「どーも冬ものがたり」のハイビジョン版

 「はじめてものがたり」「夏ものがたり」に続く5分アニメーション番組「どーも冬ものがたり」。前回の「夏」からは絵が合田さんの手書きに近くなり、今回ではナレーションがなくなりました。テロップも少なく、映像と音楽で見せるようになっています。ナレーションが無くなったからか、ストーリーがこれまでのと趣向が違うせいか、「はじめて」での「かなしいのは ごめんだよ」、「夏」での「おまえは いまを いきるもの ここにいてはいけない」といった印象に残る言葉がなかったです。とはいっても、30秒スポットとは違うゆったりほのぼのした感じ、雪の積もった木々に幻想(?)が重なっていくあたりなど楽しかったです。NHKの夕方のお子様むけ番組内にでもコーナーを作って週間化していただけると非常にうれしいんですが、無理なんでしょうねー。
 で、この「冬」、ご覧になってお分かりのように従来の4:3比率で作られていました。BS1、2で散々放送されたのですが、BSデジタルのハイビジョンでも放送されました。ここで問題になるのが、4:3をどうやって16:9にするのか、です。30秒スポットは全て上下を丁寧に切り取る形でしたが、この「冬」は面白い形で放送しました。

 オリジナルの4:3画面を切り取らずに横長の画面に小さくして入れ、画面に余白を作る形にしたのです。冬だし、白い余白にしたんだなー、なんて油断してぼーっとして見ているといけません(笑)。忘れた頃に余白にどーもくんが歩いていったり、スキーを滑っていったりするのです。

少し薄いですが右端にご注目。

本編の「冬」を見慣れていたので、その余白ばかりをそれから見ましたが、とてもかわいいです。本編ハイビジョン版は2度見るか、4:3版を見慣れた後に見ることをおすすめします。是非機会がありましたらご覧ください。
 それにしても、こうやっていろんなバージョンを作ってしまうと、ビデオソフトを出すときどうなるんでしょう。こうなったらDVDで全バージョン(従来の4:3版、ハイビジョンの16:9版、「どーも、BSです。」字幕ONOFF、サウンドトラックなどなど)で出していただくしかありませんね!

 ではまた次回。