質問と答(FAQ)
読者の皆様から寄せられた質問と答をまとめました。
質問は表紙のページからMailのボタンを押してメールで御願いします。
実名を名乗る必要はありません。フリーメールなどでも結構です。
1、円筒形スピーカーに関する質問
2、デジタルアンプに関する質問
3、D/A変換器に関する質問
4、その他
1、円筒形スピーカーに関する質問
Q:円筒形スピーカーを試聴することはできますか。?
A:お断りしています。我家は狭く、お客様を迎えられるような環境ではありません。
Q:円筒型のタイムドメイン方式スピーカーを自作しようと考えております。
しかしまったくの素人なので、行き詰まってます。よろしければご教授ください。
A:製作の目的が工作を楽しむ事や技術的な好奇心ならば自作は面白いです。
しかし低コストで良い音を聴きたいとうい発想ならばYoshii9を御買いになることを御勧めします。
自作の場合、完成までの道は長く迷路です。試行錯誤を繰返すので時間とお金が案外とかかります。
初めて作られるならばSPユニットにTB製W3-517SAを使う事を御勧めします。
工作が易しく、ミニコンポ用の廉価なCDプレーヤーやアンプでも心地良い音が出ます。
特に工夫をしなくとも低音の不足は感じず高音の拡散も良好です。
「趣味の工作」にはFostex製SPユニットFF-85Kが一番高性能との趣旨の記述があります。
しかし高性能ゆえにパイプの問題やCDプレーヤー、アンプの粗を曝け出してしまいます。
その結果、低音が出ずキンキンした音になりがちです。
FF-85Kは素晴らしいユニットですが、初めて作られる方には使いこなす事が難しいと思われます。('07,10,16)
Q:試作3形SPマウントの改良版のものを作りたいのですが、イメージが良く分かりません。
A: 立体的な形状なので説明で理解して頂くのは難しいです。
先ず未来工業鰍フ配管キャップGHC-100を入手しましょう。 400円弱だったと思います。(数年前なので記憶が曖昧です)
それを御覧になればイメージは直ぐに湧く筈です。('07,10,16)
Q:パイプの内側には吸音材を貼っていますか。
A:パイプの内側には防振のために滑り止め用の網状スポンジシートを貼ってあります。
ホームセンター等で丸めて売っている赤や青の派手な物です。当初は実験目的だったので、安価な材料で作りました。
網状スポンジは防振に期待して貼りましたが、表面の凹凸による吸音の効果もあると思います。
製作から数年を経ましたが今でも変える必要性を感じていません。('07,10,16)
Q:仮想グランドには、吸音材を巻き付けたほうが良いのでしょうか?
A:SPユニットにTB製W3-517SAを使えば吸音材無しでも心地良い音が出ます。
FF-85Kの場合には、棒だけでは絶対にダメです。気柱共鳴を防ぎ豊かな低音を生み出す工夫が必要です。('07,10,16)
Q:仮想グランド棒の下に重りなどを付ける必要は無いのでしょうか?
A:仮想グランドは重いほうが良いのですが、8cmSPユニットの場合には直径16mmで長さが1m弱の鉄棒を使えば充分だと思います。
慣性によってSPユニットのコーン紙が動く際の反動を緩和します。重力で押さえ込むのではありません。
あまり重くすると防振ゲルが潰れて振動を絶縁する効果が阻害されると考えています。('07,10,16)
Q:必要な材料の名称とそれがどんな感じのものか、
一般的なホームセンターで購入できるか否かを教えてもらってもよろしいでしょうか?
