(御意見・御感想を聞かせてください。→ BBS or E-mail)
●制作その1 まずは地ならし ●
●レジンキットの制作法は人それぞれですから、果たして参考になるかどうか…(笑)
●まずはパーツの確認から。キットはこんな感じ(↓)で全18パーツです。
●以前自分で手流ししたパーツと比べるとゲートは太いですが、ディテールを潰さないところに配置されているので問題無し。ポニーなんてよくぞ抜いてくれました(感謝)。
●パーツの確認が出来たらまずは離型剤落とし(の第一弾)です。僕が使ってるのはWAVEのやつ(↑)で、ポリカップに溜めてパーツを5分間程浸けておきます。
●次にパーツの整形です。
●まずゲート&バリを取り除きます。プラモデルと同じで、ニッパーで大まかに切り取ってから、デザインナイフで削り落とします。この段階で切り口の多少のガタつきは気にしません(笑)。
●そしてパーティングライン(&ゲート跡)消し。
●ただひたすら削り込んで消してもいいんですが、僕の場合、まずラインをかるくデザインナイフでけがいてから薄くポリパテをなすり付けるようにして盛り(←(1))、#400のペーパーで磨きます(←(2))。
●結局のところパテはほとんど削り落とす羽目になりますが(笑)、削り過ぎることなく微妙な窪みがキチンと埋ります。
●パーティングラインがディテールをまたぐ場所(→(3))はデザインナイフで削ります。
●(テストショットサンプルのせいでもあるのですが)真空脱泡しているとはいえ若干の気泡は見られますから、これも埋めてならします。
●また、薄いパーツを光に透かして見ると、表面には出ていない気泡が見えます。
●削っているうちに顔を出したり、パーツ強度を弱めたりするので、見つけたらデザインナイフで穴をあけてパテで埋めてしまいます。(←(4))
●一連の作業は後でサフを吹くことを前提にしています。いわゆるサフレス塗装をする場合には、瞬間接着剤を流し込んでキズ&気泡を埋めてしまえば問題ないでしょう。
●成形色が白(アイボリー?)なので、作業はパーツを光に当てて表面の照り返しでキズ&段差の有無を確認しながら行ってます。もっとも、サフ吹いたときに見やすくなるのであまり意味はないかも(笑)。
●一応離型剤落しに浸けてますが、離型剤を確実に落すためにスポンジやすりのMICRO-またはULTRA-FINEで表面を万遍なく磨きます。スポンジやすりはこういうとき非常に便利ですね。
●ちなみに、パーティングライン消しにはセラカンナも削りやすくで良いんですが、どうも切削面が平面的になるので僕は使いません。(単に使い方が悪いだけかも(笑)。)
●次はディテールアップ(?)編。
*
●その2に続く
●制作その2 簡単ディテールアップ ●
●キットは色を塗ってから組み立てても接合面を消さずに済むように分割しています。しかし目立たないように分割したとはいえ、前髪のパーツと頭頂部の髪パーツだけは先に接着してライン消しをすることをお薦めします。ここは先に組んでも組み立て可能です。
●くっつけてしまうと処理し難い部分も出来るので、予めそれぞれのパーツのパーティングライン消した後、ダボに合わせて瞬間接着剤で接合します。
●次に写真のようにライン消しというよりむしろ、ディテールアップするつもりで接合面を隠すようにポリパテを盛って整形します。
●その他、型抜きの関係でムクになっている襟の裏側も削り込んでシャープにします。根性の有る人は、リボンのフリルの裏側も削り込んでみては如何でしょうか(笑)?
