これらの作品は、デザインシートは一切使用せず、工房内の資料や、自分で図書館などに通われ、図案からおこした、自作デザインによる作品です。
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「課題」イタリアン陶芸に挑戦!クエルダセカのぷっくり感を損なわずに、さらに、スパゲティーも食べられるちゃんとした食器に仕上げるため、いろんなワザをかんがえてみました。釉薬は全て食器に使用できる日本製をベースにつくりました。最後に使用した釉薬はデルフト(オランダ)釉で食器に使えるように、日本の釉かけ技法「ふきがけ」を施しました。(ふきがけ:Maki先生案 ふふふ・・工房内にプロの食器作り師がいるといろんなウラワザが増えますね〜) |
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ファエンツア磁器土(日本製)を使用。真っ白で、中温で閉まる特殊な磁器土です。
通常の日本の高温磁器土とは違い、難易度の高い土のため、ひねりよりも、型やイコミに向いています。日本の一般の陶芸家が使用しない原因のひとつに、この成形のしにくさもあげられます。
ファエンツア土ってなんだ〜?日本の陶芸で言えば、粘土とガラスの粉を混ぜ合わせたもの。また、日本の陶芸の温度で焼くと、ガラスに変わってしまいます。要するに、土と言う名の釉薬なわけです。ヨーロッパで「瀬戸物」のことを「ファイアンス」とよび、白ければ白い土ほど、高価で尊重されておりました(中国のボーンチャイナを目標に)。
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注:ファイアンスとは、今回Rikaが修行に参った、イタリアのファエンツアという地名からきています。日本では「瀬戸物」の瀬戸市といった地名が総称になっている例です。さて、我が国では、昭和初期の、富国強兵時代、瀬戸地方で、逆に「ヨーロッパのファイアンスの研究」が国家レベルで研究されており、現在の日本では、イタリアやスペインから、技術者や作家達が研修に来ています。
ただ、我が国の場合、技術が進みすぎた面もあります。PcoApocoでは、ヨーロッパの中世技法にこだわり、日本の最新技術と、日本の陶芸家ならではの発想を組み合わせ、日本だからこそできる中世ヨーロッパの陶芸をやりましょう。
「課題」バッホクビエルタ技法のお猪口日本の陶芸のように、下絵付け、ただし、布海苔や、CMCを使うと発色に不安があるため定着に気を使いました。最後にデルフト釉薬を「どぶづけ」することにより、定着にも見事成功しました。顔料はスペインの顔料と、イタリアのリキッドで絵付け。通常、pocoApocoのクラスでは、受講生ご自身で、新しい色や技法にチャレンジされる場合、必ず、事前に実験指導が行われます。実験する時間が無い場合リキッド顔料は重宝します。これは、20世紀の顔料なので、裏技として使用しています。このリキッドは、「陶芸」の知識がなくても、発色できるように、とても便利になっています。初心者も、トールペイントの感覚で使用できます。pocoApocoの場合、釉薬を自家製にかえ、食器に可能です。(注:これはricaが商品として、バルセロナで販売していた時代よりアメリカのシカゴ大学で学ばれたRITAさん(イタリア出身)と制作していました。日本でも、ricaの作品として販売されている食器には、この材料を使っている作品もあります。また、日本の「陶芸作家」として販売されている作家さんでは、未だこの色を使っているかたはいらっしゃらない様子です。
ちなみに、リタさんもバルセロナでこの色の作家としては、初めてぐらいの方なの・・ ちなみに、アメリカではわりと一般的です〜〜〜 なんだか不思議ですね!また、話はずれますが、私とこの色の出会いは、20年前のイギリス、コベントガーデン での陶芸家の作品。そして、10年ほど前のニュージランドでの作家さんとの出会い・・から、バルセロナでRITAさんとの衝撃の出会いでした。一般には、HOBBYというグループ(趣味の陶芸)として、アメリカ、イタリア、スペインでは普通に使用されているリキッド顔料ですが、リタさんは、バルセロナ工芸協会会員として、プロの食器作家として制作されています。イタリア人で有りながら、アメリカの陶芸をバルセロナで発信している・・。とても興味深い方です。リタさんの話しにずれてしまいましたが、、、◆→リンク・・こんな作品です・・・また、ご覧になってね!
