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Dragon's Jazz Corner

最近購入したアルバム

くつろぎ系 初心者の人や、疲れ気味の人におすすめです。
まじめ ジャズをしっかりと聴きたい人におすすめです。
中間 そのどちらでもない人とそのどちらかの人向きです

注:10枚限定です。




(10) MANHATTAN JAZZ ORCHESTRA / BLACK MAGIC WOMAN


lew soloff(tp), ryan kisor(tp), scott wendholt(tp), joe shepley(tp),
jim ough(tb), john fedchock(tb), larry farrell(tb), david taylor(b,tb),
john clark(fr.h), fred griffen(fr,h), tony price(tuba), chris hunter(as),
george young(ts,ss,fl), rroger rosenberg(b.cl),
david matthews(p), chip jackson(b), terry silverlight(ds)
1997/Sweet Basil/



 1  Air Mail Special
 2  Ascenseur Pour L'Echafaud
 3  Black Magic Woman
 4  C.Jam Blues
 5  Calfornia Dreamin'
 6  Candy


ジャズ友のGさんに真空管アンプを作ってもらった。
私にとっては初の真空管アンプです。
色々聴いてみたかったので今作を購入しました。
ビック・バンドはほとんど聴かないけれど・・・マンハッタン・ジャズ・オーケストラです。
デヴィッド・マシューズ(p)が率いるM・J・Q(マンハッタン・ジャズ・クインテット)の拡大版です。

表題曲になったサンタナの(3)「Black Magic Woman」のジャズ化はどうか?
アレンジャーとしてのマシューズの力量が問われる1曲になりました。
ママス&パパスの(5)「California Dreamin」のビック・バンド編も聴きどころになりました。
この曲にはウェス・モンゴメリー(g)の名盤があるけれどここにはギターがないだけに面白かったです。
(1)「Air Mail Special」と(4)「C.Jam Blues」はビック・バンド・ジャズの定番ですね。

(中間系)



(9) KIM BARTH & MICHAEL P. MOSSMAN SEXTET / LATE NIGHT COFFEE


kim barth(as,fl), michael mossman(tp), paulo morello(g),
dudu penz(b), cliff almond(ds), heinrich klingmann(cong),
2014/Enja/



 1  Late Night Coffee
 2  Spanish Fire
 3  Song For My Little Daughter
 4  Temple Of Dendur
 5  Boda En Grinon
 6  A Song For Horace
 7  Eu Vou Voltar
 8  Down In Dumbo
 9  Quiero Ir Contigo
 10  Blues For Barretto
 11  Partido Blue


マイケル・フィリップ・モスマン(tp)の懐かしい名前を見たので手が伸びました。
モスマンは1980年代に大活躍したトランぺッターです。
ジャズ・メッセンジャーズやホレス・シルバー・クインテットに在団しました。
OTB(Out Of The Blue Note)も新生BNの大注目バンドで人気があったのをよく覚えています。
ここのメンバーはマイケル・モスマン(tp)、ケニー・ギャレット(as)、ラルフ・ボウエン(ts)、
ハリー・ピッケンス(p)、ロバート・ハースト(b)、ラルフ・ピーターソン(ds)が名前を連ねていました。
ギャレットやピーターソンのその後の活躍は知られていますね。

さてここはドイツのサックス奏者のキム・バースとモスマンのフロント2管。
熱い熱いブラジリアン・ラテン・サウンドが聴けました。
全11曲は全て二人のオリジナルで占められていて定番のボサノバ曲がないのも面白かったです。
今作は同時にホレス・シルバー(p)に捧げるアルバムにもなっているようです。
こういったサウンドに欠かせないのがギターでパウロ・モレロのプレイにも注目しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



(8) MICHAEL KANAN & DAVID SILLS DUO / THE SWEETEST MELODY


michael kanan(p), david sills(ts)
2012/Gut String/



 1  Wrap Your Troubles In Dream
 2  All The Things You Are
 3  Gone With The Wind
 4  Get Out Of Town
 5  Blues In Ten
 6  Sweet And Lovely
 7  I Let A Song Go Out Of My Heart
 8  I'll Be Seeing You
 9  How Little We Know
 10  Stairway To The Stars
 11  Milestones


