向う。
■いやぁ〜、通信機のヒューズが飛んじゃってねぇ…ゴメンゴメン
ソガとアマギはマナベ参謀より「両隊員はこの命令書に従って某地点まで行き、そこである男に会い、彼の指揮下に入れ。重大な任務だ。誰にも気づかれないように基地を出るんだ。」と
極秘任務を受ける。スパイチックなエピソードがあるのもセブンの特色のひとつ…誰にも気づかれないように…と目立つポインターで移動したらあかんやん。しかもソガとアマギに下った極秘指令にちゃっかりダンが付いてきて(送迎要員?)
沖合に停泊している船を見て「マックス号だ、アレに乗るんですね」と全然極秘情報になってないし…。「カッコイイなあ〜、ボクも1度は乗ってみたかったんですよ」と云うダンに、すかさず「ダン!遊覧船じゃないぞ!」と一喝するアマギ。二人を見送ったダンは基地への道中、ボンネットを開けたヨタハチの横で手を上げる白いワンピースに赤いスパッツのおネエさんを見かけポインターを降りる。「故障ですか?見てあげましょう」と美人に大サービスのM78星雲人。「ドコも悪くないですよ」とエンジンルームから顔を上げた途端にコントのような巨大なスパナで殴られるダン(この時左のこめかみ辺りを抑えてる)
意識朦朧としているダンからウルトラ・アイを嬉しそうに盗み取る赤スパッツねぇちゃん…左の肩辺りを抑えて意識を失うダン(ドコを殴られたんだ?)。一方、マックス号でソガとアマギを待っていたのはタケナカ参謀であった。1月前に消息を絶った原子力タンカー2隻に継いで、その原因調査に出動した海上保安庁調査船までもが1週間前に消失…ドコゾの陰謀団の仕業ではないかと調査を極秘に進めるコトが今回の司令であった。メディカルセンターでアンヌの手当てを受けるダン…右のデコに大きなバンソウコウが…一体ドコを殴られたんだ?メットも被っていたのに…ナゾじゃ。アンヌは「お守りよっ」とペンダントを差し出し、ダンの首にぶら下げるが…前回に続きウルトラ・アイを奪われ凹むダンは「アンヌのお守り」に気づかない…あまりの朴念仁ぶりに「ダン!」と語気を強くするアンヌ。場面は海上のマックス号、失踪ポイントでエンジンストップする最新鋭原子力船マックス号…止まったエンジンはどう見てもディーゼルやん!
と、突然空に舞い上がるマックス号は上空からの赤い霧に包まれ遥か上空へと上昇していく。マックス号との交信が途絶えキリヤマとダンはホーク1号で海域の捜査、フルハシは念のためと大気圏外へホーク2号で向かった。宇宙空間でマックス号を発見したフルハシだったが本部との交信不能のため単身潜入を試みる。船室で気を失っているタケナカ参謀、ソガ、アマギの3人を起こし宇宙空間に運ばれたコトを教える。タケナカ参謀の「現在…そんなコトが出来るのは…」の台詞に続けるかの如く不敵に笑いながら現れたエイリアンは「それは我々ゴドラ星人だ」と自己紹介。防衛軍の注意力が船の消失した海域に集中している隙に地球を征服するなどとベラベラ喋るゴドラ星人。また3名以外の乗組員達は抵抗したため宇宙へ放り出したと云う星人。作戦室では交信の途絶えたフルハシを案じる…そこへ帰還するホーク2号。「いやぁ〜通信機のヒューズが飛んじゃってネェ…ゴメンゴメン」と何事もなかったようなフルハシ、ヒューズて…。隊長の「で、宇宙の方はどうだった?」に「マックス号はドコにも見当たりませんねえ。こ〜なったら地球防衛軍の総力を挙げて太平洋の海底捜査を行うべきですね。こ〜なった以上はですよぉ、各方面の協力を得て徹底的に海の底を…」
