
| 2013年に入って間もなくマダニがが媒介する新種のウイルスによる感染症で成人死亡例が確認されました。以来、マダニについての質問が多くなったように思います。 今回の新種のウイルスはまだ研究段階のようですが、わんちゃん、ねこちゃんのマダニの生態と寄生、予防について簡単に説明させていただきます。 |
| マダニってどこにいるの? |
| 草木がある所ならどこにでもい生息しています。おうちのお庭や近くのちょっとした草わらや公園で付いてしまう場合も多いですし、原始林や山などはかなり危険です。マダニは熱や二酸化炭素、振動などを感知できるセンサーがあると言われています。草の上で動物が通過するのを待っていて、動物を感知すると素早く動きそこを通った動物に乗り移り寄生します。 |

| マダニってつきやすい時期はあるの? |
| 一年を通して活動しているようですが気温が15度以上になると特に活発になるようです。目安として山菜を取りに山に入る時期ときのこ狩りの時期が特に要注意とお伝えしています。 |
| マダニに噛まれたらどうなるの?? |
| マダニは動物の目、耳、口周り,足の指のまだのような肌の薄いところを探して口下片と呼ばれる口先をを皮膚にめりこまし吸血します。唾液に含まれる酵素で宿主の皮膚を溶かしながら皮膚を切り裂き、離れにくくするため唾液腺からセメント物質を出し体をしっかりと固定し吸血します。 吸血した血液に含まれる栄養分だけを体の中に吸収し、余分な水分やマダニの唾液を体内に戻します。寄生して48時間以降にマダニが媒介する細菌やウイルス、原虫やリケッチアが宿主の体内に送り込まれます。 また噛まれた部分はしこりになってしまったり、毛が生えにくくなります。 さらにおうちのわんちゃんや猫ちゃんに成ダニが寄生しているのに気が付かずそのままにしてしまった場合、マダニはお腹いっぱい血を吸いおうちの中で落ち、物陰で産卵してしまったら・・・おうちの中で数千個の卵を産み孵化してしまうのです。 |
| マダニに噛まれていたらどうすれば良いの?? |
| マダニはがっちりと食い付いているのいで簡単には取れません。むやみに引っ張ってしまうと皮膚にめり込んでいる頭だけが残ってしまい、化膿してしまうこともあります。またマダニのお腹を潰してしまうと病原が宿主の体内に入ってしまう可能性があるので潰さないように取り除く必要があります。 付けておくのは気持ちが悪いとは思いますが焦ってむしり取らずに来院してください。 |
| マダニの生態について |
| まずマダニのライフサイクルは・・・ ・卵から孵化して幼ダニとなり動物に寄生して3〜4日間吸血し満腹になると宿主から離れ落ちます。 ・約1週間後に脱皮して若ダニとなりまた宿主を探して寄生し4〜5日間吸血し満腹になると離れ落ちます。 ・次は約2〜3週間後に脱皮して成ダニになり同じように宿主を探し寄生し1週間程度吸血し離れ落ちます。 ・満腹になり離れ落ちた成ダニは、高温多湿で暗いところが好きなので物陰や木の葉の下などに潜み、数日から1ヶ月程度で300〜数千個の卵を産み一生を終えます。 |
| マダニに噛まれないように出来ないの?? |
| マダニの予防薬があります!北海道には殆ど生息していないようですがノミも同時に予防できます。皮膚につけるお薬なので痛みなどは全くありません。一度つけるとダニは約一ヶ月間、ノミは約2ヶ月間予防効果が持続します。 お薬を付ける前後は少なくとも2日〜1週間はシャンプーや体が水に濡れることは避けてください。ワクチン接種した日や体調が優れない日も避けた方が良いでしょう。 また極力草むらなどには入らないようにし、お散歩など外に出かけた後には体をくまなくブラッシングしてあげるように心がけましょう!! |

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