ハムスターの回し車 ≪徹底比較≫

    
    最下段に比較テストの結果表を作りました。
   

選定基準

@ハムスターが安全に高速走行ができること。
A静かに回る機能がついていること。
B皆さんが比較的容易に購入できること。(ペットショップ・ホームセンター・インターネットショップなどで販売していること)の
以上の3点を条件に、該当する5機種を選定しました。       

      

                     比べた5つの化粧箱です  

     

【選定候補5機種】

後列 左から
1.サイレントホイールゴールデン、
2.くるくるフラワーM、
3.静かだ輪、
前列 左から
4.サイレントホイールドワーフ
5.くるくるフラワーS









  比べた5つの商品です  























    

選定候補5機種の特徴     

(ネーミングのアイウエオ順)      

      
           
  1. くるくるフラワーM 潟}ルカン         

    回転軸にベアリングを使用して、かつ、 回り過ぎ対策のブレーキ機能を備えているドアーフ用のMサイズ         

           
  2.        
  3. くるくるフラワーS 潟}ルカン         

    回転軸にベアリングを使用して、かつ、 回り過ぎ対策のブレーキ機能を備えている小型ドワーフ用Sサイズ         

           
  4.        
  5. サイレントホイールドワーフ 且O晃商会         

    回転軸にベアリングを使用した小型ドワーフ用         

             
  6.         
  7. サイレントホイールゴールデン 且O晃商会          

    回転軸にベアリングを使用した大型の回し車、 ゴールデンハムスター用の本格派          

            
  8.          
  9. 静かだ輪 潟Xドー           

    古典的な形状の回し車、回転軸に油を使って静音対策をしている。           

            
  10.          
     

    

比較した項目     

     

              
  1. ジャンガリアンを基準にした輪の大きさ
  2.           
  3. 安全性(回りすぎ=慣性モーメントの問題、隙間の問題)
  4.           
  5. 走りやすさ
  6.           
  7. 使いやすさ
1.ジャンガリアンを基準にした輪の大きさ

 

≪くるくるフラワー≫

くるくるフラワーシリーズには、輪の内径が約12.5pのS(MR-338)と、 Sよりも輪の内径が1.5p大きい約14.0pの内径のM(MR-337)が用意されています。

くるくるフラワーSとMの比較  

どちらも対象をドワーフ系用と説明書にあります。 ジャンガリアンのような大き目のハムスター用にはM、ということでしょう。

  くるくるフラワーSとMの比較 後ろ  

スタンドなどは共通にして、ハムスターの大きさでSかMを選択できるラインナップはとても親切です。



≪サイレントホイール≫

サイレントホイールシリーズは、輪の内径が約11.5pのドワーフ用と、 これよりも輪の径が5.0pも大きい約16.5pの内径のゴールデン用の2機種です。
サイレントホイール ドワーフは、輪の最大内径が11.5pと、5機種の中で輪が最も小さいです。 大きいジャンガリアンには小さすぎの感があります。そのために、あえてサイレントホイール ゴールデンも視野に入れた次第です。

≪静かだ輪≫

静かだ輪は、内径が約14.3cmと大きく、古典的な形をした回し車です。
回転軸に油を塗って回転音を効果的に抑えていて、選定基準に当てはまるので選定しました。 (下の説明中のpは輪の内径の最大値、グラムは輪の重さ)写真はクリックすると大きくなります。                    

  くるくるフラワーMの重さ80g  

くるくるフラワーM MR-337
約80g 約14.0cm 
ボールベアリングを使用した回転軸受けと、回り過ぎ対策のブレーキシステムを採用している。




  くるくるフラワーSの重さ  

くるくるフラワーS MR-338
約55g 約12.5cm 
ボールベアリングを使用した回転軸受けと、回り過ぎ対策のブレーキシステムを採用している。 今回は、小さいことで対象外としました。



  サイレントホイールゴールデンの重さ  

サイレントホイール ゴールデン
約135g 約16.5cm 
さすがに、他に比べて桁違いの大きさ。 今回は、ジャンガリアンを対称にしたので、顔見世だけにしていただきます。