と人指し指を立て、矢継ぎ早に熱弁するフルハシ。この光景にダンは「六感」でフルハシを疑い始める。地下18階の動力室へと向かうフルハシの左手には何やら謎の装置が…フルハシは原子炉に装置を取付けた。尾行していたダンの「キサマは誰だっ!正体を表わせっ!」に高笑いするフルハシはゴドラ星人の姿へと変わった。「さすがはモロボシ・ダン、いやウルトラセブンだ。イイところに来た、飛んで火に入る夏の虫とはこのコトだ」と時代劇チックな台詞を吐く星人は「この原子炉が爆発と同時に、君は永久にこの地球から消えるのだっ!」と続けた。ダンは抵抗も空しくカプセルに閉じ込められてしまう…そして今度はダンに化ける星人「ハッハッハッハッ、原子炉が爆発するまで大人しく寝ているんだウルトラセブン。ハッハッハあと15分でキミの体は木っ端微塵さ、ハッハッハ」とこれまた時代劇チックな言い回しをするゴドラダン。時同じくして宇宙空間を漂うマックス号船内でセブンの拘束と第二動力室への時限爆弾設置の報告をするお喋りゴドラ…残り15分では手も足も出ないけど、本当ならね。マックス号に搭載されている1人乗用観測用ロケットにアマギを乗せて地球帰還作戦を試みる4人…星人の妨害を受けながらも何とか成功…帰還したアマギがメディカルセンターのベッドの上で横たわっている…宇宙空間から帰還したと云うのにまだ15分も経っていないのか?アマギはウルトラマン時代に修得したテレポーテーションの技を使ったのかな?動力室でカプセルに閉じ込められたダンは放射線防御服と云うより養蜂場の従業員のような出で立ちの人物に助けを求める…しかしその人物とはあのウルトラ・アイを奪ったあの赤スパッツねぇちゃんだった。彼女は床に落ちている「アンヌのお守り」に興味を持ったのか拾い上げる、ダンはウルトラガンでそのペンダントを狙った…反射した光線でカプセルは消失するが動じない赤スパッツねえちゃんは「もうすべては終わりよ、後3分でこの基地は爆破されるわ。」…まだ3分も残っていたのか?ダンの「何故だ!何故逃げようとしないのだ!」の問いかけに「それは元より覚悟の上、地球防衛軍と共に滅びるコト、それがアタシに与えられた使命なのさっ!」と高笑い…どうも時代劇調なゴドラ一族。ダンとの揉み合いの際にウルトラ・アイを落っことす星人。すかさず拾い変身するダン…その間、星人は覚悟を決めたのか無抵抗…。メディカルセンターで目を開けるアマギが「大変だぁ!時限爆弾が爆発する〜!」と絶叫。アマギの報告に第二動力室に現れるキリヤマにセブンが「隊長、時限爆弾を早くっ!」と呼び掛ける…思いっきりダンの声だし…。隊長は険しい面もちで「くっ!」と何やら引っこ抜いて爆弾処理完了…隊長の背後から襲いかかる星人をエメリウム光線で倒す…その時「ダンやめてェ〜!ダン放して!」と駐車場でのアンヌの叫び声を耳にするセブン。駐車場に向い「待てっ!」と立ちはだかるセブン(上司ではないゾ)
「ウルトラセブン!」と嬉しそうなアンヌ。「アンヌ、それはダンじゃない!ゴドラ星人だ!」とセブンはダンの声で云うと、スルリとゴドラダンの腕から逃げ出すアンヌ。ウルトラ・ガンを抜くゴドラダンの額にアイスラッガーが直撃…これは痛そうだ。ポインターで平原に逃げたゴドラダンは星人の姿となり巨大化。飛来したセブンも巨大化…互角な勝負に見えたのも束の間…ゴドラはフェイントをカマして、えらく低空低速飛行で逃げていくところをエメリウム光線で撃墜。セブンは再び等身大サイズに戻るとポインターでやって来たキリヤマからゴドラ爆弾を受取り宇宙空間のマックス号へと向かう。1体ずつ登場しては殺られる星人…セブンはタケナカらに「マックス号はゴドラ星人に占領された、脱出しよう」とダンの声で云う…。セブンはゴドラ爆弾をセットすると3人を連れマックス号を脱出。ホ−ク2号で迎えに来た隊長とアンヌの前にはセブンにロープでけん引されて宇宙空間を飛んでいるタケナカ参謀、ソガ、フルハシ…何とも長閑な情景じゃぁあ〜りませんか(とってもキャプテンウルトラチック!)ゴドラ星人によって大気圏外まで飛ばされたマックス号、どうした訳か船室内には酸素があるっ!ものの本によると、コレは防衛機能として、核爆発による放射能汚染にも耐え得る船体密閉、酸素供給機能が装備されているからなのだそうだ…あの警備隊ヘルメットも凄い仕掛けがあるに違いない…だってシールドを下ろしてもアゴがしっかり見えてるからねぇ…子供を侮り過ぎとちゃいまっか?また、宇宙シーンでのSE…子供の頃、宇宙では本当にこういう音が鳴っているものと信じて疑わなかったMJ-12少年…ピュアやったのね。いつの日にか宇宙旅行なるものが一般人でもカンタンに出来るようになった時、シャトルの窓の向こうにあのSE音を探してしまうんだろうナ、やっぱり(笑)
