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海岸動物拾い歩き記 100




滑らかな石、きれいな貝殻

2013・1・11
田中利雄

 

 {私はただ浜辺で遊び戯れ、時おり普通よりも滑らかな小石やきれいな貝殻を見つけて遊ぶ子供のようだった}

 これはアイザック・ニュートンの言葉です(藤嶋昭、1911、『時代を変えた科学者の名言』、p.50-51、東京書籍(東京)。1,000円+税)。同じ話は、小山慶太、1997、『道楽科学者列伝』、p.10-11(海辺のニュートン)、中央公論社(東京)。660円+税。という本にも紹介されていますが、前者の方がより具体的です。

 
写真1 伊良湖岬の石ころ
写真1
写真2 伊良湖岬のキサゴ
写真2

  ところで、写真1は、愛知県田原市の伊良湖岬周辺で拾った石です。滑らかな石は、近年少なくなってきました。また、写真2は、同じ場所で拾った巻き貝のキサゴです。見なれた貝ですが、きれいです。

 なお、こんな本もあります。

 渡辺一夫、2005、海辺の石ころ図鑑、ポプラ社(東京)、1,500円+税

 これは4年後の2009年に購入しましたが、第5版でした。まずまずの売れゆきがあったようです。全国の海岸の石ころを紹介しています。ただし、難点がありまして、それは石の中に穿孔生活する現生の二枚貝・ニオガイ科の貝を化石だと勘違いして紹介していることです。
 同じ著者が、『川原の石ころ図鑑』を同社から出版されています。

 旅先で、お土産にその土地特産のお菓子や農水産物を買うことがありますが、石ころやきれいな砂なども、思い出深い記念品になります。そのような趣味の人を数人知っています。

 最後にもう一つ、『石はきれい、石は不思議』、イナックス(名古屋)という素晴らしい本を紹介します。

 ただ、この本は足が生えたか、羽が付いたか、僕の本棚から消え失せてしまいました。青森県で浜のきれいな石を拾っているグループの人達のコレクションと説明文が魅力的です。イナックス社は、名古屋の陶磁器メーカーですが、毎年何らかの展示会を催しており、関連する本を出版しています。それから、綺麗な石は、佐渡島でも拾えると聞いたことがあります。行ってみたいですね。


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