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海岸動物拾い歩き記 101




伊良湖岬周辺にコウイカの甲の大量打上げ

2013・6・23
田中利雄

 台風4号が低気圧に降格し、太平洋上を東進したので、この日、朝、6:40に渥美半島へ向けて出発しました。2時間余りで伊良湖岬手前の西ノ浜に着き、浜に降りると、思ったより漂着物が少ないのでした。

 しかし、コウカの甲が沢山落ちていました。300メートル弱の間に、89個を数えることができました。その代表的な物が写真1です。

 

写真1

 ほとんどが上段の真っ白いタイプですが、中段や下段のような「く」の字模様が入っている物も2割ほど混じっていました。この模様は、もともとは無かったのでしょうが、漂流しているうちに出来たのでしょう。おそらくは、生長傷で、季節の変わり目や、エサ場の差違などが影響して、甲の密度に変化が出来、その密度変化の境目に着色したのだろうと思われます。こういう甲は海岸でしか拾えないでしょう。

 続いて訪れた和地町の海岸でも、15個拾いました。両海岸での合計は104個となりました。
 この「く」の字模様の数が、漂流していた時間(長さ)と関連しているのかもしれませんね。


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