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記念カウントをGETされたでっどさーもんさん(V2)のリクエストは

第15話『恐怖の宇宙線』より
二次元怪獣 ガヴァドンA

ウルトラマン 第15話「恐怖の宇宙線」―ガヴァドン

 教室の後に貼り出された子供達の絵、男子生徒のモチーフの大半はウルトラ怪獣であった。ムシバ少年の描いた白いオタマジャクシのような怪獣『ガヴァドン』は皆に嘲笑されるのであった。憤慨したムシバは土管に大きく描けば皆に怖がられると描くのだが、「あゝ、オレってダメだな〜」と落胆するムシバであった。その夜、怪光線が土管を包んだ。
翌朝ガヴァドンは土管から抜け出し、体長30mもの本物の怪獣となった。怪獣出現に科特隊出動、特に何もするでもない怪獣にビートルから攻撃を命じるムラマツ。キュパキュパと体を鳴らしながらただ逃げまどう怪獣。戦車部隊に囲まれたまゝ呑気に眠りこけるガヴァドン。そして一番星が瞬くとともに何処となく消えていった。
パリ科特隊本部の情報で全ては宇宙から降り注いだ特殊な宇宙線に太陽光線が作用して起こった事と判明し、ムシバ少年の描いた絵が三次元化したものと断定。何をするでもなくただ眠っているだけの怪獣への攻撃は相手の出方次第と云う結論となる。一方、ムシバたちは眠ってばかりいるガヴァドンを如何にも強そうな怪獣に夜の間にリメイクする。そして翌日、太陽光線を浴びて新たなガヴァドン(B)が誕生。歓喜する子供達、だがルックスは変わったものの東京丸の内のビル街でイビキ高らかに眠りこけるガヴァドン。おかげで首都東京の街から人々の姿は消え、交通も止まった。つまり首都の機能が停止したのだ。
「怪獣ガヴァドンはただ寝ているだけで我が国の経済を滅茶苦茶に破壊することが判明した。よってわが科学特捜隊は多少の犠牲に目をつぶり、怪獣に最後の決戦を挑むこととする」と決定を下すムラマツ。「夜になればガヴァドンはただの絵です。その絵を消せば怪獣は現れません」と論理的提案するイデ。「馬鹿を言うな。科学特捜隊が落書きを消しに行けるか」とアラシ。
「つまらんことは考えないで、我々は明日正々堂々と怪獣と戦うんだ」とあくまで好戦的なムラマツ。
真夜中、土管の絵に戻ったガヴァドンの前に集まるムシバ達「怪獣ガヴァドンよ。オレ達はオマエにちょっぴりがっかりしている。オマエはなぜ寝てばかりいるのか。怪獣とはもっと格好いいモノだとオレ達は信じている。子供は夜家を出てはいけないとパパもママも言う。こちらも無理してつきあってんだから、もう少しお前もがんばって欲しい!以上」「おい、ガヴァドン。オレはお前の命の恩人だぞ。命の恩人が頼んでんだから、ガンバレよ」とゲキをとばすのであった。
翌朝ガヴァドンが登場…すぐに瞼を閉じ眠りはじめる。戦車部隊から一斉砲撃…逃げ回るガヴァドン。ガヴァドンへの攻撃にブーイングのムシバ達、子供達を保護しようとする科特隊。浅瀬の川を流されるハヤタはウルトラマンに変身。自分達が描いた怪獣を退治に現れたウルトラマンにムシバ達は「ヤメテくれ〜」「殺さないでくれ〜」あげくの果てには「帰れェ〜」コールまで(笑) 苦肉の策としてウルトラマンはガヴァドンを抱えあげ空高く舞い上がっていった。
その晩、河原でショボくれるムシバ達、「泣くな、子供達。毎年7月7日の夜、きっとガヴァドンに会えるようにしよう。この星空の中で」と云うウルトラマンの声。「もし、七夕の夜が雨だったらどうなるんだよ〜」のムシバの問いにはノーコメントのウルトラマン。星になったガヴァドンの目から溢れた泪がその返事だったのか?


