M邸

無垢の地元産木材(西川材)を使った木組み造りと漆喰壁に、鉄筋コンクリート打ち放しの壁が調和しながら佇んでいます。
新興住宅地として丘陵地に造成された敷地は、南側前面道路に対して1.5m~2.0mほどの高低差がありました。 この部分に鉄筋コンクリート造りの車庫を設け、その上に木造平屋が建っています。(車庫は1階に見えますが、法律上は 地階として扱われます。)

北側道路に面しては、交通量が多く防音対策のため、1階部分に鉄筋コンクリート造りでL字型に壁を設けています。 一見、鉄筋コンクリート造りの上に木造家を載せているかのように錯覚しますが、純粋に2階建て伝統工法による木組み造りとなっています。
内壁材は、漆喰塗り、および杉板張り、床や天井は無垢の(厚 36mm)杉厚板張りといった自然素材のみの材料で仕上げられています。

南東側の外観。南面道路より段差を利用して車庫を設けている。
コの字型の建物配置で中庭が出来ている。


北面道路からのアプローチとなる玄関。




中庭にはヤマボウシが植えられ、四季折々の風情を感じさせてくれる。


茶の間となっている和室。配膳戸棚越しの奥に見えるのは台所。

茶の間と繋がる和室8畳は客間。小屋裏部分には収納スペースが設けてあり、正面に見える床の間が階段室に変身する








 
2階洋室には杉板が張ってあり、山小屋風の室内空間となっている。