■ ボーカルレッスン(4) - ピッチを安定させる練習
歌を上手に歌うには正しいピッチで歌える事は最重要課題です。
好きな曲をたくさん歌う事を続けるだけでもピッチは良くなりますが、更に専門的な練習をすることで早く上達することができます。
ここではいくつかのピッチを安定させる為の練習方法を紹介したいと思います。

良いピッチとは何か?
さて、良いピッチで歌うということはどういう事でしょうか?
一言でいえば「
楽器のように歌う事ができる」という事かもしれません。
例えば良くチューニングされたピアノのように、どの鍵盤を叩いても正確なピッチの音が発音される。
それを自分の声で行う事ができればいいのです。
その為に大事なのは
楽器と一緒に練習するという事。
ギターなどを弾きながら正しいピッチを耳で聞き、その音程に歌声をあわせてゆく。
そうすれば自然と正しいピッチで歌う事がクセになりますし、同時に耳がよくなり音感が発達します。

■シンガーにとっても楽器を理解する事は大事な事です。歌だけでなくもうひとつメインの楽器を見つける事をおすすめします。
ロングトーンで安定した音を出す練習
さあ楽器を用意したら練習スタートです!
今回はギターを例にして話をすすめます。
まず
ギターを持ち、適当なフレット、弦をおさえて音を出してみてください。
その音を聞きながら同じ音程に聞こえるように一緒に歌を歌いましょう。
大きな声で歌う必要はありませんが、以下のことを気にしながら歌って下さい。
・腹式呼吸でお腹に力をいれて歌う。
・一気に空気をはきださないでゆっくりと。
・一定のスピードで空気をはきだし続ける。
・喉の使い方、振動のさせかたを意識する。
・安定させるには一定の喉振動をゆっくり続けるのが大事。


スタッカートで狙ったピッチをヒットする練習
次は同じようにギターを弾きながらスタッカートで歌ってみましょう。
スタッカートとは短い音をドラムのように「パッ!」と歌うことをいいますが、音を出す時間が短いので
正しいピッチを一発でヒットしないといけません。
最初は難しいですがトライしてみてくださいね。
では以下の手順に従って練習開始です!
・同じく腹式呼吸で行うので、しっかり深呼吸してはじめます。
・ギターを弾いて同じ音をまずはロングトーンで歌いましょう。
・正しいピッチを見つけたら喉の開き方をそのままにホールドします。
・そして短くスタッカートで歌う練習をします。
・力んで空気を送り過ぎるとピッチがずれるので注意!
・自信がついたらいきなりそのピッチをヒットするように練習しましょう。

様々な音便で歌ってみよう
上の練習方法をいろんな音便(言葉)で歌ってみましょう。
代表的なのは「
あ、い、う、え、お」ですね。
それ以外の行(カキクケコなど)も試していくといいでしょう。
英語の曲を歌いたい人はアルファベット全てで行うのも練習になります。
A、B、C、D、E〜」という感じで全てのアルファベット歌いましょう。
特に「R」や「P」「Z」などはネイティヴスピーカーを参考にしながら発音すれば英語も上達して一石二鳥ですよ。
それ以外にも
いろんな単語や文章で歌うのも良い練習になります。
以下にまとめておきます。
・ロングトーンの音を「あいうえお」で歌う。
・スタッカートの音を「かきくけこ」で歌う。
・英語のアルファベットでも同じように歌う。
・単語や文章、詩などを歌う。

まとめ
普通にカラオケで好きな歌を歌うだけでもとても上達すると思います。
やはり練習量が大事ですからね。
でもこのように
基本のテクニックを身につけていたり、頭で理解していれば上達は更に早いものになります。
自分が扱っている「音」という現象を理解して歌う事だけでなく、
音楽そのものに興味を持ってもらえたらなと思います。
頑張って良い歌を歌えるようになってくださいね!
Written by Acousphere Shige Okuzawa
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