  サイレントホイールドワーフの重さ  

サイレントホイール ドワーフ
約75g 約11.5cm 
回転音の静かさに定評がある。注目モデル。





  サイレントホイール静かだ輪の重さ  

静かだ輪 P650
約75g 約14.0cm 
選定機種の中では大きく軽い輪です。




                 

  輪の後ろ  

輪の後ろ部分です。左からサイレントホイール ドワーフ、くるくるフラワーM MR-337、静かだ輪 P650。
やはりサイレントホイール ドワーフ(左)の小ささが目立ちます。      

  組み立てた後ろ  

付属のスタンドに取り付けた、3モデル。左からサイレントホイール ドワーフ、くるくるフラワーM MR-337、静かだ輪 P650。
サイレントホイール ドワーフのスタンドにはケージに固定する吸盤(付属)の取り付け穴がある親切設計です。     

  スタンド部の後ろ  

付属のスタンドの後ろ部分です。3モデル。左からサイレントホイール ドワーフ、くるくるフラワーM MR-337、静かだ輪 P650。
静かだ輪 P650のスタンドが輪の大きさに比べて貧弱に見えます。

  スタンド部の前  

付属のスタンドの前の部分と、輪の固定ねじの形状の比較です。 3モデル。左からサイレントホイール ドワーフ、くるくるフラワーM MR-337、静かだ輪 P650。

  サイレントホイール ドワーフの回転部  

サイレントホイール ドワーフの、名前の通りに静かに回るボールベアリング内装の回転部構成部品です。この回転部分は、 大型のサイレントホイール ゴールデンと同じ物なので、小さめの輪には不釣合いに頑丈にできているのも納得です。 輪の固定キャップの出っ張りがハムスターの背中に当たるという報告があります。 ジャンガリアンなど大き目のハムスターには困った問題です。

  ブレーキ部分  

くるくるフラワー(S・M共通)の回転部分とブレーキ部分。

回転部の構成部品  

くるくるフラワー(S・M共通)の回転部分とブレーキ部分の構成部品です。隠れて見えませんが滑らかに回るベアリング部分と、 ブレーパッドの役割のリングは、とてもユニークな形をしています。

  静かだ輪  

3機種を比較した中で、思わぬ実力を表したのが、静かだ輪 P650です。ベアリングを回転部に使用した他の機種のような重厚さはありませんが、逆に軽快な回転が、 ハムスターに優しい回転をしてくれます。

  静かだ輪 輪を外したところ  

シンプルな回転軸と輪と止めねじ。



  静かだ輪 分解  

回転軸をスタンドに止める方法は他の機種と同じです。 ただし、スタンドの弱々しさは頼りない。 元気の良いハムスターが回したら、スタンドが動いてしまいます。 ただし、本推奨セットでは回し車の回転軸を衣装ケースに直接取り付けますので、付属のスタンドは使用しません。優れたところだけ使うと言うことです。

  静かだ輪の回転部構成部品  

回転部の構成部品。白い軸に油を塗って摩擦を軽減している。 油にサラダオイルを指定しているのが面白いし、ハムスターへの配慮が窺えます。

  静かだ輪の回転部  

回転軸と輪の軸のクローズアップ。シンプルな構造です。




     

2.安全性1(回りすぎ=慣性モーメントの問題)

このページで慣性モーメントなどという言葉を使うと、読んでもらえないのではないかと心配してしまいます。どうぞ読み飛ばしてください。

  ハムスターにかかる重力  

ハムスターにかかる重力の説明

サイレントホイール ドワーフを回しているハムスターを見ていると、ハムスターが振り落とされることがあります、 しかも高い位置からちょうど逆さまになって落下します。落下は危険です。 サイレントホイール ゴールデンにも、くるくるフラワーM MR-337にも、静かだ輪 P650にもこのような現象は見られません。 なぜ、サイレントホイールドワーフだけハムスターが落下するのでしょうか? 落下原因を分析してみたところ、以下のことが分かりました。

原因1.輪が小さい11.5p(内径最大部)

