NO DRINK, NO LIFE.

子 ふらふら日記の倉庫

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店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています


2020年4月の日記

20年4月4日(土) 今年の桜を見納めする

 快晴、22℃。夏のようなカロリー高めの日差しでした。 

 断捨離というわけでなく、まして終活でもないのだが、このところずっと本やら、過去手掛けた仕事の作品集を大量に処分している。先月は本だったが、今月は服の整理を決行。クローゼットに眠ったままのブランド物など山ほど抱えて1kmほど先にある渋谷区のリサイクルセンターに持って行ったのだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時閉鎖の張り紙が……。そうだよなぁ。陽気が良かったこともあるが、無駄に大汗をかいてしまった。

 途中に小さな公園がいくつかあるのだが、桜を見上げながら一人ビールを飲んでいる人を何人もいた。今年の桜はおそらく今日が見納めだからなのだろうが、こちらまで切ない気持ちになった。

 夕方、ビールがなかったのでスーパーに出かけたところ、運よく使い捨てマスクが入荷したとのこと。家にはいくつかストックがあるが、とても長期戦には堪えられる数はなく、すぐ手を伸ばした。もちろんお一人様1点限りである。それをかごに入れて精算してもらいに行くと、店長がレジに入っていて、「マスク、ありましたか〜。うらやましい、僕らも手に入らなくて」と言われてしまった。ツマにLINEで伝えると「おめでとうございます」と返ってきた。

20年4月6日(月) 宇宙人の所業に怒りが湧く

 晴れて、18℃。

 新型コロナウイルス感染症の陽性反応患者が首都圏で急増したことに伴い、報道によると明日にも緊急事態宣言が発令されるらしい。そのショックを和らげようと夕方、緊急経済対策が発表された。こちらは泡沫とはいえど一応法人のため、額面通り受け取ればそれなりの援助金がいただけるが、はたしてそんなうまい話があるのか。それより、社会保険を1年間支払い無料にしてくれた方が、よほどうれしい。

 欧米も、アメリカも、現場で治療にあたる医療関係者が犠牲になっており、痛ましい。自らが感染する高いリスクを抱えて戦う人たちには感謝しかない。また、肉親と最後の別れができず、骨さえ拾えないことが悲しい。その一方で、未だ正しく怖がることができない、根拠なく自分は罹らないと思い込んでいる人が多く、心底呆れてしまう。また、すでに何十枚もマスクをストックしながら毎日ドラッグストアに並ぶ高齢者にも腹が立つ。今後に及んでまだマスクをしないで遊びほうけている人たちよ、君たちは宇宙人なのか。
  
 そんなこんなで、虎の子は明日からひとまず17日まで一般営業を自粛。お一人様のご予約のみ承るスタイルで難局を乗り切ることになった。はたしてどれだけ我慢できるのか分からないが、今は生き延びることを最優先しなくては。

20年4月8日(水) 多摩川まで深呼吸しに出かける

 快晴、20℃。気持ちいーい。

 何もすることがなく、夫婦揃って家の中の片付けをしてすごす。すると、猫を飼っていた昔、おしっこマーキングをさせないために買ったスプレー缶を発見。この手の物は使い切らないと燃えないごみとして出せないルールのため、外でプシューとやったのだが、あまりに強烈なニオイで作業断念。公園で処理しようかとも思ったが、下手をすれば警察に通報されかねない。で、多摩川まで出かけ河原で処分することを思いつく。我ながら、ナイスアイデアだ。
 初台から京王線に乗ると、平日の日中であることに加えて新型コロナウイルスのせい車中はガラガラで、1両に10人も乗っていなかった。京王多摩川という駅で降り、河原をめざして歩くこと5分。土手に登ると、普通の平和な風景が視界いっぱいに広がっていた。ジョギングやサイクリングをする人、小さな子供と遊ぶ父親、友だちとキャッチボールをする若者、本当はやってはいけないが釣り糸を垂れる人……。当たり前の4月の風景を見て、憂さが少し晴れた。人の少ない場所を探してスプレー缶の中身を処理。そのまま帰るのが惜しいほどの陽気だったので、和泉多摩川まで1時間ほど歩く。まだ花が散っていない桜も多く、花見をしている人もチラホラ。先月の上野公園、代々木公園の花見は心配なるほどの人手だったが、ここは川風もあることだし、目くじらを立てるほどでもない。川遊びをする少年もいて、こちらまで清々しい気分になる。これで、ビールが飲めたらどんなにいいのに。

 小田急に乗って帰宅。車中の乗客は京王よりもさらに少なく、1両に2人。物珍しさにガラガラの車中をカメラに収める人もいた。やれやれ、これがあとどれだけ続くのだろう。

20年4月11日(金) 虎の子の変則営業がスタートする

 曇りのち雨。17℃。

 昨日、都知事がさまざまな業種の営業自粛の協力要請を発表。それまで中途半端な言い方で気を揉んで、昨日も休業していたが、居酒屋は夜7時まで酒を提供でき、8時までは営業できるということになったた。虎の子もそれに従い、当面は4時-8時の営業に替えることにした。

 その初日、常連さんがちらほら立ち寄ってくれ、売上が立った。ありがたい、ありがたい。どこまで耐え忍ぶことができるか分からないが、いただいた恩義は終生忘れられない。遠く先まで見通せないが、なんとか顔を上げて進まなくては。

20年4月28日(火) 天気雨に救われる

 曇りのち雷雨のち晴れ。17℃。なかなか忙しい天気だこと。

 新型コロウイルス感染症拡大に伴う非常事態宣言が発令されて2週間が経過。未だ収束の兆しがなく、気鬱な毎日が続いている。本当なら今は一年で1番爽やかな時期なのに。わずかに仕事はやっているが、だいぶ頭の回転が鈍っているようで、これだという感覚が持てず、自分に苛立つ。

 天気予報で本日の東京地方は不安定で雷雨が発生すると伝えていた。3時前にドカンと鳴ったときは飛行機が低空飛行をしているのかと思っていたが、それを合図にするように雨が降り始める。が、長続きせず、雨足は弱まり、今度は日まで射してきた。お天気雨は久しぶりで、クサクサした気分が少し晴れる。

 夕方、とある企画の第1稿を送るが、修正指示がすぐ返ってきた。うーん。頑張らなくては。