ぴーちゃんの歌
My dear little friend
絵・文 さかざきちはる
  
青春出版社 刊
定価 :\1000
  ISBN4-413-00617-8
何かを愛することは 毎日が変わりはじめること
ちっちゃなぴーちゃんからの とっておきのプレゼント

そこにいるだけで 愛しいものたち───
いつの日か飛び立っていく小さな命に
いまできることは 愛すること 記憶すること……

 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆ 
■ 作者/さかざきちはるさんからの言葉 ■
文鳥のヒナがうちにやってきたのは、2年前の冬のことです。
ちいさないきものと暮らし始めて、自分の生活に色がついたように感じました。
それまではアパートはただの「住居」でしかなかったのに、
ぴーちゃんがうちにやってきてから、そこは「おうち」になったんです。
自分を必要としていて、待っている存在がいるだけで、
こんなにも生活は変わるんだ、と驚きでした。
それから、ぴーちゃんが、食べて、歌って、羽づくろいをして、飛んで、
それだけで幸せそうな顔をしているのをみて、「満ち足りる」ことを知ったように思います。

毎朝、文鳥のカゴにかけてある布を取って、「おはよう」とのぞきこむと、
ぴーちゃんは私の顔をじっと見る。私もぴーちゃんの顔をじっと見る。
そして「なんてかわいいでしょ」と言ってしまう。毎朝それのくり返し。

毎日見ていてもちっともあきない。いつ見てもかわいい。(親ばか)
自分のそばにいる、ちっちゃな命、でもすごく大きな存在、に対する思いを
残しておきたくて、本をつくったのかもしれません。

あと、同じペットでも猫や犬に関する本はたくさんあるけれど、
鳥に関する本はとても少ないので、「みんな鳥のかわいさをもっと知るのだ〜」
という気持ちもあったかな。「ハムスターもいいけど、鳥もすごいぞ」と(笑)。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆


まだ雛だったぴーちゃんが、ある日主人公の家にやって来た
ここから物語は始まります

◆  ◆  ◆  ◆  ◆
ぴーちゃんの歌を読んでみて…
文鳥を飼ったことがある人なら、この本に描いてある気持ちは絶対に分かるはず!!1ページごとにじわ〜〜〜〜んと来て、「そうそう!うちの子も同じだわ〜!」と笑ったり、しんみりしてみたり。シンプルな絵と文なので、行間にある風景をあれこれ想像しつつ、自分ちの文鳥と重ね合わせて味わうことができるところも好きです。
本の中に「手紙1通と同じ軽さ」という文章があるんですが、言われてみたら、ホント、そうなんですよね。そんなにはかない重さなのに、ちゃーんと生きて動いてるって事を考えるとうーん、すごいと思った単純なワタシ。それだけじゃない。存在感の大きさは体の大きさとは関係ないって事…。

ぴーちゃんの歌を読んだ後は、一層ぴぃとちゅるが可愛く思えるようになりました。不思議ですね。何だか愛おしさが増してきた感じ。しみじみとぴぃ達の顔を見て、ほんわか幸せな気分に浸る…。
私たち鳥飼いにとって、鳥と暮らすということは「日常」ですよね。多分、明日もあさっても今日とほとんど同じで、特に変わらない日々が続きます。だけど、そういった日常の中にも、昨日とはちょっとだけ違う楽しみやヨロコビがあるんだなーと、本を読んで改めて気が付きました。
今文鳥を飼ってる人にも、過去に飼っていた人にも、これから飼ってみようかなと思っている人にもお勧めしたい本です。何度読み返しても、その度にあったかーい気持になれますよ〜。

ところで。さかざきちはるさんは、実は、掲示板とゲストブックに書き込みをしてくださっている
「ヨモギ」さんなのです。こんな出会いがあるとはー。びっくり&うれしいです。


 
 
さかざきちはるさん作の絵本です
ペンギンゴコロ
ペンギンスタイル
ペンギンジャンプ

このシリーズもとってもお勧めです!
左端の「ペンギンゴコロ」は一番最初に出版した絵本だそうです

最近ではJR東日本の「スイカ」のPRでも
さかざきさんのイラストが使われていますね
https://www.jreast.co.jp/suica/でチェック
 
 

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