| ミュジカミリオン/アーリー・ミュージック・プロジェクト ホーム>必ずお読みください>古楽系ハープの取り扱い中止について |
|
古楽系ハープの取り扱い中止について
|
|
誠に勝手ながら当オフィスでは現在のところ
古楽系のハープの取り扱いを中止させていただいております。 |
| *数多くの種類
古楽ハープには無数の種類があり、すべてが異なります。「普通の古楽ハープ」というものは存在しません。また、購入された機種によって演奏できる音楽の範囲が決まってしまいます。逆に言うと、最低でも演奏する音楽の時代や地域が限定されていないと、どのタイプのハープをお勧めしたらよいのかもわかりません。 |
| *膨大なお問い合わせ件数
古楽ハープに関しては非常に多くのお問い合わせをいただきました。以前はお問い合わせをいただくたびに資料を揃えて発送していました。しかも、それだけではすべての種類のハープの違いを把握することはできませんので、お問い合わせをされた方の多くは、おひとりで複数回のお問い合わせをされることになります。 |
| *様々な誤解
ハープも他の楽器と同様に「難しい」楽器です。しかし何故か「買ったその日に演奏できる単純な楽器」と考えておられる方が多いのです。 |
| *製作側の問題
古楽ハープの製作家は「職人」でも「商売人」でもなく、むしろ「研究家」「学者」といった感じです。従って、ビジネスの分野に関しては無頓着で、注文を受けたハープの製作には半年から数年かかり、造っている本人にもいつできあがるのかわからないといった状況がありました。 |
| *日本側の事情
我が国では古楽ハープはまだまったく知られていません。古楽自体の存在も知られていないのですから、無理もありません。このため歴史的に忠実に復元するということの意味が理解されず、その存在価値にも疑問を持たれ、様々な誤解やトラブルの「タネ」になってしまいました。 |
| *市場の現状
本当に古楽ハープを必要とされている方は滅多にいません。従って、一般的な市場には参入することができません。その反面、「中世ハープ」「ルネサンス・ハープ」などという名前や古楽ハープの外見上のデザインは非常に一般ウケしてしまいます。結果として市場には名前や外見のみを取り入れた「現代のハープ」が多くなってしまいました。もちろん、それらは「復元楽器」ではなく、全体の構造、弦の間隔、弦の張り、音色、音量等々、歴史的なハープとは言えないものです。それによって演奏される音楽も、本来の古楽からはかけ離れたものになってしまいます。 |
| *バックアップの不備
当方としては、楽器を販売しているからには、最低限のバックアップとして様々な教本や資料、情報、補充用の弦などを取り揃え、できるだけ有効なアドバイスのできるような体制を取っていきたいと考えています。 |
| これら以外にも様々な事情があり、古楽ハープの取り扱いは中止させていただきました。最初は「しばらく状況をみて好転したら再開しよう」と思っていたのですが、現在のところ、あまり変化はないようです。 |