「The Sweetest Melody」の表題に惹かれて入手しました。
それに中堅プレイヤーのマイケル・カナン(p)とデヴィッド・シルズ(ts)の組み合わせにも興味を引かれた。
デュオ・アルバムも数多く存在するけれど私は刺激的であるほど面白いと思っています。
ガチンコ勝負のぶつかり合いがいいです。

全11曲は(5)のシルズのオリジナルを除いてスタンダード曲の構成です。
思ったよりずっと大人しい仕上がりでした。
淡々と流れていく・・・二人は多分、同じような感覚を持つミュージシャンだと思います。
優等生的で調和重視型は刺激を求める私にはちょっと合わなかったです。

(くつろぎ系)



(7) NICKI PARROTT & KEN PEPLOWSKI / LIKE A LOVER


nicki parrott(vo,b), ken peplowski(ts,cl)
2011/Venus/



 1  Blue Moon
 2  Everything I Love
 3  Hey There
 4  Sway/Whatever Lola Wants
 5  I've Grown Accustomed To His Face
 6  Sleepin'Bee
 7  In The Wee Small Hours Of The Morning
 8  When I Grow Too Old To Dream
 9  Like A Lover
 10  Mad About The Boy
 11  Here, There, And Everywhere
 12  What'll~I Do ?
 13  How Could You Do A Thing Like That To Me
 14  For No One


ニッキ・パロットもまた日本で人気のある女性ジャズ・ヴォーカリストですね。
女性のベーシストは珍しいけれどさらに歌手というのはこのニッキ・パロットしか知りません。
声質はセクシーながらクセがなく、ストレートでオーソドックスな歌い方が魅力です。
本人がベーシストだということが大きく影響していると思います。

全14曲はスタンダード中心だけど(11)、(14)のレノン&マッカートニーの作品が新味です。
基本的にベース1本で作りたかったヴォーカル盤だと思います。
でもいくら何でもそれでは重いかとケン・ぺプロウスキーのサックスとクラリネットが加わった感じがしました。
パロットとペプロウスキーのデュオ・アルバムとして聴いても面白いのでその狙いは成功です。
つまりベース&ヴォーカル/ベース&サックス、クラリネット/サックス、クラリネット&ヴォーカルの3つが楽しめます。
パロットとしてもヴォーカル異色盤になりました。

私はヴォーカルと楽器1本という組み合わせがけっこう好きです。
ヴォーカル&ピアノ、ヴォーカル&ギターは定番だけど、デュオだとヴォーカリストの力量がそのまま伝わってくるから。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



(6) VLADIMIR SHAFRANOV TRIO / FROM RUSSIA WITH LOVE


vladimir shafranov(p), hans backenroth(b), bengt stark(ds)
2016/Venus/



 1  Midnight In Moscow
 2  Barcarolle
 3  Karelia〜Troika
 4  Valse N0 2
 5  Dark Eyes
 6  Baubles, Bangles And Beads
 7  Stenka Razin
 8  Vem Kan Segla
 9  From Russia With Love
 10  Full Moon And Emply Arms
 11  Midnight In Moscow〜Reprise


ウラジミール・シャフラノフ(p)を聴くのも久し振りです。
シャフラノフは澤野工房が生んだスター・ピアニストだけど今作はヴィーナス盤です。
相変わらずの美しいメロディ・ラインと流麗なタッチは健在です。
余裕しゃくしゃくの演奏は憎らしいほどで安定感、安心感は十分過ぎるほど感じられました。

全11曲はお馴染みのロシアの曲が並んでいます。
私的にロシアン・ミュージックのジャズ化はあまり好みではありません。
何となく合わないような気がするからだけど・・・。
それでもすでにスタンダード化している(5)「Dark Eyes」には魅力がありました。
3者が一体となった圧倒的な演奏が聴けます。

(くつろぎ系)


何しろシャフラノフは私にとって一発目に聴いた澤野の1枚目の「WHITE NIGHTS」が強烈でした。

*VLADIMIR SHAFRANOV TRIO / WHITE NIGHTS



vladimir shafranov(p), george mraz(b), al foster(ds)
1999(1990Rec)/SAWANO/AS-001

澤野工房から復刻された時、一大センセーションを巻き起こしたピアノ・トリオの名盤。
SAWANO/AS-001でもあります。



(5) HARRY ALLEN & JOE TEMPERLEY QUINTET / COCKTSAILS FOR TWO


harry allen(ts), joe temperley(bs),
john bunch(p), greg cohen(b), jake hanna(ds)
2006/Sackville/



