フェデリコ・モンポウ
Federico Mompou
Mompou plays Mompou

1893年4月16日バルセロナに生まれる。

母方にフランスの血を引いているスペインの作曲家。バルセロナに演奏旅行にやってきたフォーレにたいへん感銘を受け、18歳の時作曲の勉強を正式に始めるためにパリヘ向う。和声と作曲を Marcel Samuel Rousseau に学んだ。
この時期すでにモンポウは彼の代表作の1つ内密な印象“Impresiones Intimas”を作曲しており、彼自身の独創的世界を確立させていた。1911年より、48歳でバルセロナに戻るまで、30年余りをパリで過した。(第一次大戦中を含む1914年から1921年の7年間はバルセロナに滞在)

サティ、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ、グラナドス、アルベニスなどにつづく世代を生きたものの、作品は他に類をみない独特の凝縮された洗練味、優美さがある。ピアノ曲が主で感党的な和声、自由な作風、個性的な旋律が彼独自の詩的世界を作り出している。厳選された最小限の方法による最大限の表現というものを、彼は理想とした。
ピアノ曲では組曲“内密な印象”、“子供の情景”、“風景”、連作集“歌と踊り”、“プレリュード”そして“ショバンの主題による変奏曲”、“静かな昔楽”などが代表作でいずれも長い期間にわたって作曲され、集められた小品連作集となっている。ピアノ曲が中心だが、その他にギター曲、歌曲、合噌曲、管弦楽曲などもある。


1987年6月30日、94歳の長い生涯をとじた。


(Mari plays Mompou in Venezia ライナーノーツより)