滝原宮

江戸時代
お伊勢参りといえば
内宮・滝原宮・朝熊山の
三カ所にお参りする事でした

僕の先祖は代々北與五郎(きたよごろう)と名乗り
紀州藩配下で当地の庄屋をしておりましたが
江戸時代には北藤太夫(きたとうだゆう)と名乗り
この滝原宮にも携わっておりました

滝原にあった数寄屋作りの北屋敷には
紀州公の為の上座や
能舞台もあり

本居宣長先生はじめ
全国より多くの人々の御宿泊なども司った

後に紀州藩の家老となった二代目の北與五郎事

北主計道善(きたかずゑみちよし)の書いた
海上安全祓が
今でも伊勢神宮の神宮文庫に保管されている


江戸時代にお伊勢参りといえば
内宮・滝原宮・朝熊山の三神社に詣でる事をいい
この滝原宮も家内安全・五穀豊穣・病気回復 
海外への船旅などの安全を祈願して
全国からたくさんの人々が集まった




これが最後の鳥居です
この手前にもっともっと大きい鳥居もあります
これをくぐって静寂のなか玉砂利の参道を
進んで行きます

聞こえてくるのは自身の足音と
鳥の鳴き声のみ




滝原宮の森は壮大
人の踏み入らぬ原生林
樹齢千年の杉の大木が立ち並び
昼間でも薄暗い

静寂



太鼓橋を渡ると右手に社務所

その先のきれいな川の水で御手洗を済まし


もう少し歩むと
そこには滝原宮が御鎮座まします

右が 滝原宮 (たきはらのみや
左が滝原竝宮 (たきはらならびのみや)

滝原宮は静
滝原竝宮は動


荘厳かつ神聖

気持ちが洗われます

二礼
二柏手
一礼

柏手の音が静寂を破る

身が引き締まる

そしてもと来た玉砂利の参道を戻って行く
何度も宮を振り返りながら

なぜか鳥居を出ると
心は静かにおだやかに
そして満たされていた

是非この感動を皆様も一度味わってみて下さい

滝原宮は
三重県度会郡大宮町に御鎮座まします

紀勢本線 滝原駅より車で5分
松阪駅よりバスで60分


東京は池袋よりバスも出ています(リンク)