 1  Cocktails For Two
 2  Blues In The Closet
 3  My Romance
 4  I've Got The World On A String
 5  Tangerine
 6  Everything Happens To Me
 7  Polka Dots & Moonbeams
 8  In A Mellotone
 9  Sweet & Lovely
 10  Jumpin' At The Woodside


未紹介だったハリー・アレン(ts)の2006年作品です。
ベテラン・バリトン・サックス奏者のジョー・テンパーレイとの共演盤です。
アレンが40歳でテンパーレイが76歳時の録音、ちなみにテンパーレイは86歳で亡くなりました。

全10曲は全てスタンダード作品です。
ジャム・セッション的雰囲気もあるのでみんなが知っている曲になったと思う。
アットホームでリラックスした演奏を聴くことが出来ました。
マット・デニスの(6)「Everything Happens To Me」とエリントンの(8)「In A Mellotone」は大好きな曲です。
(2)「Blues In The Closet」や(4)「I've Got The World On A String」、(9)「Sweet & Lovely」も良かった。
こういうスイング系の演奏をやらせたらアレンの横に出る人はいませんね。
抜群の安定感を誇る・・・だからベテラン・ジャズメンとの相性も抜群です。

つくづくアレンは貴重なテナー・サックス奏者だと思います。
レスター・ヤング〜スタン・ゲッツ、ズート・シムズ、アル・コーンの系図を見事に受け継いでいます。
同時にベン・ウェブスター〜スコット・ハミルトンのラインも持っています。
ハリー・アレンにはこの系統を守っていってほしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



(4) HARRY ALLEN QUARTET / RECADO BOSSA NOVA


harry allen(ts),
joe beck(g), hassan shaker(b), adriano santos(ds)
2006/Swing Bros/



 1  He Loves And She Loves
 2  I Wish I Were (In Love Again)
 3  Corcovado
 4  Manha De Carnaval
 5  Recado Bossa Nova
 6  Do I love You (Because You're Beautiful)
 7  Ela E Carioca
 8  Bim-Bom
 9  The Windmills Of Your Mind
 10  E Luxo So
 11  The Girl From Ipanema
 12  So Danco Samba


あまりに寒いのでせめてボサノバでも聴いて夏の雰囲気を出そうか。
ということでハリー・アレン(ts)のボサノバ盤を一枚選びました。
一応、ハリー・アレンは収集対象の一人ですが多作家なのでとても追いかけ切れません。
多分、現役のジャズ・メンの中では一番じゃないでしょうか・・・まぁ、それだけ人気のある証拠ですが。
ぼちぼちと集めていて紹介していない作品も何枚か持ってます。

アレンのボサノバはポスト・スタン・ゲッツ(ts)の大本命で定評があります。
まぁね、どれを聴いても金太郎飴的ではあるけれど有名曲やリズムが同じではしょうがないです。
でもこの心地良い調べからはどうしても離れることが出来ません。
今作もいいですよ・・・アレンのボサノバ盤の上位にあげてもいいと思う。
ここはジョー・ベック(g)が新味だけどベックのシブいギター・プレイが聴きどころです。
ベックはフュージョン・シーンで一時代を築いた名手ですが2008年に62歳で亡くなっています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



(3) ALAIN JEAN-MARIE TRIO & QUARTET / FRIENDS MEETING


(1,3,5,7,9,11) : alain jean-marie(p), gus nemeth(b), al levitt(ds),
(2,4,6,8,10,12) : alain jean-marie(p), andre condouant(g), patrice caratini(b), oliver johnson(ds)
1982/Disque Debs/



 1  Short Play
 2  Groovin Up
 3  Bongo Bop
 4  Island Song
 5  Skylark
 6  Hubb's Bag
 7  Al's Groove
 8  Kako
 9  Cosmaunaute
 10  Bubble Gum
 11  Jeanine
 12  Tranes Mirror


最近のピアノ聴きのお気に入りは先日紹介したビル・メイズとこのアラン・ジェーン・マリーです。
今作はピアノ・トリオとギター入りカルテットの両方が楽しめる徳用盤です。

