第13回 運命を変えた千円CD(02/04/10)

 アバは大変ベスト・アルバムが多いアーティストだ。いや、もしかしたらその種類の多さは世界一だろう。さて、その中でも僕が一番好きなベスト・アルバムはというと、恥ずかしいながら15年前コンビニで買った安物ベストCD「DANCING QUEEN」というやつなのだ。実はこのCDを聴くまで僕は、アバは1〜2発屋のグループだと思っていた。確かに中学生時代、アバが凄い人気を誇っていたのは承知していたが、実のところ「ダンシング・クイーン」しか頭に記憶していなかったのだ。当時の僕はかなりのロック狂で、ギターを弾くことが生き甲斐といってよかった。そんな中、コンビニで偶然見つけたアバのベスト。価格は千円だったと思うが、まー「ダンシング・クイーン」のシングルを買ったと思えばいいやと購入。家に帰って「ダンシング・クイーン」を再生。「うーんさすがに代表曲、いい曲だなー」と何回かリピート(正直な話、この時点では「ダンシング・クイーン」しか聴くつもりがなかったのだ)、次に耳に入ってきたのが「マネー・マネー・マネー」。ここで、なんとなく中学生の頃の風景が浮かんでくる。そうだ、こんな曲もラジオから流れていたなーと妙に懐かしい思いになる。そして、次に耳に入ってきたのが運命を変えた曲「ザッツ・ミー」。この曲は知らなかったが、30秒くらいのところからかなりショックを受け始める。「素晴らしい!」その絶妙なハーモニーと、甘美な世界に一瞬にして心を掴まれてしまった。「なんだ、なんだ、アバっていいじゃん!」その後に続く曲もなんら文句のつけようがなく、次第に今まで知らなかったアバの世界が見えてきた。普通、ベスト・アルバムといえど、全曲が好きになれるアルバムなんて人生でそう出会えるものではないが、この時こそ、そのアルバムに出合ってしまったのだ。それまでポップス・ミュージックは軟弱なやつの聴く音楽だと思っていた自分だが(ビリー・ジョエルは結構好きだったが)、そんな考えを一夜にしてアバは消し去ってしまった。まさにこのアルバムは、僕の人生を変えた忘れられない一品となったのだ。そんなアルバムに収められていた曲が以下の通り。

01.DANCING QUEEN
02.MONEY,MONEY,MONEY
03.THAT’S ME
04.KNOWING ME,KNOWING YOU
05.BANG−A−BOOMERANG
06.TIGER
07.THE NAME OF THE GAME
08.SOS
09.MAMA MIA
10.I DO,I DO,I DO,I DO,I DO
11.SO LONG
12.TAKE A CHANCE ON ME

初期から中期にかけての名曲が収められているが、今からみても実に無駄のない選曲といえる。ツボを得ているとはこのことだと思うのだが。


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