熊本マリさんのモンポウ全曲録音の最初の1枚。1989年、日向敏文氏プロデュースによるスペイン・マドリードでの録音。ライナーノーツの中で、マリさん自身がモンポウとの出逢いを以下の様に語っている。

「あれは、今から15年前、私がスペインのマドリードに住んでいた頃のこと。大好きなピアニスト、ラローチャが、いつもコンサートのアンコールに弾く、2分ほどの曲があった。その数分の音は、私の子供心に強烈な印象を与えた。最初の音色が鳴った瞬間から、目に見えない不思議な世界に、引きずり込まれていくような気持ちになった。とてもあたたかい、ベルベットの布に包まれたように・・・・・。曲が終わると、まるで催眠術から覚めたような感じだったのを、今でも覚えている。」

これがマリさんとモンポウの"秘密"との出逢いである。6年後の1995年に、"SECRETO/Mari Kumamoto plays Mompou" の再録音をキングレコードで行っている。


1. 庭で遊ぶ少女たち

内密な印象
2. 哀歌 I
3. 哀歌 II
4. 哀歌 III
5. 哀歌 IV
6. 悲しい鳥
7. 小舟
8. ゆりかご
9. 秘密
10. ジプシー

歌と踊り
11. 第1番
12. 第2番
13. 第6番
14. 第7番
15. 第8番
16. 第14番

17. 3つのヴァリエーション
テーマ
兵隊
優雅に
ノクターン