●それからコピーライト標記が右足の裏にありますので、(気になる人は)削り落としてしまいましょう。
●一通り磨いたらサフを吹きますが、その準備としてパーツを洗い、乾かしたあとでクシ(真鍮線)に刺します。
●ピンバイスで穴(1mmφ)を開けて、真鍮線を通してやるだけで塗装の際の手持ち部分が出来ます。各パーツには、原型を作製した際のピンの跡がついていますので、これをガイドにしてもらえば簡単かと思います。
●もっとも、大きめのパーツは一本だけでは心許ないので、このように二本刺しに(下半身との接合ピンと腰リボンの接合ピンを使用)して、割り箸に挟んで固定してます。(写真左)
●別にピンの位置で無くても、組んだ後で隠れてしまう場所ならどこでもOKです(写真右)。
●以後、最後に組み立てるまでこのまま作業します。
●でもって、サフを吹いたパーツは粘土に刺して乾燥させます。
●サフを吹くと消し残したラインや気泡が見えるので修正します。この時ペーパーは#600以上、穴埋めにはもっぱら瞬間接着剤を使ってます。傷が無い部分もスポンジ(マイクロファイン)ヤスリで擦って磨きます。
●で、ほぼ表面処理が終わったところでディテールアップその2。真鍮帯板を使って細い髪の筋を追加します。
●今回使ったのは1.5×0.2mmのもので、先細りになるようにハサミで(笑)斜に先端を切り込んだ後、折り曲げた紙ヤスリに挟んで根元→先端の一方向にしごくようにして軽い面取りと滑らかな曲げ&捻りを加えます。直接指で扱いて曲げようとすると指を切るので気を付けましょう。
●髪パーツに切り込みを入れてこれを差し込んで瞬接で固定&整形します(写真左)。表面にはメタルプライマーを塗って下地を作ります。それでも先端は鋭いので要注意。
●真鍮版の切れ端のほうを使って、更にはねっ毛と前髪の受信アンテナ(←設定を御存じの方にはわかるネタ(笑))を同様に作ります。WFの時には作り忘れてたんですよね〜。
●最後にまた水洗いして細かい削り粉を落とし、乾かします。
●以上で下ごしらえ&ディテールアップ完了。いよいよ塗装です。
●その3に続く
●制作その3 色塗り〜。 ●
●<お断り>…エアーブラシ使うのは3作目なので以下のテキストはあんまり役に立たないかも(笑)。まぁ、変なトコロは大目に見て下さい(笑)。
●まず全体の配色を決めます。この辺は個人の好みに因るのですが、今回はオレンジ系で塗ることにしたので、以下のカラーを基本色(のベース)に使用しました。
服:■ブリリアントオレンジ(タミヤ) ■クリームイエロー(タミヤ) ■イタリアンレッド(タミヤ)
髪:■ラベンダー(タミヤ) ■コバルトブルー (グンゼ)
肌:■キャラクターフレッシュ1&2(グンゼ)
●缶スプレーは中味をスペアボトルに出して、更に調合したものをエアーブラシで塗装します。スプレー塗料はそのままでも使えるので、濃度調整がしやすいのも利点です。
●僕はMCカラー、Mr.カラー、タミヤカラー等の色んなメーカーのカラーをちゃんぽんして使ってますが、組合わせがまずいと沈殿するので気をつけましょう(笑)。
●で、まずは下地塗装です。通常は白を吹いて下地を作りますが、隠蔽力の強いカラーの部分はその限りではなく、髪の毛のパーツに関しては最初からラベンダーを下地塗装に使ってます。
●あとはひたすらマスキングして塗り分けて行きます。大部分はマスキングテープですが、入り組んでいる部分にはマスキングゾルと組み合わせて使います。ハンブロールのMASKOLがお薦め。
●最初に決めたカラーチャートに従って、明るい色の部分から塗っていきます。今回は同系色でまとめたので、塗り終えた部分を順次マスクしてけばOKなので楽〜(笑)。写真は腰パーツで、下着を塗り終えて肌塗装の為にマスクした状態です。
●僕の場合、1つのカラーにつき3段階のグラデーションカラーを作って吹きます。例えばオレンジカラーの部分は調合した<基本>色にレッドを加えたものを<影>色、クリームイエロー+ホワイトを加えたものを<輝>色とし、<影>→<基本>→<輝>と吹いた後で最後にもう一度<基本>を吹いて色調を整えてます。
●個人的にあまり強いグラデーションは好みではないので実物見ないと今イチ(?)判りにくいですが(笑)。
●一通り吹き終えたらマスキングを外し、境界部分を修正(リタッチ)すると共に、更にボタン等を筆塗りします。
●顔の塗装について少々。ここは特に人各々の塗装法が有ると思いますが、僕は下地(ホワイト)塗装した後で上まつげの下に影(ホワイト+ブルー)を引き、目の部分をマスキングしてしまいます。(このスケールならば、下まつげも筆書き出来るので白目を塗り直す必要が無いからです。)左下写真が襟首の部分もマスクして肌色塗装直前の状態。
●で、肌を塗った(←グラデーションの具合が判ります?)後でマスクを剥がして目を書き込んでます。使っているのはハンブロールのエナメル塗料です。 もう他のは使えません(笑)。
●上まつげ → 瞳 → 下まつげ → 眉毛の順に面相筆で描いていきます。
●汚すといけないので手で触れる部分はマスキングテープで保護しながら作業します。
●唇にはフレッシュ+ピンクで墨入れします。
●←この状態(右写真)まで塗ったら他のパーツともどもトップコート(セミグロス)を吹いてしまいます。