玄関を入って左手がアトリエ、右手の居住部分は子供部屋です。 私は商家の生まれですので、住まいと仕事場が一体になっているということはごくあたりまえのことでした。うまれたときから私が家で仕事をしている姿を見ている娘達も、同じように感じているようです。 外の通りに面しているアトリエは、風が通るよう窓を広くとりました。気になる外からの視線は、窓の外に繁った緑で丁度いい具合に遮られています。天然のスクリーンカーテンといったところでしょうか。 外と中と自由に行き来できるよう、アトリエには靴を履いたまま出入りしています。
子供部屋はそれぞれ3畳しかありません。昔の客船の下級客室並の広さです。 この部屋を窮屈に思うなら、自分で部屋を別のところで手にいれればいいのです。 娘達は狭い部屋で快適に過ごせるよう、工夫することをおぼえました。 子供室に造り付け家具は必要ないことがやっと気がつきました。
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