雄勝郡は湯沢のまた南、県境に位置し、冬の積雪量は北辺の鹿角郡とならび記録的なところ。横堀の他にも秋の宮温泉郷など、豊かな温泉資源を持つ地域である。
訪れたのは、秋田の夏の終わりに開かれる大曲の花火競技大会があった翌日だった。雨に祟られ、寒い思いをしながら先輩の車の中で一夜を明かした後のリフレッシュ、これはもう温泉しかないと決めていた。
院内行(かつて銀山のあったところ)に乗って終点一歩手前の横堀で降りた。駅から真直ぐ五分程歩き、大きな道に出て右折。2分くらいのところにある、ちょっと立派な建物が紫雲閣という旅館。値段は忘れたが、確か500円くらいで日帰り入浴ができる。
檜の風呂で体を延ばしてリフレッシュ。泡風呂はレジオネラ菌騒動の影響で休止していた。脱衣場にはドライヤーも完備、シャンプーとボディーソープも装備。このあたりが旅館日帰りのいいところ。
ゆっくりしていたら列車の時間も近くなっていて、慌てて駅に戻った。また雨が降り出している。濡れた髪を乱暴に拭いて、電車に乗り込んだ。