釉上顔彩で仕上げ、アンティーク感を演出できました。今回、Kayoさんはお父様へのプレゼントを制作しました。課題以外に使用した技法は、イズニク。イタリア・ファエンツア国立陶芸美術館でも、イズニクがあったので、イタリア調イズニク。さらに、スペインや、モロッコの重金属顔料。裏技として、コースターに施したコバルトはメキシコ技法。または、スペインでいうなら、タラベラ焼きにあたります。タラベラ焼きの技法とはマジョリカで顔料を使うのではなく、釉薬でマジョリカする・・ああ、ややこしいですが、私たちの中温陶芸=マジョリカの世界とは、土も釉薬だし、釉薬も顔料だし、、ようするに、全て、ガラスの粉のお陰でもあります。注:ガラスではなく、陶磁器なところがガラスの世界よりも、陶芸に入っている・・そんな世界のため、何をどう使おうと全てOKなのですが、あえて、中世を学習するにあたり、どの時代にどんな技法があって、現在はどうなっているか、、そんな事を勉強しながらやっていくと、別の世界を理解、ようするに、海外旅行に行ったとき今までよりも、もっと、心にしみいる風景になっていくのであります。なにも海外だけでなく、日本の日常においても、目の付け所がシャープ(笑)になっていくのです!!
課題は、「釉薬の混色基本1」と、発展「クエルダセカ上に、関係のないラインによるマジョリカ絵タイル」 釉薬の混ぜかたにも、いろいろあります。釉薬とは、物理や化学の世界なので、単純に混ぜれば良いと言うわけでもありません。
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「混色課題1」では、安定したマット釉薬3色とオパコ(白)でパステル調を作りました。これら同士を組み合わせるだけで、10色はできます。その上から、マジョリカ顔料を載せたのですが、下にある釉薬によって、のせた顔料の動きが変化しています。とても興味深い反応が起こっています。これらの技法が、中世グラナダのタイルに良く見られる技法です
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課題は、「セビリア式」。今回は、アンティーク感を出すために、黒いラインを古典に忠実な技法でのせてみました。もちろん、デザインシートなど、一切使用せず、全て、図案からご自分でおこして制作しています。
セビリア式って何??ここで、pocoApocoのクエルダセカのカリキュラムセビリアーナスとは、の説明を加えます。クエルダセカの制作において、基本が全て入っている技法です。基本は、1,1円玉程度の大きさのクエルダ 2,小花などのクエルダここで注意。主体になる図案の外のカタチ(これは、デッサンをするときに、モノのカタチをとらえるために、空気のカタチをみなさい!と、いわれていたアレです。(デッサンは全ての美術の基本だねぇ) 3,線の帯、直線 4,線の帯、曲線 5,オレ アリーバ 6,オレバッホ クエルダセカの技術はアンダルシアの職人が14歳ぐらいから毎日毎日長時間労働で50歳ぐらいでマエストロという世界です。pocoApocoではそういった職人の一部分を頂戴し、芸術作品への基礎としているわけです。いかがですか?私がいつも、「う〜〜ん、セビリア式やろうよぉ〜」とか、言っているのは、そういった基本のことなんですわ・・・ひとつのクエルダ(区切り)のカタチに注意して、各自のレベルにあったセビリアーナスを制作しましょう。
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Koyoさん、お見事な作品集でした!このお皿はみるひとたちを、セビリアーナス カルメンの世界へ誘うことでしょう・・・セビリアーナスでありながら、モッロッコ風。そして、なんとなく和風Koyoのカルメン皿にサルーテ!!
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