NO DRINK, NO LIFE.

子 ふらふら日記の倉庫

外部リンクになりました

店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています


2020年2月の日記

20.2.2(日) ナンビョウ先輩に元気をいただく

 快晴、13℃。暖かな2月だこと。

 遠い昔、目黒区に住んでいたとき、よく通っていた大好きな店の常連さん仲間のご夫婦と6年ぶりに再会することになり、ツマと4時前に外出。地下鉄内は乗客が心持ち少なく、マスクをしている人の割合が半数を超えていた。

 Yさんのご主人は徐々に筋肉が衰える難病を患っている。が、定説を覆すほどのスローペースで、発病から25年以上経つ今も仕事をしている。箸は持てなくなったそうだが、スプーンで食事は取れるし、お酒も相当に飲める。かっこいい外国製の電動車椅子を輸入して六本木界隈を歩き回り、自分一人で外出する。いろんなことが頭をかすめていたが、想像以上にお元気で、驚かされた。ここ数年、年賀状が来なかったので仕事の第一線から退いたのかと思っていたが、3年前に新しい会社を立ち上げ、今は海外のプロジェクトをなんとかして動かそうとされているとか。引退することなど露ほども思っていないところが、超かっこいーい。さっすがーである。
 
 Yさんに指定された場所は六本木では相当古株に属するビストロで、ご近所に住む夫妻は犬の散歩途中に寄るとのこと。どのメニューもすこぶるうまかったが、最後の方に食べたハンバーグが絶品。犬のように月に向かった吠えたくなるほどだった。飲みも飲んだり、4人で空けたワインが5本。記憶が飛びそうだったところを辛うじて堪えたが、いやー、あぶなかった。帰りは麻布十番から電車に乗ったが、代々木までは10分で笑ってしまうほど近い。もっと頻繁に会って、病人にパワーを貰わなくては。がんばらなくちゃ。

20.2.7(金) 北海道の寒さに身がすくむ

 にわか雪、マイナス2℃。北海道の話ですが。

 法事出席のため、午後1時の飛行機で新千歳へ。羽田空港もそうだったが、いつもよりはるかに人が少なく、スッカスカ。で、半分以上がマスクをしていた。マスクは病気に罹った人がセキ・クシャミで迷惑をかけないために使うものとは分かっていても、今は非常時であり、気持ちは分かる

 新千歳空港はまた広くなっており、国際線は動く歩道のほかに電気カートまで。仕事の関係でとある場所のモニュメントを探したのだが、見つけるまでターミナル内を10分近く歩くことになってしまった。まだまだ拡張する計画もあるそうで、何が何やらである。

 この冬は全国的に記録的な雪の少なさが続いていたが、前日はドカ雪になったそうで、札幌は1日で30cm積もったとか。千歳周辺はそれほどでもなく、せいぜい10センチほどだった。ただ、風はさすがに冷たく、外で車を待っていたら身がすくみ、耳が痛くなった。

 義姉がなくなり、早くも2年。1年ぶりに会った兄は落ち込む様子も見せず、こぎれいにしていた。そのごくごく通常の暮らしぶりに安心した。札幌から来た独身の甥とともに、男3人だけで酒を楽しむ。

20.2.12(水) 新橋から荒木町へはしごする

 曇って16℃。なま暖かくて、落ち着かない。

 テレビを点ければ新型コロナウイルスの話題ばかり。そんな中、勝浦のホテルに隔離されていたチャーター便の第1便で帰国した日本人たちが陰性が確認され、ようやく出るとのニュースを目にし、少し気が晴れる。よーく頑張りました。海岸線で励ましつづけ、気をつけてと見送る市民に頭が下がる。

 6時、新橋の居酒屋にて上京してきた友人と待ち合わせ。世間話で楽しい酒を飲む。北海道へは中国から相当な数の観光客がやってきたが、それがピタッと止まった。雪祭りの人出も少なかったそうで、やっと作った雪像があまり見てもらえず、残念だったという。まあ、今は耐え忍ぶしかない。

 友人と別れて、一人荒木町のバーへ。先月一緒に訪ねた後輩がグラスを割ってしまったので、そのお詫びがてらに顔を出す。二軒目ということもあり、ママさんに紹介されて隣で飲んでいた方と話すことに。お務め先は都内の有名公園とのこと。知り合いにはそういう関係はいないので、興味深かった。世間にはいろんな人がいるなぁと思う。

