皆様へお知らせ」
Acousphereパット・メセニー・ラボをいつもご覧いただきありがとうございます!
今後新規の更新は『ToshiShimizu GuitarBlog』にて行っていきます。
お手数ですがこちらへ改めてブックマークをお願いいたします。
これからもパットに関する研究発表、そしてみなさんに役立つ情報をお知らせしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 Acousphere清水

「Acousphereパット・メセニー・ラボへようこそ!」
Acousphereのギタリスト清水敏貴です。
現代音楽界において世界最高のギタリストの一人であるパットメセニー。
僕がギターを本格的に始めたときからのヒーローであり、ずっと追いかけ続けてきた存在の人です。
デビュー以来、絶え間ない音楽的進化を続けてきたPat。
音楽の停滞が言われて久しい1990年代から2000年代ですが、
そんな時代の中でもPatは新しい音楽を求めてチャレンジし続けています。
Patが進化の過程の中で創り上げてきた音楽と演奏の秘密を解き明かすことで、
我々を含めこれからの時代に生きるミュージシャンが本物の音楽を作っていけるヒントを得たい、
という思いがこのホームページを作る動機となりました。
全てのギタリスト、ミュージシャンにとって良いものを作っていけるよう
じっくり取り組んでいきたいと思います。
このサイトのミッション

Have You Heardメロディ研究スタートします!>
Patの数ある曲の中で、僕にとって最も刺激的で素晴らしい曲が「Have You Heard」です!
この曲のエッセンスを残すところなく吸収するためにじっくり研究したいと思います。
Patの素晴らしさを再認識しながら、みなさんと一緒にチャレンジしていければと思います。
どうぞ楽しみながらお付き合い下さいね!

コンテンツ
(1)Patはなぜ薄いピックを使うのか?
(2)Jamesアドリブ研究その1
(3)Jamesアドリブ研究その2
(4)ギターの構え方についての考察
(5)
目をつぶって演奏することとクリエイティヴィティの関係
(6)トライアドとtarget note approach

(7)target note approachの演奏例
(8)target note approach / Third Wind研究と "unit"
(9) target note approach / 調性感と無調性感
(10) Jamesアドリブ研究その3
(11) Jamesアドリブ研究その4
(12)target note approach / unitの特性と分類
(13)target note approach / 1拍フレーズ譜例と練習方法
(14)オーケストリオンQ&Aインタビュー・その1
(15)target note approach / 2拍以上のフレーズ譜例
(16)6弦ルートコードのエクササイズ
(17) Jamesアドリブ研究その5
(18) Jamesアドリブ研究その6
(19) Orchestrionツアー2010 in Tokyo!
(20) Have You Heardメロディ研究:イントロ

資料
関連サイトリンク集

Jamesタブ譜 1 -20小節
Jamesタブ譜 21 -40小節
スケールダイアグラムwithソルフェージュ
コードトーンエクササイズTAB譜
Third Wind資料

target note approach / unit list
target note approach / 練習譜例

Acousphere Official Site
"Super Guitar Duo"
Acousphereのオフィシャルサイト!
Thank you for visiting Acousphere "Pat Metheny Labo" Website ! Choose your language !

(20) Have You Heardメロディ研究:イントロ
Patの演奏で注目されるのはアドリブの部分がほとんどだと思います。
実際僕もかなりの時間をアドリブ研究に費やしてきました。
しかし今回Have You Heardのメロディをコピーしてみて、メロディ弾きの中にもたくさんのアイディアが詰まっていることが分かりました。
ここではPatがメロディを弾くときのこだわり、そして歌うメロディを弾く方法などを研究していきたいと思います!

