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楽器の名前について

 
 当方の開業時(1984年)、楽器の名前は「英語名」を基本とした「通称」を使用していましたが、その後、多くの方々から様々なご指摘をいただき、「英語読み」を基本としてできるだけ発音の近いカタカナに置き換える方法に変更しました。

 最初に問題になったのが「Psaltery」でした。日本の通称は「プサルテリー」または「サルテリー」でしたが、英語の発音に準じて「ソートゥリ」に変更しました。

 「Whistle」の場合、最初は「ホイッスル」としていましたが、複数の方々から「『ウィスル』にして欲しい」という強いご要望がありました。その後、在日の英米人などからの意見もあって、80年代の後半から「ウィスル」に変更しています。残念ながら現在までの日本の「通称」は「ホイッスル」のままであるため、教室等のご案内では「ホイッスル教室」ということになってしまいます。不自然な状況になってしまっていますが、ご容赦願います。

 同様に「ボラン」もアイルランドでの発音に準じて「バウロン」にするという案もありましたが、こちらは「英語読みを基本に」ということで「ボラン」のままにしています。

 言うまでもありませんが、「ブロック・フレーテ」と「リコーダー」は同じ楽器です。同様に「トラヴェルソ」と「バロック・フルート」も同じ楽器を指す名前です。繰り返しになりますが、当方では英語が基本なので「リコーダー」と「バロック・フルート」を使用しています。

 少々状況が異なりますが、アイリッシュなどの民族音楽で使用する「フィドル」と一般的なクラシック音楽で使用されている「ヴァイオリン」は同じ楽器です。但し、古楽の場合はバロック期のイタリアに出現した「バロック・ヴァイオリン」と中世スタイルの「中世フィドル」を明確に区別していますし、両者はまったく別の楽器です。

 楽器の名前には混乱している部分が多く、特にハープの名前に関しては「本が一冊書けるくらい」ネタがあります。その他の楽器に関しても似たような状況があり、当方でも状況によっては更なる変更を行なう必要が出てくるかもしれません。

 

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