 早い時間から飲んでいたので、10時前にお勘定してもらう。明日はプレゼンの企画書を代理店に提出する予定。どんな反応があるだろう。ちょっと楽しみだ。

20.2.17(月) ススキノで店探しに往生する

 にわか雪、1℃。札幌の話ですが。

 前日に北海道入り。昨日から雪が断続的に降り続き、気温が下がっている。多くは建物の中だが、外に出ると足元から冷気が立ち上る。

 11時から代理店と打ち合わせをし、昼食を挟んで13時半からプレゼン。クライアントの反応はすこぶる良く、手応えがあった。ただ、一番の問題はギャランティだ。見積書の提出はこれからだけに、安心はできない。

 ホテルにチェックインした後、雪が降りしきる中、酒飲みのデザイナー氏を連れてススキノへ。昨年11月に行って気に入った居酒屋を訪ねたが、定休日でもないのに電気が点いていなかった。どういうことなんだろう。しかたなく狸小路に移動、さらに細い路地へ進み、古びた感じの居酒屋に入った。が、それは内装だけで、メニューに老舗感なし。自分たちの好みではなく、熱燗2合を引っかけ30分で店を出る。以後、当てもなく、勘を頼りに店を覗いたが、よさげなところは悉く予約でいっぱい。釧路直送魚介と描かれた看板に惹かれて店に入ろうとしたら、閉店していた。

 再びススキノに戻り、すっかり体が冷え、おでんの文字に惹かれて家庭料理の店に入った。カウンターは我々だけだったのでママさんと話すと、ご出身が苫小牧とのことでちょっとうれしかった。おでん味は関西と関東の中間で、上品な味。焼酎のお湯割に替えて、仕事の話、酒の話で2時間ほど楽しむ。デザイナー氏は10歳以上年下だが、感覚にギャップがなく、巡り合えたことがとてもうれしい。持つべきは友である。

 プレゼンでは2時間しゃべり放し。そのせいでのどが痛かったが、歩き疲れて今度は足までも。今夜はぐっすり眠れそうだ。

20.2.24(祝) 空気が重いなぁ 

 晴れて15℃。

 テレビを点けても、新聞を開いても、新型コロナウイルスがらみの話ばかり。世間の空気が非常に重く感じる。原因も治療も確定されていないから不安にはなるが、毎年インフルエンザや肺炎で亡くなる人はもっと多いはず。体力がないお年寄りはともかく、健康でちゃんと栄養を摂っていれば8割の人は軽い風邪と同じ症状が1週間続く程度らしい。中国の死者の数があまりに多くてショッキングだが、過度に不安がる必要はないのだ。

 午後、2週間ぶりに散歩5kmほど。ジョギングの人が意外なほど多く、小さな子供たちも遊んでおり、街は平和そのもの。桜のつぼみも少し膨らんでいる。戻ってシャワーを浴び、3時間ほど仕事。7時に梅ヶ丘でツマと居酒屋で待ち合わせをする。初めて覗いたのだが、佇まいはともかく、料理にダシが利いていないのはどうしたものか。修業したところが厳しい店ではなかったのか。もったいないなぁ。

 9時すぎに店を出る。散歩の疲れなのかどっと酔いが回り、なんとか帰宅。大河ドラマ(「いだてん」よりはるかに退屈)の録画を見ているうち、11時には寝てしまったもよう。なんだかなぁの天皇誕生日だった。

20.2.26(水) いい話を聞く

 小雨で9℃。ちょいサブ。

 午後イチ、品川にて取材。港南口の大崎寄りには遠い昔クライアントがあって高層ビルが立ち並ぶ前から知っているが、田町寄りを歩いたのは初めて。こちらも人工的な景色で続き、どうにも落ち着かない。

 時節柄、受付も広報担当の方もマスク、マスク。表情が読み取れないので参ったなぁと思っていたら、取材協力者の皆さんがどなたもマスクをかけず、助けられた。1時間あまり5年に及ぶプロジェクトの苦労話を聞いたのだが、クラアントの評価がかなり高く、全国から視察の問い合わせが相次いでいるそうで、どなたも表情が明るい。今の仕事が好きなことがひしひしと伝わり、時間を忘れて話をずっと聞いていたいほどだった。

 小雨降る中、帰宅。夕食後、さっそくテープ起こしに取りかかるが、30分ほどやっつけたが、そこで断念。明日に持ち越してしまった。