第16回 スウェーデン・サッカー(02/06/19)

 僕の応援していたスウェーデン・サッカー・チームがついに敗退した。でもこのセネガルとの試合は、ラフプレーもなく、本当に素晴らしいものだった。スウェーデン・サッカーは守りのサッカーと言われているが、攻撃モードに入ったときのスウェーデンは本当に凄い。一言でいうならスウェーデン・サッカーというのは、メリハリの効いた無駄のないサッカーといえる。一部のアナウンサーは、日本にとってスウェーデンの方が勝つ見込みがあるなどといっていたが、なにを言っているのかと思った。優勝候補に挙げられているテレビ局ごひいきのイングランドが34年間も勝っていないチームなのだ。こんなことを軽々しく言ってもらいたくない。世界は違うが、日本には将棋という素晴らしいゲームがある。将棋には攻め将棋を得意とする棋士と、守りの将棋を得意とする棋士がいる。どちらが魅力的かと言えば、多くの人は攻める棋士のほうが格好いいと答えるだろう。しかし、守ることが攻める事以上に難しく、頭を使う事だといのうは、このゲームをマスターするにしたがって誰もが実感することである。これはサッカーにもあてはまるのではないだろうか?”攻撃は最大の防御なり”という言葉があるが、それは時と場合による。スウェーデンのサッカーに派手さはないかもしれないが、だからといって彼らの堅実なサッカーがアルゼンチン、ブラジル・サッカーより格下で、学ぶべきものがないというのは支離滅裂である。日本のマスコミは、なぜ彼らが死のグループF組(おそらく、日本のマスコミはスウェーデンが一番弱いと思っていただろう)で1位になったのか?なぜイングランドがスウェーデン人の監督を迎え入れているのか?もっと公平な立場で分析、コメントしてほしかったのだが。スウェーデンの監督がアルゼンチン戦の直前に言っていた印象的な言葉がある。「やることは一つしかない」単純な言葉だが、よほど自分達のスタイルに自信がなければ出てこない言葉であろう。「なるべくならブラジルとあたってほしくない」とか言っている日本のマスコミ、どんなチームが来ようとも、それをはねのけられるという自信がなければ、永久に上のクラスに行けることはないと思う。

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