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アニメーションさせる、ということ
どーもくんはぬいぐるみアニメーションである、という話は前回やりましたが、アニメーションについてもう少し考えてみましょう。
フィルムの場合、基本的に1秒間に24コマ、と書きましたが、これは言い換えると最大が24コマ、ということです。ぬいぐるみなどを動かしたり絵を描く手間を省いて楽をしたり、制作時間を短縮させる、制作費を浮かすためにという理由で1秒間を12コマや8コマにしたりします。ただ単純に2コマ同じものを撮影すると24÷2=12という訳です。こうすることで先に出したような利点があるのですが、その反面動きがぎこちなくなったりもします。フィルムで作られているテレビアニメーションなどではよくこの手法を用いています。日本のテレビアニメーションを見慣れた目でウォルトディズニーのアニメーションを見ると非常になめらかで、なめらかすぎて気持ち悪く感じられさえするのはこのためです。(日米の動かし方に関するセンス的な違いもあるのでしょうが。)
このコマ数を減らすやり方は、制作時間を短縮させる、制作費を浮かすなどの理由があるのですが、そうではなく表現手法の一つとしてあえてコマ数を減らしている、24コマに縛られないようにするという場合もありますのでご注意ください。
少し話が変わりますが、コンピュータが発達したおかげで使えるようになった表現手法にモーフィングがあります。出始めで有名なのが「ターミネーター2」、液体金属で出来たターミネーターT1000が様々な人間などに変形するあれです。当時流行熱にでも冒されたようにテレビコマーシャルでも同じ技法が用いられたのでご記憶かと思います。このモーフィングは画像と画像の間の画像をコンピュータに作成させ、一つの画像からもう一つへとなめらかな変形を見せるものですが、最近ではこれをアニメーションに利用している場合もあります。単純に話をすると、フィルム1秒用に最初と最後の2コマだけ撮影し、残りの22コマ分をモーフィングにより作成させるのです。これだと動きはなめらかだし、手間も省けます。ただ、生で撮影しているのとは違って違和感があります。
どーもくんは男の子っぽく、たーちゃんは女の子っぽく見えるようにアニメーターが少しずつ動きを変えながら撮影しているのですが、人間が出せる微妙なニュアンスが出ないのです。ただ点と点をつなぐのではだめなのです。
こういった意味で、作品を見るたびに、どーもくんをあれだけ上手く動かしていることに感動さえするのですが、どうでしょうか?
今回はここまでで。
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