文楽の太夫って?

文楽は
「太夫」(義太夫節の語り手)
「三味線」
「人形」
以上の三業で成り立ちます

太夫
(たゆう)と読み

二音節の名が付く場合(たゆう)
そのほかは(だゆう)と濁ります
たとえば二音節は 住太夫(すみたゆう)
一音節は 津太夫(つだゆう)
三音節は 越路太夫(こしじだゆう)
となります

江戸時代 1684年道頓堀に竹本座開場
その後1703年には豊竹座開場
そして竹本座に所属する太夫の名字は竹本
豊竹座に所属する太夫の名字は豊竹でした

太夫は床(ゆか)に上がる前
柔道の帯の三倍ほどの長さの「腹帯」を締め
砂などの入った「オトシ」を懐に入れ
「尻ひき」という小さな腰掛けを尻に敷き
かかとを立てて足の指を折り曲げ
腹式呼吸を行い発声する

太夫は劇に登場する老若男女の
喜怒哀楽すべてを一人で
語り分けます

義太夫節は
関西アクセントで語るのが原則で
詞・地合・節から成ります

詞はセリフの部分です

地合(じあい)は三味線と共に
音の高低、強弱、間、長短などをさまざまに
変化させながら情景を描写し事柄を述べる部分です

節は
より音楽的な旋律とリズムのある部分です