NO DRINK, NO LIFE.

子 ふらふら日記の倉庫

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店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています


2020年6月の日記

20年6月6日(土) 田舎の都会に引っ越す

 薄曇り、後、雷雨。28℃。
 
 本日、25年間暮らしていた参宮橋を離れ、神奈川へ引っ越し。今は快速急行という便利な電車も運行しており、代々木上原からは25分の距離である。小田急沿線は多摩川を渡ると町田まで急な丘が中心部に迫っている街が続くのだが、Tは例外で、駅からマンションまでほぼ平坦なことが選んだ一番の理由だ。それに、参宮橋はこじゃれた飲食店以外はほぼ何もない都会の田舎だったが、こちらは家電量販店もユニクロもスタバもあり(どれもほとんど行かないけれど)、いわば田舎の都会なのだ。空が広く、鶴見川では大きな鯉がゆったり泳ぎ、鴨の親子が遊んでいる。6月だというのにウグイスの声も聴くことができる。渋谷区も良かったが、麻生区も別の意味で気に入っている。
 
 天気予報では夕方から激しい雨になるとのことだったが、午前中は晴れ間も見え、まずまずの引っ越し日和に。8時半、引越センターがピンポン。以後、ほぼ3時間で荷物の搬出を終えてしまった。事前に大量の本を処分したり、寄贈したり、着なくなった服をリサイクルセンターに持っていったとはいえ、あっけないほど短時間で片づいてしまった。前の引っ越しは自分たちもまだ若く、荷物が多かったこともあり、搬出だけで5時間かかったが、今回は嘘のようなスピードである。管理人さんとお別れの挨拶をし、近いうちの再会を約束してマンションを後にする。
 
 昼をまたいでTにある新居へ移動。引越業者の若者たちの仕事ぶりは感心するほどで、午後4時前には搬入が終了してしまった。前回は12時過ぎまでかかったことを考えると嘘のようである。以後、大雨の音を聴きながら本棚の組み立て、荷物の開梱と格闘。8時過ぎに力が尽き、シャワーを浴びて雨の中を駅前まで行き、焼き鳥とビールで喉を潤す。本当に長い1日だった。60歳過ぎての引っ越しがこれほどしんどいとは思わなかった。この3日間は荷造りに加えて、旧宅の売却、住宅ローンの担保解除、新宅の購入契約やら区役所の届出等で目が回る忙しさがだったが、ようやく山を越せた。
 
 2月半ば以降、コロナ禍の広がりで、仕事の方はすっかり停滞していたが、おかげで気分が紛れた。天気予報では明日は快晴とのこと。雨が上がって、新しい暮らしの始まりだ。

20年6月12日(金) マスク酸欠でクラクラする

 晴れて31℃。
 
 午後2時半、社長インタビューのため南武線某社を訪問。出がけにマスクをしていないことに気付いて大慌てで引き返したが、予定の電車に乗り遅れる。しょうがないので登戸からタクシーに乗ってしまう。
 
 某業界は米中貿易摩擦による関税引上げに加え、第4四半期に世界的に流行した新型コロナウイルス感染症の影響で業界全体の業績は全年同期比10%ダウン。某社もそのあおりを受けて売上げは5%落としたが、危機感を背景に社内断捨離を徹底し、逆に利益をしっかり出していた。そのためか、社長はご機嫌で、今後の成長にも自信を見せていた。経営者たるもの、こうでなくてはと感心する。
 
 気温上昇、ムンムンムシムシする天気の中でマスクが非常に鬱陶しいが、我慢して区役所にて細々とした行政の手続き。あちらこちらを動き回っていたら、酸欠で頭がクラクラしてきた。早いところ冷却効果のあるマスクを手に入れないと、いかんなぁ。

20年6月15日(月) 電車に乗ってゴミ処理券を買いに行く

 薄曇り、32℃。蒸し暑ーい。

 朝イチから原稿書き。午後、仕事に少し飽きてきたので、カーテンレールを取り付ける壁を補強する板を買うため、町田の東急ハンズへ向かう。うってつけのものを見つけることができた。ついでにユニクロで靴下を購入する。それにしても、町田の広いこと。引っ越す前は吉祥寺や八王子ぐらいかと思っていたが、どちらを見ても高い建物ばかりで、歩いても歩いても目的地が見えない。これを街の全体像が頭に入るまで、どれくらい時間がかかるのだろう。

