ハムスターの気持ち

ここは、ハムスターと仲良くなれる、楽しい飼育方法をご案内しています。

≪仲良くなる為のルール 1 ≫

家に迎えたときには、会わないで、そっとしておいて上げましょう。


≪仲良くなる為のルール 2 ≫

初めてのご挨拶は、ハムスターの心に、 ご挨拶をするゆとりが出来たときです。

この簡単な2つのルールを、守っていただくだけで、どなたでも、お子さんも、 ハムスターと、実に簡単に仲良くなれます。


ルールを守る方法は簡単です。

方法@
迎えたときは、小さな入れ物に入って来ます。
この入れ物のまま飼育ケースに入れて、自由に出入できるようにしてあげて、 あとはそっとしておきます。
このとき、ハムスターを可愛がらない、一切いじらない、 つまり、対面しないことが肝心です。

方法A
ハムスターが家作り行動を始めます。
このときも食べ物や水の補給だけで、もし、 ハムスターの方から近寄って来ることがあっても、無視してください。

方法B
家作りが終わったら、ハムスターの飼い方Tのステップ10が完成したら、 いよいよご挨拶のときが来ました。
ハムスターの飼い方Uのステップ11を参考にご挨拶をしてください。

これだけを守れば、『地下型の巣箱』を上手に使って、そして、とても仲良くなることが出来ます。
なぜ、すぐに可愛がってはいけないのでしょうか?
その理由は、ハムスターの気持、つまりハムスターの心理にあります。


ハムスターの気持、つまりハムスターの心理を理解する

ここでは、迎えてから約2週間までのハムスターの心理を、ご案内いたします。

ハムスターの性質の特徴の一つにとても強い【好奇心】があります。
良い環境に居れば、ハムスターには、好奇心がいっぱい湧き出てきます。
飼い主と、楽しく、とてもすばらしいコミュニケーションをとるのは、 このとても強い【好奇心】をハムスターが持っているからです。

しかし、家に迎えたばかりのときのハムスターには、この好奇心を発揮する、 心の余裕は全くありません。


飼い主の所に来たばかりのときのハムスターの気持は、
【不安】
【恐怖】
【警戒】
【緊張】
などで≪いっぱいいっぱい≫の状態です。
未知の世界に突然連れてこられて『これから、食べられてしまうかもしれない』
などと考えて怯えきっているかもしれません。

ときにはこのストレスに負けて、死んでしまうハムスターの報告があるくらいです。

このときのハムスターの心理はとても不安定です。飼い主の優しい気持を察して、理解する、 というような心理的な余裕が全く無いのだ、ということを知ってあげましょう。

≪初期の心理と行動≫

○初期には警戒心と恐怖から、ジッと隠れています。
○静かになった夜中に、そっと出てきて、環境を調べます。
○直接の脅威(捕食者・敵)が無いことを確認します。 ○オシッコも外ではしません


≪次の心理と行動≫ ⇔ ステップ4まで。

○警戒しながら外の活動を開始します。食べ物を集める、外でオシッコをするなどの行動を始めます。
○巣穴を探します。安全に隠れる・安眠・熟睡できる家を求める行動を始めます。
○巣穴が見つからなければ、逃げ道も探します。
○巣穴が無い、家が欲しい・逃げ出したい、という心理状態です


≪ストレスがピークになる時期≫

○警戒心と強い緊張が持続しています。ハムスターは地下に居る時以外は強い警戒心を解きません。
○安眠・熟睡できる場所も無くストレス状態が持続し、消耗します。
○逃げ出そうと必死になります。
この期間が長く続くと、金網を狂ったように齧るなど、強いストレス症状が現れ始めます。 ○人が居ても齧り続けるほどに症状が進行します。
○この時、死んでしまうハムスターが居ますが、 鬱積した大きなストレスに耐え切れなかったことも一因ではないかと推測されます。


≪『地下型の巣箱』の巣穴を見つけます≫ ⇔ ステップ5です。

○ハムスターは歓喜します。
感動シーンはこのときに観察できます。
○ここから逃げ出さなくても良い!!ことを理解します。


≪自分の家作り≫ ⇔ ステップ10まで。 

@寝室を決めて寝床を作りに専念します。
A食べ物を貯蔵します。
Bトイレ室を決めるなど、本能と習性が命じる行動が最優先になります。
C暖かい寝床とか、部屋の配置などを一心に考えますので、飼い主のことなど、頭に浮かびません。
D巣穴の三大習性の行動が出来ると、自分の聖域=家を持ったことを認識します。
E心に余裕ができると、飼い主に好奇心を向け始めます。

この様に、迎えてから、安眠・熟睡できる安全な自分の家を認識するまでの間は、
飼い主に挨拶しようなどと言う余裕は、ハムスターの方には全くありません。
飼い主の優しい気持・一生懸命の気持など知る由もありません。
とにかく、家作りに必死なのです。



≪この間の飼い主の自己紹介は最悪の結果を招きます≫

この間、つまり家作りに必死の心理状態の時に、飼い主が自己紹介に現れたら、 飼い主を快く記憶に留められるでしょうか?
否です。
「もしかしたら敵かもしれない」と疑われて記憶されてしまうかもしれません。

そんな心理状態なのに、撫でられたり掴まれたりしたら、もうパニック状態です。

逃げれば逃げるほど掴まれるし、いじり回されて、、 、飼い主のことを良い印象で記憶する、などと言うことはとても期待できません。

≪飼い主の勝手な勘違い≫

この時期に、手から食べ物を取ってくれた、などは、飼い主を受け入れたわけではありません。 お腹がすいた犬が知らない人から食べ物をもらうのと一緒です。

ときどき『地下型の巣箱』を上手に使ってくれない、、とお問い合わせをいただく方の例が、、 ハムスターとこの様な関係になってしまっている方です。

さらに、トイレ室の掃除や途中のトイレ室新設などによって、 警戒すべき飼い主の【侵入】が有ったと、感じられてしまったら、
ハムスターは、家作りに専念することが出来なくなってしまいます。


【ここでの結論】

飼い主は、ハムスターが家作りに専念している時ステップ10までは、 その行動を妨げないようにしましょう。
家作りのお手伝いは、余計なお世話、どころか、 ハムスターのペースを乱してしまうことになります。
侵入者=敵と思われて、『ここは、家作りに適さないところではないか?』と、心配させてしまいます。
悪い印象を持たれてしまうと、ステップ11以降で仲良くなる時に、まず、仲直りから始めなければなりません。
仲直りには時間がかかり、ときにはなかなか仲直りできなくなってしまう場合もあります。

なぜそんなことになるのでしょうか?

≪理由1≫
ハムスターは、学習能力が高く、記憶力が良く、とても賢い動物だからです。

≪理由2≫
ハムスターは、警戒心が極めて強い動物だからです。

≪理由3≫
よって、最初の出会いの印象で、飼い主を最も強く記憶します。




<初めて迎えたハムスターをその日に、家族みんなで可愛がってあげた、、、>は、100%人間の都合であり、
ハムスターにとっては最悪の出会いと勘違いされてしまいます。


なかなか仲良くなれない、というご相談を実に沢山いただきます。
そのような方は、どこかでチョッとだけ、 可愛いハムスターと、すれ違っているだけだと思います。

この項を参考にしていただけたら幸いです。

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特別項目
1.ハムスターのケージ
2.ハムスターのケージの説明
3.図で見るハムスターゲージの説明
4.ハムスターを飼育するときの費用
5.ハムスターの気持
6.ハムスターの回し車の研究





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