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海岸動物拾い歩き記 94




伊良湖岬の三河湾側の西ノ浜でヒメアサリとヒトデ類

2012・1・4
田中利雄

 冷たい海風の中、「西ノ浜」を物色しながら歩きました。

 ヒメアサリの殻が幾つか落ちていました。これは、アサリよりも殻の表面の刻みが細かい種類で(写真1)、外洋性の種類です。


写真1

写真2

 もう一つ、アサリとの違いは、殻の内面が黄色味を帯びていることです(写真2)。しかし、写真3のように、白色の物もありますし、写真4のように、紫色を帯びたものもありました。今回は4cm前後のものが多く、まだ若い貝のようです。


写真3

写真4

写真5

写真6

 そして、写真2と4には、小さな穴が開いているのに気づきました。拾ってきたヒメアサリ14個のうち12個に穴が開いていました。85.7%です。これは、他の貝やヒトデなどに食べられた穴でしょう。

 ヒトデ類は、スナヒトデ(写真5)とモミジガイ(写真6)を拾いました。ともに、この地で時々打ち上げられている普通種です。穴を開けたモノ達でしょう。

 昔、アサリの養殖業者が、ヒトデを捕らえると、二つに切って海に抛りこみました。しかし、ヒトデは再生能力が強くて、2つに切られたヒトデは、2匹のヒトデになったといいます。


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