「どーもはじめて物語」の3バージョン(その三)

 ビデオ「どーも338秒」にも収録され、またNHK-BSでも時々放映される「どーもはじめて物語」は実際には3バージョン存在します。初放映3分バージョン、5分番組化バージョン、ビデオ収録バージョンの3バージョンです。
 前回、前々回と3分バージョン、5分バージョンのカットとナレーションを表にしてお見せしましたが、ほぼお分かりいただけたと思います。
 時間が延びたことで、音楽やナレーションが増えたのはもちろんですが、はじめのどーもたちが平和に暮らしているシーン、仲間が眠りから覚めなくなって悲しむどーもくんのアップが入ったり、といった改変がなされています。
 また、一見これまでと同じような部分にも、恐竜が動くようになったり、リンゴをとる手が入ったり、卵の中のどーもくんが動いたり、また昼間-夕方で終わりであったカットが昼間-夕方-夜となったりと、細かい変更がなされています。
 ここまでが3分バージョンと5分バージョンのおおざっぱな違いですが、問題は5分番組バージョンとビデオ収録バージョンとの違いです。時間は同じですから、ほとんど変わりません。お気づきになったでしょうか?
 平和に暮らしている部分で、どーもくんたちが木に絵を描いているカットがあります。ここで、番組バージョンでは描いた絵が消えてしまいます。しかし、ビデオ収録バージョンでは木に描かれた絵は消えないのです。


 5分番組を見ていて、最初おや、と思ったのですが、木を傷つけているようだから消えるようにしたのかなー、それとも失敗なのだろうか、なんて思っていたら、ビデオに収録された暁には絵が消えなくなりました。一体どうしてなんでしょうね。
 これで「どーもはじめて物語」の3バージョンについてのお話はおしまいです。
 それにしてもこのお話は、リンゴ(らしきもの)の実を食べて、といったあたりが聖書を思い起こさせるのであまり好きな方ではありません。既にある設定にあわせるとか、作品のつじつまがあうように設定を考えて続編が作られるということがありますが、この作品も”どーもくんはリンゴが嫌い”という設定にあわせた気がするからかもしれません。とはいっても、昔のどーもくんたちの生活がかいま見れるという意味では大好きな作品ですが。のっぱらで花を持ってつったっているとか、卵を抱いてるどーもと歯の生えそろっていない子どーもがいたりとか。まあ、好きな方ではないといいながら、やっぱり、好きなんですけどね。

追伸 もしかしたらまだまだ気づいていない違いがあるかもしれませんので、もしお気づきのことがあったらお教えください。お願いします!

今回はこれまでですが、下は「はじめて物語」のカットをコンピュータに取り込み参考にして作った画像です。画像方式をBMPとかJPEGなどにして壁紙にでもお使いください。