 帰りは鶴川を通り越して柿生まで行き、粗大ごみを処分するため川崎市のごみ処理券を購入。隣町までどれぐらいの距離感か試しておきたくなり、歩いて自宅まで戻ることにした。以前は2駅先の代々木上原まで20分ほどで行けたのだが、スマホ頼りに知らない道を歩いたせいもあるが、28分ほどかかってしまった。駅と駅がこれほど離れていたかと思い知る。それと自宅周辺はフラットなのだが、少し先は結構な坂道で続き、絶妙な場所に住まいを買ったことを知る。

 帰宅して原稿書き。社長の話は面白いが、原稿にまとめるのに手間取り、ペースが上がらない。休み惚けなのか、ちょっと焦ってしまう。

20年6月17日(水) 恵比寿で昼飲みする

 曇って28℃。気温以上に暑く感じました。

 早起きしてインタビュー原稿を推敲、午前11時にアップする。昼前に恵比寿へ。20年余り仕事をしているプロデューサーS氏と久しぶりに会い、通し営業をしている鰻屋へ誘われる。ランチタイムのピークは過ぎており、お客さんは2組。カウンター席はこちらだけで、3密の心配なし。お任せの串焼きは肝焼き、短尺、かぶと、くりから、白焼き。どれも身もだえするほどの旨さ。日本酒の揃えもよく惹かれたが、焼酎で我慢する。料理は串以外に一品ものもあれこれ注文。最後に蒲焼を食べましょうと言われ、こちらの腹には朝飯がまだ残っている。鰻茶にしますと応えたが、押し切られてしまった。が、ごはん少なめにしてもらったとはいえ、ぺろりと完食。あー、またやってしまった。とはいえ、久しぶりの鰻を堪能、満足至極である。

 S氏、今般のコロナ禍の影響に加え、一緒に暮らすご家族の体調が気掛かりで、故郷Y県に還ることを決めたとのこと。東京の仕事はリモートでもよいならという条件で受けるそうだが、できるかどうかはクライアント次第だ。それよりも自分の経験が活かせる新しいビジネスを始めるそうで、そっちに気持ちが傾いているらしい。コンセプトもシステムも腑に落ちるもので、もしかしたら大化けするかもしれない。

 それにしても、昼酒は酔いが回るのが早い。新宿まではそれほどでもなかったが、小田急線に乗ると安心してしまい、つい10分ほど寝てしまう。気のせいかもしれないが、お隣の若い女性が不快な表情を見せたかのような。日ごろは鬱陶しいマスク着用だが、今日はマスクをしていてありがたいと思った。

20年6月26日(金) 角打ちとは何かを考える

 曇って30℃。非常に蒸し暑い。

 鶴川という町は駅の周りが町田市だが、我が家があるエリアは飛び地で、かつコンビニも住民センターもないため、川崎市の粗大ごみ処理券を買うのに隣町まで行かなくてはならない。さらに道が真っすぐではないため、えらく遠回りになる。ずいぶん不便を感じていたのだが、今日の新聞の折込みチラシで近所に酒屋があることを発見。ネットで調べたら、なんとまぁ角打ちもやっていているとのこと。なんたる僥倖。ここなら、ごみ処理券を扱っているかもしれない。夕暮れ近く、淡い期待を抱いて出かけることにした。

 駅から5分ほどのところにあるA酒店は、日曜日午前中を除いて365日、しかも夜11時まで営業している(虎の子よりすごい)。店に入るとアルコールだけでなく、納豆、豆腐、駄菓子、惣菜、さらには地元の野菜なんぞも扱っていて、近所にあれば重宝する。店主なのかその奥方なのか知らない年配の女性に「ごみ処理券は扱っていないか」と尋ねたら、「あー、扱ってないですよ。駅前のコンビニに置いてくれりゃいいのに。融通が利かないんだから。ほんと、不便でしょうがない」と逆に愚痴られてしまった。

 帰宅後、角打ちの評判を知りたくて再びネットでチェックすると、どうやらで店内ではなく倉庫で酒が飲めるシステムらしい。アップされた写真には、うまい棒やら、豆腐やら、サバか何かの缶詰なんぞと缶チューハイなんぞが並んでいた。うーん、これはなぁ。角打ちは、閑を持て余したオッサンたちがぼんやり飲んでいる姿がいいのである。駅から自宅へ異動するまでの30分か1時間、気兼ねなく過ごすのがたまらないのである。それを、配達車がある一角で、一人壁を見ながら飲む酒が旨いはずがない。旨い棒と缶チューハイの組み合わせは哀し過ぎる。そこまでして自分は酒を飲みたいのか考えてしまった。

 ちょっとくたびれた気分で、8時に帰宅。仕事がらみの資料を読み、11時から酒を飲み始める。本格的な忙しさが戻るのはいつのことやら。