NHK-BSの宣伝スポット

 どーもくんは元々NHK-BS10周年記念キャラクターである、というのは以前にも書きましたが、一般的な30秒スポットや4秒スポットは、BSならば辺境地でもテレビが見られるということを言った「たーちゃん登場篇」、BSアンテナが雪などに埋もれたりすると見えませんということを表した「映ったぞ篇」以外は、BSの視聴方法、NHK-BSの契約料金などについては触れられていません。
 どちらかというと、”テレビのたのしさを、テレビをみているみんなにつたえるため”(主婦と生活社刊「別冊すてきな奥さん ねーねー」No.29 ねーねーキャラランド第6回の「どーもくんてなにもの?」より引用)の作品であり、作品は直接的なNHK-BSの宣伝にはなっていません。
 ですが、30秒スポットなどの映像を巧みに編集、また合成などを行ってBSの視聴方法、NHK-BSの契約料金についての宣伝を行ったスポットがありました。
 はじめは「続々ゾクゾク」なのが、それがいきなりうさじいのテレビに映っていることになって、ざーっとサンドストームノイズに変わってしまいます。見ていたうさじいは驚いて「どーも!」と叫び、どーもはテレビが映らなくなったショックで奈落の底に落ちてしまいます。どーもが外で雪かきをしてアンテナを出してやると、うさじいが「映ったぞ」と穴から顔を出します。お部屋のテレビには再び映像が映し出され、どーもとうさじいはまた仲良くテレビを見ている、めでたしめでたし、というもの。
 以上が大まかなストーリーで、その後スケボーをするどーも、段ボールに顔を描いて作ったうさじいの偽どーもが出てきておしまいです。
 映像自体は「続々ゾクゾク」「映ったぞ篇」「ロックはお好き篇」「ハートスポット」などからで、声もきちんとオリジナルの声優(?)のものが使われています。
 「続々ゾクゾク」の音楽、どーもやうさじいの声、効果音はもちろんあり、それに女性の声でのナレーション「パラボラアンテナでも、ケーブルテレビでも楽しめる、NHK-BS!」、あと月額の視聴料金などが文字で出されます。
 ナレーションや文字で提示される宣伝的な内容をまとめてみると「BSが映らなくなったらアンテナを見てください」「NHK-BSはパラボラアンテナかケーブルテレビででも見えます」「視聴料は月額(地上波の料金に)プラス945円です」といったところ。普段のスポットに比べるとかなり宣伝としての情報が多い珍しいどーもくんのスポットです。
 なかなか上手くできていて、よく知っていなければつぎはぎだらけとは思えないできばえです。
 また、「続々ゾクゾク」は1分間に二度放映されることが多かったのですが、はじめに「続々ゾクゾク」をやって、二回目の「続々ゾクゾク」と思いきやこのコマーシャル、という驚かせる放映順で放映されたりもしました。
 「続々ゾクゾク」は大きく分けると3つある、ということは以前書きましたが、この継ぎ接ぎコマーシャルは少なくとも最初の「続々ゾクゾク」(黄色い画面ではじまるもの)を使ったもの、二つ目の「続々ゾクゾク」(雪の中ではじまるもの)を使ったものがありました。三つ目のものがあったのかどうかは確認できていません。(多分なかったのではと思います。)

 以下は実際の画面。

「続々ゾクゾク」

「ぞく!ぞくぞく!」

ざーっ!

うさじい「どーも!」

どーも「うおーっ」

テレビ、揺れながら文字メッセージ

うさじい「映ったぞ」ナレーション「パラボラアンテナでも」

ナレーション「ケーブルテレビでも楽しめる、NHK-BS!」

いろんなものが映るテレビ。

スケボーどーも「どーもー」

うさじい「どーも」