A:材料表は作っていません。恐縮ですがHPの記述から拾い出してください。
材料は近傍のSuper VIVA HOMEで入手しました。 かなり大きなホームセンターで何でも在って助かっています。
一般のホームセンターではマウントに使う配管キャップと建築用の金物が無いかもしれません。
それらは建材店で入手できます。またゲルは東急ハンズで入手しました。
当方は首都圏に住んでいます。地方都市で の状況は判りません。('07,10,16)
Q:防振ゲルが入手できないのですが、シリコンシーラント等で代用できますか。
A:防振ゲルの代りにはソルボセインが良いのではと考えていますが、円く切るのが難しいかも知れません。。
仕方なくゴムやシリコンシーラントなどの弾性が強い素材を使うと、
仮想グランドの重量と弾性とで決まる特定の共振周波数が高めに強く生じるので音質の低下が懸念されます。
自動車に例えればショックアブソーバーの壊れたサスペンションの様です。
回避する為には、仮想グランドに重り等を取り付け重量を増やして
共振周波数を邪魔にならない低い周波まで下げる方法が有効と思われます。('07,10,28)
2、デジタルアンプに関する質問
Q:デジタルアンプRSDA202の改造の頁において入力直流阻止コンデンサの部番が
C17,C18とありますが、C8,C17ではないかと思われます。
A:ご指摘の通りです。間違いを訂正しました。
Q:電源に入れたBGコンデンサ4700μF二個は、どのように容量を決めたのですか。?
A:経験と山勘で選びました。
組み込んでからオシロスコープを使い電源電圧変動が100mV程度に収まっているのを確認しました。
Q:TA2041をCar Audioに使う場合に、電源のコンデンサはどの位の大きさが適当と思いますか。?
A:Car Audioには知識が無いのです。実験しなければ判りません。
Q:音を良くする勘所はどこですか。?
A:下記の四点です。
@入力部の直流阻止コンデンサを電解コンから積層ポリエステルに替える。電解コンを使うと著しく音が劣化します。
A出力ローパスフィルターのコンデンサをスピーカーのインピーダンスに合わせる。8Ω:0.22μF 4Ω:0.47μF
B出力端の電波妨害防止コンデンサを0.01μFにする。Kitでは0.1μFが付属しているが、大きすぎる。
C基板上にある電源のデカップリングを電解コンからOSコンやBGコンに替える。
D基板へ電源を供給する線にBG4700μFを2個を入れ電源のインピーダンスを下げる。
Q:RSDA改造記に入力直流阻止コンデンサを短絡とありますが、TA2041Kitにも適用できますか。?
A:できません。RSDAでは入力直流阻止用電解コンデンサが2個直列に接続され重複していたのです。
Q:TA2020kitを組み立てる際にチョークコイルを12μHに交換したのですか。?
A:シュミレーションはRSDAが用いていた12μHで行いましたが、
Kitは付属の10μHを使いました。Tripath社の回路図も10μHです。
Q:シールド線は高音が減衰するのですか。?
A:シールド線は中心線の周囲を編み線が包む構 造で、中心線と編み線の間に寄生コンデンサがあります。
高音の高い周波数部分が寄生コンデンサを通って逃げるので減衰します。
ノイズを防ぐ為にどうしても必要な部位に最短距離で使いましょう。
Q:カマデン製TA2041kitでは入力部の直流阻止に電解コンではなく積層セラミックコンを使っています。換えたほうがよいでしょうか。?
A:TA2041の資料では入力部の直流阻止コンデンサの容量は0.47μFになっています。TA2020では2.2μFでした。
0.47μFならば各種のコンデンサの中から好みのコンデンサを選ぶことができます。
セラミックコンに比べプラスチックフィルムコンは歪が少ないのですが、音を聴いて違いが判る程の差は無いと考えています。
しかし0.47μFのコンデンサは一部の例外を除いて安価なので気になるようなら換えたほうが良いでしょう。
Q:TA2041の電源に使うデカップリング・コンデンサはどの位の大きさが適当と思いますか。?
A:友人が円筒形SP4本を繋いで鳴らしているのですが、BG4700μF*2個で充分でした。
スピーカーの数が増えると消費電力が増すと考えがちですが、スピーカー2本の場合と同程度の音量に絞るので
消費電力が二倍にはならないようです。円筒形SPには分割ネットワークが無いので少ない消費電力で済みます。
箱型のスピーカーには当てはまらないかもしれません。
Q:TA2041出力部に使われているダイオードの目的は何ですか。?