全12曲はメンバーのオリジナル7曲にその他5曲の構成です。
トリオはスタンダードが中心でカルテットはアンドレ・コンデュアント(g)のオリジナルが中心になっています。
つまり一粒で二度美味しい作品ということですね。
マリーはカリブ海出身のビギンの名手で切れ味鋭い華麗なピアノを聴かせてくれます。
当然ここに参加の友人達もカリブ海の香りがするけどみんながテクニシャンなので驚きました。
独特のリズム感と明るさを持った作品です。
特にアンドレ・コンデュアントに注目しました・・・流麗なギターさばき素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



(2) SADAO WATANABE
LIVE AT THE JUNK / HOW'S EVERYTHING


         
         
 渡辺貞夫(as),増尾好秋(g), 鈴木良雄(b), 渡辺文男(ds)
1969/Sony/
        渡辺貞夫(as,ss,fl),
dave grusin(key,arr), richerd tee(key), eric gale(g),
jeff mironov(g), anthony jackson(elb), steve gadd(ds),
ralph mcdonald(per), jon faddis(tp),
the tokyo philharmonic orchestra
1980/Sony/
         
 1 Cheryl        1 Up Country
 2 If I Said The Sky Was Fallin'        2 Mzuri
 3 Georgia On My Mind        3 Tsumagoi
 4 This Guy's In Love With You        4 All About You
 5 No More Blues        5 Nice Shot
 6 Here's That Rainy Day        6 Seeing You
 7 Granny's Samba        7 No Problem
         8 Boa Noite
         9 Sun Dance
         10 M&M Studio
         11 My Dear Life


渡辺貞夫(as)さんのライブ復刻廉価盤を2枚購入しました。
ここは帯中の解説で十分だと思うので転載↓させてもらうことにしました。
特に前者は圧倒的な演奏で身震いするほどの素晴らしさです。
間違いなく貞夫さんが日本のジャズ界を背負っていたと実感しました。
後者は日本がバブル絶頂期を迎えようとしていた時代で何も恐れるものはなかった。
もう二度とは出来ない豪華絢爛盤です。

■渡辺貞夫/ライブ・アット・ザ・ジュンク

銀座にあった伝説のジャズ・クラブ「ジャンク」を熱狂の渦にまきこんだ渡辺貞夫・カルテットのライブ・レコーディング。
充実の一途をたどっていた渡辺のサックス、
後年の大成を予感させる若き増尾好秋や鈴木良雄の快演がビ・バップやボサノバ・ナンバーに映える。
渡辺の代表作ひとつであるばかりではなく、日本のジャズ史上に輝くマスト・アイテム。
(帯中よりの転載)

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」


■渡辺貞夫/ハウズ・エヴリシング

渡辺貞夫(as)さんジャズ・フュージョン界の快挙として今なお語られる
1980年の日本武道館公演のエッセンスを収めたライブ・アルバム。
音楽監督はデイヴ・グルーシンが担当し、スティーヴ・ガッド、エリック・ゲイル等を軸としたバンドに加え、
東京フィルハーモニーも参加。これまで以上に雄大なフュージョン・サウンドが展開される。
ここに収録されている「マイ・ディア・ライフ」を同曲のベストとする声も高い。
(帯中よりの転載)




(1) BILL MAYS TRIO / LIVE AT JAZZ STANDARD


bill mays(p), martin wind(b), matt wilson(ds)
2005/Palmetto/



 1  Have You Met Miss Jones ?
 2  Squeeze Me
 3  How Are Things In Glocca Morra ?
 4  Darn That Dream
 5  Music House
 6  Let's Call This
 7   Euterpe
 8   Willow Weep For Me
 9   When Will The Blues Leave ?
 10   Smile


究極の癒し系ピアニスト、ビル・メイズの2005年作品です。
ライブ盤ですがその優しさや美しさのタッチは相変わらずで完成度の高いアルバムになっています。
メンバーもマーティン・ウィンド(b)とマット・ウィルソン(ds)というシブい組み合わせです。

全10曲は自身のオリジナル2曲にその他8曲の構成です。
1曲目の「Have You Met Miss Jones ?」を聴けばこのトリオの良さが一目瞭然です。
アルバム全体を包むスイング感がなんともたまりませんよ・・・これこそがメイズの持ち味だと思います。
これだけのゆったり感とくつろぎ感は中々に味わうことが出来ません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)