■「二次元怪獣ガヴァドン(A)」にリクエスト頂いたでっどさーもんさんのコメント

 この回は超脱力シリーズとしてスカイドンと双璧ですよね。怪獣の「パオ〜」という無気力この上ない鳴き声。何も壊さず、傷付けずただただ昼寝ばかり。しかしそんなガヴァドンに対してムラマツキャップ、「ガヴァドンはそこにいるだけでわが国の経済をめちゃくちゃに!・・・それゆえに最終決戦を…」ってなんの実害もないものの為になにをマジギレしてますか!キャップ。ムラマツさんってキリヤマ並に血の気が多いのネン。
そしてウルトラマンに変身しようとして、くるぶしまでしかない川を走って渡り、転んで溺れそうになるカッコ悪すぎるハヤタ。変身後、子供たちから「やめてくれ〜」「殺さないでクレ〜」などと叫びたてられる非難轟々のウルトラマン。ヒーローでありながらここまで子供の敵に回ったウルトラヒーローがかつていたであろうか。
今回の隠しテーマは泰山鳴動して鼠一匹。マンも含めて「大人たちみんなバカ」と言わんばかりのカッコ悪さ&あたま悪さで…最後にはムシバクンに天に向かってツッコミ入れられてるし。

今回の名セリフ集
●「あの怪獣は我々が何もしなければ、なまけてばかりです。どうです。ここはひとつ我々もなまけて」とイデ。
「馬鹿者。我々科学特捜隊の任務はな、こういう宇宙の暴れん坊と戦い、人類の永遠の平和と繁栄を守るために」と説教しようとするムラマツであったが、アラシに「でも、ひょっとしたらイデのいうおとりかも」と水を差され、
「うーん。こちらが攻撃しても意味がないなら、明日1日様子を見るか」素直にサボろうとはいえない管理職。どういう宇宙の暴れん坊だよ。

●「怪獣ガヴァドンはただ寝ているだけで、わが国の経済をメチャクチャに破壊することが判明した。よってわが科学特捜隊は多少の犠牲に目をつぶり、怪獣に最後の決戦を挑むこととする」と宣戦布告するムラマツ。「夜になればガヴァドンはただの絵です。その絵を消せば怪獣は現れません」と提案するイデに、
アラシ:「馬鹿を言うな。科学特捜隊が落書きを消しに行けるか」
ムラマツ:「つまらんことは考えないで、我々は明日正々堂々と怪獣と戦うんだ」

このオッサンは無抵抗な怪獣に弾をぶち込むのがよほど楽しいらしいです。弾も税金ナンすけど…ムラマツさん、日本の経済を云々ゆう前に軍経費縮小も頭にいれてください…弱そうな怪獣大好きのわたしのハートわしずかみのガヴァドン、よろしくおねがいします〜。


「恐怖の宇宙線」と云いながら全然「恐怖」ではないんだが…

 ツッコミ所は既にでっどさーもんさんにオサえられておりますね(笑)「恐怖の宇宙線」と云いながら全然「恐怖」感はないゾ!むしろウルトラQのファンタジックな要素を含む作品。しかし「正義」の科特隊はおろかヒーローウルトラマンまでもが子供達に野次られる今話…実相寺監督ならではの傑作かと。継ぐ「故郷は地球」や「怪獣墓場」でも正義のヒーローたるウルトラマンの位置付けに疑問を持たせる作品が登場する。
土管工場?のオッサンは『怪奇大作戦』で渋い的矢所長役の原保美氏。声を裏返しながら子供を叱るものの、子供達におちょくられると云ったカネゴンでのハンバのオッサン的存在。土管と云えばその昔、子供達の秘密基地として重要な役割を果していた訳ですが、最近ではまず見かけないですな。お笑いマンガ道場の富永一郎氏の十八番でもある土管…現存するのはドラえもんの空き地ぐらいかな?もっとも今では危険として学校やPTAが遊ばせませんわな。ムシバ君の仲間に青影やアッちゃん(知ってる人いるかなぁ?)なんかもいますね。余談ながらウルトラマンには四次元怪獣ブルトンもいるゾ。

さてさて今回のお題の「夕陽のガヴァドン(A)」…DVDで見直しておりますと、うっすらピッ◯エレ◯バンのような斑紋が体にあるのですが…埋め込まれた弾倉なのかなぁと悩みながら描いていたMJ-12なのでした。(2003.10.20)


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