暴論



第弐千伍百八十拾三論:議員の責任


議員の評価は何を主張し、どんな法案を通したかで決めるべきである。


新聞社のアンケートによると「再生エネルギー特別措置法」の成立を受けても
全国の電力会社のほとんどが風力や太陽光などで作られた再生エネルギーを
買い足す予定が無いことが明らかになった。菅前首相が自分の引退と引き換え
に成立を迫った3法案のひとつである再生エネルギー特措法であるが成立までの
調整の際に「電気の円滑な供給の確保に影響が出る場合は買取の上限を定めて
よい」という条文が付け加えられた事を利用したボイコットである。電力会社に
よると「もう既に安定供給の限界」だそうだ。成立させた時には「いくらなんでも
風力100%じゃ困るよね」くらいに思って付け足した1文が、法律の存在意義を
吹き飛ばす事態になっているのである。それならばあの大騒ぎや政治の停滞は
一帯なんだったのか?菅前総理だって完全な「無駄死に」である。

ここで責任を問いたいのは「誰がこの一文を付け加えたか?」である。意見が良い
悪いは別にして、そのことは明確にすべきである。どの党のどの議員がそういう
意見を言い、誰が賛成してこの一文が付け加えられる事が決まったのか?それを
きちんと後悔すべきである。国会で議論をする事が仕事なんだからそれくらい責任を
持つべきである。これは国中が大騒ぎするくだらない失言騒動なんかよりも大事な
ことである。なぜなら国家意義居の仕事は記者や国民に話す事ではなく、国会で
議論する事だからである。国会内での議論の質こそが国会議員を評価する一番の
軸であるべきだからだ。この一文を加えた連中は少なくとも「この結果に気が
つかなかった間抜け」もしくは「正々堂々反対をしないでこっそり妨害工作をする
卑怯者」のどちらかである。もちろんどちらも国会議員にはふさわしく無いだろう。
死んだ街を死の街と呼ぶよりは、こちらのほうが実害があり、はるかに重罪である。


(2011/09/17)





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