書肆「天青石」今日読んだ本

・「にゃにゃのまほうのふろしき」

わたりむつこ 作

天青石、読

 こども向けのお話です。でも、主人公の子猫の「にゃにゃ」がすごく可愛い。登場する「いるか」たちも楽しくて、ほのぼのです。

・「RAhXePhON 時間調律師」

神林長平 作

柳薄荷、読

 単にアニメのノベライズに留まらない「神林節」炸裂の作品。巻末の対談も必読。

・「モスフラワーの森」

ブライアン・ジェイクス作

天青石、読

 小動物が主役の話だと、やっぱり肉食動物が悪役だったり、自然の捕食関係を無視してキレイゴトを書いていたりしがちです。でも、この物語の場合は、そういう部分を無視して楽しむべきです。「勇者の剣」の続きではありますが、こちらの方が時代が古い物語なので単独でも充分に楽しめます。

・「呪いの心霊ビデオ」

小池壮彦作

柳薄荷、読

 最近話題の「心霊ビデオ」の真贋話か?と思いきや、いつのまにかB級「以下」の映像作品の薀蓄に。そして最後には「怖い」映像とはなんだろうか?と考えさせる手腕はさすが。

・「魔法使いハウルと火の悪魔」

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作

天青石、読

 どこか懐かしいのに新鮮で、ユーモアたっぷりの世界。ソフィーばあさんの行動が痛快です。

・「旅のラゴス」

筒井康隆作

天青石、読

 主人公の淡々とした語りで、奇妙な世界が魅力たっぷりに描かれています。残りの頁が少なくなってくると、終わってしまうのが何だかもったいなくて、少し寂しくなってしまいました。

・「鳥の歌いまは絶え」

ケイト・ウイルヘルム作

天青石、読

 読み進めていくうちに、淡々とした文中に潜んでいる衝撃と感動が、じわじわと広がってきます。

・「幽霊は身元不明」

矢崎存美作

天青石、読

「幽霊は行方不明」の続編。少し切なく、全体的にほのぼのしているところが好きなシリーズです。

・「『クロック城』殺人事件」

北山猛邦作

柳薄荷、挫折

久々に踏んだ地雷本。「黒死館」から千マイルは遠かった。

・「幻想の犬たち」

アンソロジー

天青石、読

「犬」がテーマのアンソロジーです。中でも「悪魔の恋人」(サージェント・マッケイ)と「逃亡者」(シマック)が好みでした。

・「半熟マルカ魔剣修行!」

ディリア・M・ターナー作

柳薄荷、再読

タイトルと表紙イラストと帯と訳者あとがきで8割くらい損している(原題は"Of Swords and Spells")。
SFとファンタジーが必ずしも相反するものではないことを示す良作

・「崖の国物語1」

ポール・スチュワート作

天青石、読

森の中の奇妙な生き物たちがすごい。