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■第5話「消された時間」
防衛軍の超遠距離レーダーの高性能化を促すために、「地球の頭脳」ことユシマ博士がユシマ・ダイオードを設置するため、南極の科学センターより超音速旅客機SSTで極東基地へと向っていた。だが、地球制服を目論むヴィラ星人の時間停止光線を浴びた機内で、ユシマは「ヴィラ星人の心」を植え付けられマインドコントロールされてしまう。到着し宿泊所で休むユシマ、再び時間が停止される。ヴィラ星人はテレビ画面を通じてユシマに指令を送りダイオードにも細工を施した。そのダイオードの設置により宇宙防衛の要である基地のレーダーを破壊し、その隙にヴィラ星人の宇宙船団を地球に侵入させてしまう。ユシマとヴィラ星人との交信を目撃したダンは、ユシマに詰め寄りウルトラガンを抜く。逆にユシマにスパイ嫌疑をかけられ監禁されてしまう。ユシマはさらに基地内のホーク全機を爆破させようとするが、脱獄?したセブンによって妨害される。地球に飛来したヴィラの宇宙船団が、総攻撃を開始した。墜落した宇宙船から脱出、巨大化した星人はセブンを口からのガスで苦しめるが、アイスラッガーで切断された果てに、撃墜された仲間の宇宙船の炎にまかれ最期を迎える。
■「29歳、博士号を5つも持っているんだってサ…」「素敵だわ〜」
南極の地球防衛軍科学センターからユシマ博士を乗せ極東基地へと向かう超音速ジェット旅客機SST…博士の接客に当るフライトアテンダント?の制服の胸に歪ながら防衛軍のエンブレムが…アンヌ以外でシリーズ中登場する唯一の女性隊員なのか?SST機は秘密滑走路に着陸するが、あまりに滑走路が短すぎるためか後部から紅白の落下傘が…カッコいいんだか悪いんだか。極東基地の奥行を出すため着陸A地点からB地点の地下要塞への移動手段として秘密のモノレールが使われているんですよ、川崎さん!(軍の秘密地下トンネルのはずなのに、壁面に一般の広告が…)。モノレール乗り口で博士を出迎える警備隊…不謹慎にもアンヌとダンはウワサ話。「ヨボヨボのおじいさんかと思っていたら、若いのネェ」のアンヌに「29歳、博士号を5つも持っているんだってサ」とダン、「素敵だわ〜」と囁く恋多きアンヌ。フルハシと同じ29歳と云う設定のユシマ博士…ちなみにこの時ユシマ役の山本耕一氏は32歳(でも老けてるか…)
「地球の頭脳」(凄いニックネームだ)と呼ばれながら専属SPもいないようで、博士の滞在期間中身辺警護にあたるフルハシ。「ボデェガードみたいな仕事、オレ弱いんダヨ…」とメディカルセンターでコボしていたフルハシ…確かに向いていないようで警護中居眠りコイてイスから転げ落ち…その瞬間ヴィラ星人の時間停止光線に包まれフリーズ、隊長に見られたらさぞかしドヤされるんやろな。博士の部屋のテレビ画面に映し出される宇宙エビ…エビ曰く「我々はヴィラ星人、全宇宙の征服者だ」。誇大表現のようにも聞こえるが「時間を止める業」と「瞬時にマインドコントロールしてしまう業」が思いのままなら全宇宙の征服も可能かも。ユシマに基地のレーダー心臓部の破壊を命じる星人はユシマダイオードに小細工を施し、モロボシ・ダンには気をつけろと云い残しブラウン管から消えた。同時に時間停止光線も消え床に転がるフルハシ…寝ぼけていたのか驚いたのかノックもせずに博士の部屋の扉を慌てて開ける…電気も消さずに掛布団の上に寝る寝相の悪い「地球の頭脳」。翌朝ポインターで博士を迎えに来たダンの心の声…「この男、本当にユシマ博士なのだろうか、いや間違いない、前に写真で見たコトがある…しかし、何故あんなコトを云ったのだろうか…ボクが宇宙人だと云うコトを知ってたのだろうか…まさか、そんなコトはありえない…。