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私オーナーの気まぐれトーク 
ギターや音楽、その他趣味の話題など、気ままにしゃべるコーナーです



ごあいさつ

日頃、レッスンを通じて感じたことなどを書いてみたいと思います。
以前掲載していた記事はパソコン技術やネット社会の変化により時勢に合わなくなり、思い切って削除しました。
掲載記事一覧
「弦」の思い出、など

 ふと考えてみると、ずいぶん長いことギターを弾いてきたものだなと思う時があります。ギタリスト協会主催の新人賞選考演奏会をはじめ、いくつかのコンクールに挑戦した若かったあの頃、人生のなかでもっとも多くの時間をギターの練習に費やしていたかも知れません。当時はラミレスを愛用していましたが、弦長が664ミリある大柄な楽器でした。当時のラミレスとしては一般的なサイズでしたが、大きなサイズの割に張りは強くなく、若さゆえに力任せに弾くと音がつぶれ気味になって、ラミレス特有の飴のような甘い艶やかな音色が台無しになるという特徴を持っていました。

 あの頃の練習量を考えれば無理もありませんが、弦の消耗も激しく、また弦の品質の悪さ、特に高音弦の音程の不安定さには閉口しました。当時は、音程に不安のないプロアルテがまだ無かった時代で、オーガスチンが一番使われていた時代です。黒・赤・青の三種類しか無く、どれも高音弦の音程の悪さには閉口しました。10本まとめて買っても、安心して使える弦は数本しかない有様。さほど高価ではないとはいえ、ウンザリするような状態でした。その後、インペリアルやリーガルが発売されて音程の問題も改善されていきました。アランフェスを愛用した時期もありましたが、ラミレス時代は、1〜3弦をオーガスチンのインペリアルまたはリーガル、4〜6弦を同じくオーガスチンの青という組み合わせで落ち着きました。 

 フランス製だったコンセルティステという弦も愛用した時期がありました。懐かしいですね。いつからかイギリス産になったらしいですが、オーガスチンに比べると繊細で、やや力強さに欠ける印象がありました。やたらと無駄に弦が長く、かなりの部分を切り捨てる必要がありました。なぜあんなに長かったんでしょうね(笑)、今も存在するみたいですが未だに長いのかな・・・。その後、現在愛用しているフレタに持ち替え、色々試行錯誤を経てプロアルテのノーマルテンションをそのまま使っています。

 前述したコンクール挑戦時代には、ほぼ4〜5日おきに弦の交換が必要になるほど、わずか数日で消耗していました。ところが年を取るにつれ、弦の消耗の度合いは次第に減っていきました。もちろん、絶対的な練習量の違いが大きいのでしょうが、弦が消耗しなくなった一番の原因は、年齢とともにあまり手汗をかかなくなってきたことが一因なのではないかと思います。むかしはギターを練習するだけで汗まみれになり、下着を何度も取り替えることが普通でした。ネックも汗ばんでくるので、練習の合間に度々ネックを拭いていました。

 ところが40代半ばを過ぎた頃からでしょうか、次第にそうした汗をあまりかかなくなってきました。それに伴って、弦の消耗も緩やかになり、今では3ヶ月くらい張りっぱなしでもいっこうに気になりません。昨年のCD録音の際に張ってあった弦も、ひと月以上張りっぱなしのまま長時間の練習に耐えてきた弦ですが、特に消耗した感じはなかったので、そのまま録音にも使ってしまいました。新しい弦に張り替えて、音程が不安定になったり摩擦音が出やすくなるのを避けるという配慮もありましたけれど。

 おかげで弦のための出費がますます少なくなってきた今日この頃です。え〜、歳をとるのも(加齢?)決して悪いことばかりではないということで話を〆めたいと思います。

宅録を楽しもう! 多重録音について 〜使用機材などの紹介〜(2006.7.16)

 著作物のページで生演奏の録音をアップしたところ、録音機材や録音方法について聞かれることが結構多く、ここで簡単にご紹介することにしました。使っている機材はプロが使うような本格的なものではありませんが、出来るだけ良い音で宅録をしたい! と思っている方へ、何かの参考になればと思い記事にしました。

(ただ、この記事自体、相当前に書いたもののため、今となっては実勢に合わなくなっていると思いますが、何かの参考にして頂けるかも知れないと思い、記事を残しました。)2013年7月更新

 青春の想い出がいっぱいの?アナログ時代の宅録を思い出すと、デジタル技術の発達による最近の宅録が、いかに安価に、しかも良い音で録音出来るようになったか、、、つくづく感心します。

 その昔・・・もちろん昭和の時代、もっとも良い音で宅録するには、バカでかくて高価だったオープンリール・デッキを使うのがベストでした。でも、あの巨大な10号リールに巻かれたオープンテープは、セットするだけでも大変だった。もっともその面倒な手順を踏むこと自体が、喜びでもあったわけですが・・・。4トラック別々に録音できる、多重録音用のオープンデッキもありましたが、とても高くて手が出ませんでした。

 そこで大活躍したのが、タスカムのカセットMTR「ポータサウンド」。私と同世代のギタリスト仲間も、愛用していた人はとても多かったです。これを使えば、一応無限に音を重ねていくことが出来ました。ギターの多重録音だけじゃなく、シンセで伴奏を付けて重ねたりと、色々遊んだなぁ。(´-`).。oO 
ただ、重ねる毎に音は劣化していき、ヒスノイズは増えていく・・・ 所詮カセットテープでは限界がありました。