原因2.輪が重い75g

ハムスターが輪の中を走ったとき、走る速さが同じであれば、輪が小さい方が早く回ります。
ハムスターが走る速さは、人が普通に歩く速さ(時速約4km)よりはるかに早く走ります。瞬間的に時速7kmを大きく越えます。
(最高速度を正確に測る装置を作成して、ハムスターの最高速度を計測準備中です)
仮に時速4kmで輪の中を走ったとすると、サイレントホイール ドワーフの輪は一分間に185回転という高速回転をします。
しかも、サイレントホイール ドワーフの輪は約75g有りますので、回転時の慣性モーメントがとても大きいことになります。
≪回転数が同じ場合、重い方が止まりにくいです≫
つまり、重い輪が早く回転する条件が揃ってしまったことが原因と分かりました。
走っていたハムスターが止まると、ハムスターの方が軽いので、輪が止まらずに輪と一緒にハムスターも回転してしまいます。

すると強い遠心力がハムスターに働いてしまいます。

サイレントホイール ドワーフが185回転で回転しているとき、約2.2Gの加速度が生じます。
つまりハムスターは重力の2.2倍の力で輪に押し付けられた状態で回転していることになります。

この現象が、ハムスターが回ってしまう現象です。

では、ハムスターはなぜ止まるまでじっとしていないで、頂点に達した時に飛び降り落下するのでしょうか?

原因3.重力の足し算と引き算

原因4.たぶん、ハムスターは自分が回っていることに気づいていない=これは私の推測ですが・・・

ハムスターに回転による加速度が重力の約2.2倍掛かっていることは説明しましたが、
回っているハムスターに対して、私達にも等しく地球の重力がかかっています。これが1Gの下向きの力です。
ハムスターが下点を通過中には、回転による2.2Gプラス重力の1G=3.2G、つまり重力の3.2倍の力が働いていることになります。
40グラムのハムスターが128グラムになっています。きっと動けないのだと思います。
ハムスターが上点を通過中には、重力の1Gがちょうどハムスターに逆さまに働くことになりますから、
回転による2.2Gマイナス重力の1G=1.2Gになります。これは地面に立っているときとほぼ同じです。
ここから私の推測ですが、ハムスターは128グラムの体重から開放されたので、輪から降りようとします。
この時、自分が逆さまになっていることに気づいていないのだと思います。
この時のハムスターの動きは、普通に輪の外に足を踏み出しているように見えます。
頂点近くでこのことが起こりやすいので、飛ばされて逆さまに落下してしまいます。

およそ、ハムスターとは関係の無いお話でごめんなさい。お付き合いいただいてありがとうございました。
お断り:回転しているハムスターにかかるGは足元で2.2Gでも、背中の位置ではもっと少なくなります。ちなみに回転の中心では0になります。
したがって、体重×Gは正確な計算では有りません。試験の解答には用いないでください。

2.安全性2(隙間の問題)

  サイレントホイールMの輪の隙間  

サイレントホイール ドワーフの輪の隙間。

  くるくるフラワーMの隙間  

くるくるフラワーM MR-337の輪の隙間。二つのシリーズとも同じような隙間を設けてあります。足の指を挟むなどの不安を指摘する声もありますが、 ハムスターが走るときに接地する足の部分は、肉球なので、挟まって怪我をするような心配は無いと私は思います。 ただ、この隙間が何の役割を果たすのか、輪の中でオシッコをしてしまうハムスターのための隙間?でしょうか。                                                           
ハムスターの回し車の推奨品の推奨ポイント 
回し車 最大内径
(p)
安全性
回り過ぎ
走りやすさ メンテナンス性
使いやすさ
本飼育セットの場合の
推奨品
くるくるフラワーS12.5△※1※2
くるくるフラワーM14.0△※1※2
サイレントホイール
ドワーフ
11.5※3
サイレントホイール
ゴールデン
16.5○※4○※5
静かだ輪14.3◎※6




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特別項目
1.ハムスターのケージ
2.ハムスターのケージの説明
3.図で見るハムスターゲージの説明
4.ハムスターを飼育するときの費用
5.ハムスターの気持
6.ハムスターの回し車の研究


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