●Have You Heardについて
Have You Heardはアルバム「Letter From Home」に最初に収録されている、パットメセニーグループの代表曲です。
メロディは主に4/4拍子と3/4拍子の組み合わせで出来ていて、初めて聴いたときにはかなり独特な雰囲気を感じましたが、何度も聴くうちに変拍子ということを忘れてしまうような完成度に気付きます。
DVD「More Travels」にも収録されていますが、全ての弾き方を見ることはできないため、YouTubeの映像も参考にしながらコピーしていきたいと思います。

●Have You Heardメロディ研究:イントロ
まずイントロ部分にトライしてみましょう。
フレーズを分析してみます。
2弦と3弦を使ったダブルストップのフレーズでできています。
インターバルは5度です。
左手の指使いは特に難しくはないと思います。
基本形は人差し指と小指を若干大きめに広げ、その状態を常にキープします。
ポジション移動時にこの形を崩さないように注意しましょう。
音が切れるタイミングを揃えるために、人差し指と小指を同時に動かす練習も必要です。
4小節目と8小節目にシングルノートが2音ずつありますが、人差し指は弦を押さえたままで中指と小指を動かしましょう。

次に右手のポイントを説明しますが、その前に用語説明をしたいと思います。
TAB譜に書かれている「picking」の箇所をご覧ください。
大文字と小文字のアルファベットが並んでいますが、意味はこのようになっています。
・大文字のD:ダウンピッキング
・大文字のU:アップピッキング
・小文字のd:ダウンの空ピック
・小文字のu:アップの空ピック


[TAB譜をクリックすると大きな画像で見れます!]

ではイントロフレーズを見てみましょう。
全てのダブルストップがダウンピッキングで演奏されています。
そしてダウンの空ピックもほとんどすべての休符部分に入っています。
これはPatがリズムセクションの一部という意識を持って演奏していることを意味しています。
リズムを崩さずにぴったり合わせるためには空ピックが重要だということですね。

1小節目と3小節目の最後の音にはダウンの空ピックが入っていません。
これは最後の音を1拍分しっかり伸ばしたいという強い意識の表れだと思います。
空ピックが入るとどうしてもリズム主導になるので、強いアクセントが付けずらくなります。
リズムにぴったり合わせて演奏することはもちろんなのですが、ニュアンス重視ということですね。

そして4小節目と8小節目の最後にあるシングルノート。
これらの音だけアップピッキングで演奏されています。
みなさん一度ダウンとアップのピッキングの違いについて体験してほしいのですが、ダウンは力強く太い音、アップはくっきりと抜ける音がすると思います。
Patはこの音色の違いを自分が出したいニュアンスと結びつけて演奏しています。
ここでのシングルノートは、それまでのリズム重視のダブルストップとは大きく異なり、かなりメロディ寄りのニュアンスになっています。
もし仮にこのシングルノートもダウンピッキングで演奏したとすると、他の部分との違いがなくなり、ニュアンスが際立ってこなくなるでしょう。
アップピッキングで演奏することではっきり聞こえるようになり、全体的に見ても抑揚の大きくついたフレーズになるのです。

今回Patのメロディ弾きを分析する中で分かったことの一つに、ピッキングのフレキシビリティがあります。
オルタネイトピッキングは確かにリズミカルに弾きやすいですが、ニュアンスが一定になる傾向があります。
Patは出したいニュアンスに最適なピッキングを、メロディやフレーズ毎に使い分けています。
オルタネイトピッキングに慣れた人には右手のパターンを崩して弾くことは最初は大変でしょうし、フレキシブルなピッキングをしつつリズミカルに弾くことは更に難しいことです。
しかしPatのような歌うメロディを弾くためには必須のテクニックだということが分かりました。
Pat的演奏を目指す人はぜひチャレンジしてみてくださいね!
引き続きHave You Heardのメロディ研究は続きます!

written by Acousphere Toshi
http://www.acousphere,net







Acousphere Official Site
"Super Guitar Duo" Acousphereのオフィシャルサイト!



ギターレッスンサイト
"Guitar&Guitar"

Acousphereによる無料のオンラインギターレッスンサイト。初心者からプロまでレアな情報満載です!



プロギタリスト養成講座
プロギタリストを目指す人に必要な知識や仕事の流れなどをわかりやすく説明しました。



Acousphere Cafe
Acousphereが気ままに営業するミュージシャンの為のカフェ。たまにセッションライブもやってます。