その能力を考察する



「おやかんさま」の驚愕の能力を体感する前に、今まででわかっているその能力の具体的な内容をあげてみます。

1.使用するやかんについて
「おやかんさま」としての「力」は、どんなやかんでも備えているようです。ポピュラーなアルミ製のものから、外国製のケトルまで、特に種類を選ばず使用できます。もしかすると「やかん」に限らず、湯を沸せる取っ手のついた入れ物(鍋など)でも大丈夫かもしれません。しかし、私見としては上の写真にあるような一般的なものが無難だと思います。
また、買ってきたばかりの新品では、効果が希薄なようです。使い込まれた年代物がいいでしょう。

2.使用する腰ヒモについて
和服の肌着がはだけないように締める腰ヒモ、しかも女性が一度身に付けたものが最上とされます。しかし今の世の中、そういうものが簡単に手に入る環境は稀でしょう。身内にお年寄りの女性がおられるとか、「着付け」のできる母親がいるなどすればなんとかなるでしょうが、一人暮らしの場合は非常に困難であると言わざるを得ません。また、女性であれば、購入して自分で使ってみるという「反則技」がありますが、男性では、例え近しい「彼女」がいたとしても、「あのさー、腰ヒモ貰える?」と訊ねた時点で、惨澹たる結果を招くに相違ありません。(責任は負えませんので、試したりしないでください。)
そういった生活環境にある男性は、実家に帰った時などに、祖母や母親、親戚のおばさんなどから譲り受けるようにしましょう。変に思われるかもわかりませんが、大切な「彼女」にふられるよりはマシと諦めるのも人生です。
それはちょっと勘弁してくれという殿方には、次のような方法を試してみる事をお薦めいたします。(結果を是非とも御報告ください)
・ズボンのベルトやネクタイで代用する。
・なんらかの長い紐を購入して代用する。
・上記のものを女装して装着し代用する。
(※長い物ならばいいだろうと近所の女性のブラジャーやストッキングを失敬するのは犯罪ですから、やめておきましょうね)

3.対象となる「失せもの」について
特にこの点については経験上、次のような制限があるように思われます。
探し出そうとする対象は、どこかにしまいこんだか、誰かに渡したかして、本人がどうしても思い出せない物にほぼ限られるようです。自宅か仕事場かなど場所は問いませんが、その対象が既に「この世に存在しない」場合は、諦めるより他ありません。例えば「食べてしまった」「飲んでしまった」「燃えてしまった」などした物はもう「見つからない」のは当然でしょう。
また、本人が意識して「紛失」したものも同様です。例えば、わざと人通りの多い通りに財布を落とした場合などがそれにあたります。
故意に「失せもの」を作って、「おやかんさま」を試したりするのは言語道断です。そのため、正確な「おやかんさま」の能力についてはまだまだ謎の部分が多く、あくまで直接経験した事例から推測するほかないのが実情です。

4.能力の行使から、対象物の発見までの時間
「おやかんパワー」の発揮から、「失せもの」の発見までにかかる時間は、数秒から数年と幅が広く明確に定まってはいないようです。無くした指輪が見つかるように「おやかんさま」にお願いしたら、目の前のレンジの隅に転がっていた等の速効性があるかと思えば、お正月に貰った「お年玉」をなくし、5年後に勉強机の一番下の引き出しの裏に落ちているのを発見したというような「忘れた頃にみつかる」場合もあります。
今までの経験からいうと「能力行使から数日、一週間以内が一番多い」のですが、その理由は皆目見当がつきません。


このページには、これからも続ける「おやかんさま」に関するリサーチの結果を、随時掲載してゆきます。まったく目がはなせませんよ!


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