いずれにしても注意しなければ…」ん?急に博士を疑うダン、また「あんなコト」ってどんなコトを云われたんだろう?劇中それらしいシーンはない。後部座席の博士は涼し気な顔をしてるゾ。レーダー制御室(昔教科書で見た変電所内のようだ)を視察する博士はレーダー感度アップのためにとダンにユシマダイオードのセッティングを頼む、何やらムキ出しの部分にダイオードをハメ込みスイッチを入れるや「ブズッブズッ」とショートし白煙を上げる装置…回転アンテナも止まり、基地の「目」であるレーダーシステムは機能しなくなる。ヤマオカ長官より非常招集がかけられた作戦室…「残念なコトにこの基地には宇宙人のスパイが入り込んでいるようですなぁ。ダン君、私の手から受け取ったダイオードをあの時何かと摺り替えたんじゃありませんか?」とユシマ博士。「博士、何の証拠があってそのようなコトを?」と部下思いの隊長、博士は云う「証拠?レーダーが故障すると云う重大なアクシデントが起きているじゃありませんか。まぁ、私は敢えてこの中にスパイがいるとは云いませんが…」思いっきり云うてますやん…!レーダーで捕捉されないコトをイイ事にヴィラ星人の宇宙船団が地球へと向かっている…人払いをし機械室に隠る博士を透視するダンは、何故か画面となっスピーカーのネット部分に映る宇宙人から司令を受けるユシマの姿を捉えた。交信を終え機械室を出てきた博士に「見たゾッ!」と掴み掛かるダン…「アナタは宇宙人に利用されているんです!目を醒ますんです!」と博士の胸ぐらを掴んで離さないダンは駆け付けた隊長らに取り抑えられる…何故かウルトラ・ガンまで抜いているダン…。手放しで信用される「地球の大事な頭脳」とは裏腹に隊長はダンを独房に監禁するよう命令する。フルハシとソガに連行されながら「宇宙人は博士の方です、離してください!」ともがくダンを「コイツ、だいぶ重症だなぁ」と抑えるフルハシ…さっきまで「気にしない、気にしない、誰もスパイだなんて思っちゃいないヨ」と云ってたフルハシ…。身の潔白を声を裏返しながら訴えるダンを無情に投獄するフルハシとソガ…誰か信じてやっても良さそうなもんだが。「宇宙船団来襲!全員戦闘体制に移れ!」の基地内アナウンス、ホーク1号出動命令が下る、響き渡る警報アラーム、意を決したダンは獄中デュワッ!鉄格子をブチ破る。ダンは後でどう言い訳したのであろうか?せめて鉄格子の間を通れるほどに小さくなるぐらいの知恵はあるだろうに。ホーク発進台を傾けて発進時の破壊を目論むユシマ博士を見つけたセブンは徐にエメリウム光線をお見舞い…オイオイ、心は宇宙エビだがカラダは人間やで…。ホークもあんだけ傾いてたら搭乗する際にバレるっちゅうねん!ホーク1号、3号そしてセブンがヴィラ宇宙船団と交える空中戦、セブンが為留めた宇宙船から現れる巨大ヴィラ星人。鳥居が列び五重塔のあるこの場所は一体何処なのかな?博士に因んで湯島天神?セブンにエビキックなどの肉弾戦やグレートカブキよろしく黄色い煙りを吐きかける「全宇宙の征服者」…
何故十八番芸の時間停止光線やマインドコントロールをセブンに対し使わなかったのだろう。所詮エビはエビ、メダカはメダカと云うことなのか…。逆にセブンのストップ光線を食らい、アイスラッガーで上下切断され、ホーク3号に撃墜された我がの円盤が落下してきて、哀れ焼エビとなる。事件も解決、メディカルセンターで何故かパジャマ姿で寝かされているユシマ博士が意識を取り戻す。ん?何事もなかったようにダンがいるゾ。どうやって独房から出てきたのか追求されないし…。そのダンに起こされながら「ココは何処です?どうしてボクはココに?」「私はロケットに乗っていたのでは?」と基地での記憶が全くない様子の博士…しかもアンタが乗っていたのはジェット機やろ…。ちょいと「地球の頭脳」も壊れてしまったご様子…ひょっとしてセブンの放ったエメリウム光線に原因が…。
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