A:IC(TA2041)の保護用です。TA2041に内蔵された出力トランジスタが導通から遮断へ切り替わった瞬間に
チョークコイルが蓄積したエネルギーを瞬時に放出します。そのエネルギーの逃げ道です。
これが無いと出力トランジスタの耐電圧を超える高電圧のスパイクが発生してTA2041を壊す可能性があります。
カマデン製TA2041kitでは適合するダイオードが選ばれています。
TA2041に当てはまるのか判りませんが、
TA2020のデータシートには電源電圧が13.5V以上の場合に出力部のダイオードが必要と記述されています。
Q:TA204kitで基盤のIC付近と三端子レギュレータ付近に夫々2個の50V3.3μFnの電解コンが使われています。
これらの容量を増やしたり高級品に換えたら音は良くなりますか。?
A:音質の向上は期待できません。これらには電解コンデンサの弱点(高い周波数での性能低下)を補う目的でセラミックコンが
併用されています。それで充分だと思います。
Q:TA2041kitで出力段に1つづつ計4つ用いられている抵抗をリケノームという高音質の抵抗に換えようと思っています。
買いにいったところ10Ωが欠品とのことで、11Ωならある、というのですが、
この1Ωの違いは音、もしくは機器の動作に悪影響を与えるものでしょうか?
A:10Ωと11Ωの場合についてシミュレーションしました。音に影響が出るほどの違いはありませんが、
僅かに遮断特性が緩慢になります。(図の赤線が11Ω)
この部分には音声信号は流れません。無線周波数帯の高周波がスピーカーに流れるのを防ぐための迂回路です。
この抵抗に求められる性能は高周波特性が優れている事です。
リードの無いチップ抵抗が最適と思われますが、ハンダ付けが難しいのでKitでは避けたのでしょう。。
オーディオ用の抵抗器と称する物を理解していませんが、無駄な投資ではないかと思われます。('07,10,04)
Q:RSDA202の改造においてアンプの利得の変更をなさっていますが、
TA2041kitにおいて、同様の役割を担っている箇所はありますか?
A:無いです。TA2041では、ICの内部で利得が固定されています。
部品の数を減らし、コストを下げようとする努力でしょう。('07,10,04)
Q:若松で買ったTA2020kitですが、ローパスフイ ルターEMCコンデンサがどれか判りません。
A:若松製の新しいkitならばC17とC22です。
カマデン製の転売品の場合にはありません。
このコンデンサは基板上ではなくアンプケースからスピーカーへ出力する端子の内側に取付けるのが
最も効果的だとトライパス社の資料に在りますので基板上には無くても良いのです。('07,10,06)
Q:スーパーCOMのWDA01を買いました。これにもTA2020kitのように改造すると音が良くなる部分はありますか。
A:WDA01を試したことが無いので回路図と部品表を拝見して検討しました。
出力部のローパスフィルターが8Ωのスピーカーには適合していません。
シミュレーションしましたが高域に山があります。
下記のようにPhilips社の資料にある部品定数へ修正する事で平坦な特性になります。
L1,L2 12.1uH
→ 47μH
C18,C29 1uF → 0.47uF
C4,C33 0.22uF
→ 0.1uF
しかし普及価格帯の箱型SPでは高域を持ち上げた方が心地良い音に聞える場合が在ります。
Kitの設計者は試聴して定数を決めたと思われるので、
平坦な周波数特性に変えることが心地良い音に繋がるとは限りません。('07,10,16)
3、D/A変換器に関する質問
Q:D/A変換器について、詳しい仕様を公開するお気持ちはありませんか。
A:恐縮ですが非公開とさせて頂きます。
Q:D/A変換器を、もう一台作って売ってくれませんか。?
A:手作りのD/A変換器を試験的に販売します。商品名はHRDAC-01としました。
対象はYoshii9です。一般的な箱型のスピーカーには解像度の高いD/A変換器を接続すると
寄生振動を生じてキンキンした疲れる音を出してしまう物があります。
トラブルを避けるために販売対象を限定させて頂きました。
Q::D/A変換器の試聴はできますか。?
A:タイムドメイン南流山試聴室で試聴できます。試験販売も御願いしました。
毎週土曜日の午後に無料のサロンコンサート(試聴会)が開かれます。
HRDAC-01で劇的に変貌したYoshii9の音を体験して下さい。きっと驚かれる事でしょう。
使用機材の都合等がありますので、お出掛けの際は下記に確認して下さい。
タイムドメイン南流山試聴室 (StdioEnza ) http://www.studioenza.com/index.htm
4、その他