前置きはこの位にしてと・・・、
まず使用している機材は以下の通りです。

デジタル・マルチトラッカー・・・フォステクスのVF160(CD-R/RW内蔵HDDレコーダー)いわゆるマルチ・トラックレコーダーです。
録音マイク・・・ロードNT3(オーストリア製のコンデンサー・マイク)
その他マイク・ケーブル(マイクにはケーブルは付属していません)、マイクスタンド、モニター用ヘッドフォンなど 
※HDDはハードディスクのことです
フォステクスVF160EX

 まず、一つのパートをあるトラックに録音し、それをヘッドフォンでモニターしながら別のトラックに別のパートを録音します。三重奏の場合、同様の作業をもう一度繰り返します。多重録音は、別トラックに違うパートを録音する必要がありますので、ステレオ同時録音しか出来ない普通のMDやカセットデッキ、ヴォイスレコーダーなどで多重録音することは不可能です。

 多重録音をするには、上記のような単体のマルチトラックレコーダーを使用するか、多重録音に対応した音楽ソフトを使って、パソコンのHDDに録音する方法があります。また、マルチトラックレコーダーには、HDDに録音するもの以外に、スマートメディアを利用するものや、カセットテープに録音するものも未だにあります。ただ、スマートメディアを利用する機種は、デジタル録音とはいえ、圧縮されたmp3データ形式を取るものがほとんどで、非圧縮のWAVEで録音出来たとしても、録音時間が非常に短いなどやや難点があります。ただ、機材そのものが非常にコンパクトなので、気軽に多重録音を楽しんだり練習に利用するには良いかも知れません。もっとも安価なのはカセットテープを利用したマルチトラッカーですが、もはやカセットテープでは役不足でしょう。

 出来る限り良い音で宅録を、という希望を叶えられ、しかも多重録音も可能となると、少々高いですが非圧縮でWAVEファイルのまま録音出来るHDDレコーダータイプのマルチトラックレコーダーを選択する結果になると思います。実は私も、最初はヤマハのサウンド・スケッチャーという、スマートメディアを利用した機材を使っていたのですが、いまひとつ音質の硬さ・細さに不満が残るのと、多重録音する際の使い勝手があまり良くなく、結局フォステクスのVF160を買うことにした経緯があります。

 サウンド・スケッチャーの場合、各パートを録音した後に、それぞれの音量バランスやパン(各パートの定位)、エフェクト(ホールのエコーの種類や度合い)などを調製し、それを別トラックにマスター・レコーディングする、という使い方ができません。もちろんundo(アンドゥーすなわち録り直し)は出来ますが、例えば各パートの音量バランスだけを修正したいと思っても、結局は録り直しするしかありません。マルチトラックレコーダーであれば、各パートを録音後、各トラックの音量バランスの調製などを存分にした上で、マスタートラックにレコーディングすることが出来ますので、演奏ミスさえなければ、何度も録り直す必要もないのでストレスも少なくて済みます。

 ところで、VF160は16トラックもあるのですが、下位機種には8トラックのものや、8トラックで且つCD-R/RWを内蔵しない機種などがあります。私も当初、16トラックも必要ないだろうと思っていたのですが、色々と調べてみたところ、下位機種では録音の性能・特性が落ちるようで、音質にも違いが出るようです。アコースティック楽器の生録に適した、太くしっかりした音質を期待できるのは、やはり上位機種のVF160だと判断しました。この点は両機種を実際に買って比較したわけではないので責任は持てませんが、愛用者の色々な意見感想を調べた結果の選択です。

 また、トラック数が多ければ、例え二重奏・三重奏であっても、それぞれのパートを何度か録音して別トラックに残しておき、その中から最高のテイクを組み合わせてマスターレコーディングする、といったことが簡単且つ分かりやすく出来ますので、トラックが多くても決して無駄にはならないと思います。アドリブソロがある曲などには、特に便利でしょう。

 フォステクスのVF160はCD-R/RWドライブを内蔵していますので、録音→編集作業の後、マスターディスクの作成までこれ一台で完結できます。ディスクへの書き込みは、WAVE形式でもCD-DA形式でも可能です。ただ、USB端子を介して直接パソコンとデータ交換することはできませんので、録音後にパソコンで編集作業を行いたい場合には、録音したWAVEデータをディスクに焼いて、それをパソコンで読み込むことになるでしょう。ただ、アコースティック楽器の生音を出来るだけ忠実に録音するのが目的ならば、パソコンを駆使した音の加工や手の込んだ編集作業は必要ないと思います。ちなみに、VF160には各種エフェクター(主にコンサートホールの響き)を内蔵していますので、単体のエフェクターを別途用意する必要はまず無いと思います。また、コンデンサー・マイクに必要なファントム電源も内蔵していますので、バランス型のケーブルさえあれば接続可能です。(アンバランス型の端子ではファントム電源は使用できませんので要注意です)
バランス型←バランス型マイクコードのプラグ形状

 MTRではなく、パソコンのHDDに録音する方法もありますが、宅録の場合、パソコン自体の冷却ファンの音をノイズとして拾ってしまうという問題が出てきます。コンデンサー・マイクは非常に微細な音まで拾ってしまいますので、クラシックギターのような音の小さな楽器録音には、よほど広い部屋でもない限り無理を感じます。もっとも、最近は水冷式のパソコンやファンレスのノートパソコンなどもあるようですので、一概には言えないかも知れませんが・・・

 あと、初歩的な注意点ですが、コンデンサー・マイクにはケーブルが付属していませんので、別途ケーブルも購入する必要がありますのでお忘れないように。

 こんなマイクスタンドなら狭い部屋でも場所を取りません。


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レッツ・プレイ・クラシック・ギター〜割田善昭のHP