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記念カウントをGETされたみちかさんのリクエストは

第12話『ミイラの叫び』より
ミイラ怪獣 ドドンゴ

ウルトラマン 第12話「ミイラの叫び」―ドドンゴ

 奥多摩地方の鬼ノ台丘陵にある洞窟から7千年前に描かれたと推定される壁画と、その壁画を描いたと思われる不気味なミイラが発見された。岩本博士による学術調査のためにミイラは科学センターに運ばれた。7千年の時を経ているにもかかわらず保存状態が非常によく、岩本博士はその秘密が洞窟にあるのか、それともミイラにあるのか解き明かそうとしていた。ところがその夜、ミイラが横たわる無人の研究室では放電装置の電源が勝手に入り、ミイラに大量の電流が放射されると云う怪現象が起きた。その結果、ミイラは7千年の眠りから目覚め、巡回に来た警備員らを殺害し行方をくらましてしまう。下水処理場入口で警官が殺害されていることから、警官隊による下水処理場捜査が進められ、科特隊も現場へと向った。処理場入口で岩本博士は秘密解明のためにも生け捕りにして欲しいとムラマツらに要請。警官隊に追い詰められたミイラはその怪力さゆえに手がつけられない。警官の発砲にミイラは更に凶暴化、目から怪光線を発し警官隊を次々と倒していく。またミイラは或方角に向って吠えているようであった。時同じくしてミイラが発見された洞窟では地崩れが起き始める。捕獲を断念したムラマツはアラシにスパイダーショットの使用許可を与え、ミイラは最期を迎えるのであった。その死の瞬間、鬼ノ台丘陵より中国の神獣「麒麟」に酷似した巨大怪獣ドドンゴが出現。フジの連絡を受けムラマツらは、ミイラのいる東京へと進路をとるドドンゴを阻止せんとビートルで向う。ドドンゴはミイラ人間同様の怪光線を目から放ち、進路を焼け野原にしながら南下していた。怪光線放射を阻止するためスパイダーショットにより両目を潰される。唯一の武器と視覚を奪われたドドンゴは闇雲に暴れ回るのであった。ハヤタはウルトラマンに変身する。躊躇しながらも放たれたウルトラマンのスペシウム光線にドドンゴは絶命。なんとも悲しい末路であった。


■「ミイラ怪獣 ドドンゴ」にリクエスト頂いたみちかさんのコメント

 ドドンゴの想い出といえば、まず「キレイ」、次に「コワイ」という記憶があります。
怖いと言う記憶は多分ミイラ人間の事だと思います。4〜5歳頃リアルタイムで観ていた自分にとっては、怪獣は綺麗だけれど見終わった後に凄く変な感じだったのを覚えています。
その後、おばあちゃんに買ってもらったソノシートのイラストがウルトラマンとドドンゴが戦っている絵で今思えば、その戦っている姿が美しく綺麗だったのかもしれません。
物心が付くとキリンビールのラベル絵がドドンゴそっくりだと思うようになり、大人になってからはドドンゴビールと心の中でつぶやいています。後、悔しい想い出といえば一枚5円のブロマイドで全然ドドンゴが出てこなかった事。出てもドドンゴが一匹で、あきらかにウルトラファイトに出てきそうな場所で撮られた物だったと思います。


発掘なんかしないで、一万年でも二万年でも眠らせてあげれば良かったのに…

 「壁画から推定して7千年は経っているだろう」「7千年も経ったミイラにしては原型をよく停めている。あの洞窟にその秘密があるのか、或いはミイラ自体に何か隠された謎があるのか、とにかく興味ある結果が得られそうだよ」と岩本博士はもう楽しくてたまらんと云ったご様子。それとは裏腹に「これが7千年前の人間の姿か…」と科学センターに運び込まれたミイラに眉をしかめるアラシ。7千年前と云えば日本列島が作られたとされる新石器時代…となると、昔教科書で見た縄文人の頭蓋(かなり現代人に近しい)とはかなり形状が異なるこのミイラ。明らかに人類とは違う進化を遂げた生物と思われる(でも髪型は成田三樹夫だゾ)。また当時の貝塚等から縄文人は入り江や海の周辺での生活していたと云うのに対し、今回のミイラは奥多摩の洞窟からの発見、しかも乾燥・腐敗・屍蝋化もせず(水分の多い眼球がそのまゝでと云うのは…)保管されていたのは学術的にもとんでもない発見となるんでしょうね。無人の研究室で放電装置の電源が入ったのはミイラの念力によるものか…激しい電気ショックで覚醒するミイラ…おもむろに目が光る(電飾が点灯!?) 物音に駆けつけた警備員に向けて目から殺人光線がっ!(もう絶対に人類のルーツではありません…) 逃亡中のミイラを追う科特隊。下水処理場に既にスタンバッてた岩本博士はムラマツの顔を見るなり「死んでるミイラが何故生き返ったか?でしょう」「結論から言うと、あのミイラは生きていたんだよ」皆の予想外の博士のファンキーな答えに「えっ?生きてた?しかし博士…死後少なくとも7千年は経っていると発表なさったはずですよ」と噛みつくハヤタ。「それじゃあ、彼は死にながら生きていたと訂正しようか。一種の冬眠状態にあった訳だ」と無責任この上ない岩本博士。ミイラ人間を追い込んだとの連絡を受け、現場に急行せんとするムラマツらに、岩本博士は叫ぶ。「待ってくれ!出来るだけミイラを生け捕るように!君達の持ってる新兵器で攻撃をかけたら、たとえミイラと云えども(意味不明)ひとたまりもない。生け捕れば7千年の生命を保ち続けた謎も解ける。それを忘れないでくれ!」と研究対象が「生きている」コトに完全に浮き足立ってる岩本博士は、既に4人の犠牲者のコトなどアウト・オブ・眼中モード。そんな岩本博士に「博士!私がいくらスパイダーショットの名人でも、滅多なコトじゃ撃ちゃしませんよ」と安心させてるのか、自慢したいだけなのか判らないアラシ。現場で暴れまくりのミイラ人間にスパイダーの使用許可を与えるムラマツ。痲酔弾ぐらい装備しておけよっ、科特隊!博士の予想通りスパイダーの攻撃にひとたまりもなかったミイラの亡骸を見ながらムラマツは「遂に生け捕りには出来なかったなぁ。オマエを発掘さえしなかったら、まだまだ眠りについていられたのに…」と呟く。ハヤタは「コイツはきっと棲処へ帰ろうとしてたんですよ」と一同が感傷にひたってるところにフジからドドンゴ出現の知らせが。ドドンゴはミイラが描いた壁画が実体化したものだと言う説もあるようだが真相は不明。このドドンゴは怪獣着ぐるみ史上、初めて2人による繰演の怪獣として有名であり、提案した円谷一監督は斬新な着ぐるみのペスターなども登場させた。
主人?(今となってはミイラ人間とドドンゴの関係も判らないのだが…)の元へと向うドドンゴ。ミイラ人間と同様、目から放たれる怪光線対策としてイデの新兵器「バリヤマシン」が登場する。コンパクトながらその威力は絶大でドドンゴの怪光線をことごとく跳ね返すほど。もうご機嫌さんモードのアラシのスパイダーはドドンゴの右目にヒット。怒ったドドンゴはアラシに向って左目から光線を連射。「このままではアラシが危ない!掩護射撃、左目を狙え!」のムラマツの声で4人がスーパーガンを撃つ。「左目を狙え」と言っているのに、4人が4人ともヘタクソでドドンゴの首のつけ根辺りを撃っている…(-"-;)  そうこうしている間にドドンゴの左目から放たれた光線がアラシの横の岩に当り、砕かれた岩のためにアラシは失神…光線類への防御は完璧なものの、物理的な衝撃には対応してないと云う便利なのか不便なのか判りかねるイデ先生の作品…責任を感じてかイデがスパイダーで残りの目を撃ち抜く、「思い知ったか、座頭市めっ!」の勝ち誇った台詞が人間の正当化されたエゴむき出しのようで悲しい。視覚を失いもはや何の武器も持たぬドドンゴはただ暴れ狂うばかり…(後ろ足の担当者ハリキッてます(笑))。ここでようやくハヤタはベータカプセルを掲げるのであった。空から飛来したウルトラマンは視聴者の期待通りドドンゴの背中馬乗り状態のなる形で着地。自分から上下に跳ね、ドドンゴの尻まで叩くウルトラマン…いつになく口があんぐりと開いててな〜んか情けないゾ…(T▽T) 後ろ足担当者が限界なのか地面に放り出されるウルトラマン。暴れるドドンゴに向け十字に腕を重ねるウルトラマン…人間に仲間を殺され、両目も潰された哀れな生き物…一瞬躊躇するウルトラマンであったが、やむなくスペシウム光線をドドンゴの喉元へ…遂に哀れな生き物はその動きを止めた。ウルトラマンはいつものように空へ向って「シュワッチ」と飛び上がったと思いきや、近くの丘にリング状の光線を発射…珍しいハヤタへの逆変身シーンを披露する。
気絶しているアラシを囲む科特隊の元へ駆けつけた岩本博士は「ムラマツ君、遂に怪獣も死んでしまったね」と皮肉めいた言葉をかける。「7千年の生命を解き明かせなかったのは残念だが、ミイラと怪獣が不思議な関係にあったことは確かなようだ」ととことん科学バカモードの岩本博士…。「発掘なんかしないで1万年でも2万年でも眠らせてあげればよかったのに」と今さらな台詞のフジ隊員に「こんなになると初めから分かっていればね。可哀相なことをしたよ」と無責任この上なさを貫き通す岩本博士であった。
「おかしいナァ。アイツ…本当にウルトラマンじゃないのかナァ」とイデが見つめる方向には犬が尻尾を振るように、丘の上から手を振るハヤタがいた…。そんな皆の目の前で、しかも目立つ場所でハヤタに戻ってど〜するっ!(-"-;)

イラストの方は…説明要らないですネ。誰ですかぁビール怪獣なんて呼んでる方は…ミイラ怪獣ですゾ(笑) 今回は着ぐるみ感は出さず、あくまで4本足の生き物として描いてみました。ディティールの細かさに何度となく挫けそうになりましたわ(笑) 円谷グッズの中でこのドドンゴがプリントされたビア・ジョッキが販売されていますよね。アレであのメーカーのビールを呑んだらさぞかし旨いんでしょうなぁ(笑) 全然関係のない話で恐縮なんですが、先日見かけた霊柩車の屋根の飾りで4匹の金色の龍が施されていたんです。ツラ構えは東洋風で、かなり短い体長の龍だったのですが、ソイツらには金色の羽根が2枚ずつ生えていたのです。洋風ならともかく羽根付きの東洋の龍はあまり見たことがありませんよね…まるでキングギドラの子供のようでした(笑) (2004.2.12)


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