暴論



第弐千伍百八十拾弐論:比較



工場AとBがある。

この二つの工場で生産されるモノ、生産量はほぼ同じである。

Bの工場の建設費はAの工場に比べて10倍くらいかかったという。

Aの工場の従業員数は数百人、Bの工場の従業員数は下請け会社を含めると。
1万人近くいるらしい。しかもあまり長期間は勤務できないらしい。

Bの工場は13ヶ月稼動させると数ヶ月間工場を停止して点検をしなければ
再稼動できないらしい。Aの工場はそんな事はないらしい。

Bの工場は再稼動させるのにたくさんの人に許可をもらわないといけない
らしい。Aの工場はこっそり再稼動する事も可能であるとのことだ。

Aの工場で出た熱でお湯を作って付近の福利厚生に役立てているらしい。
Bの工場の熱ではお湯はたくさん出来るが、怖くて使えないらしい。

Aの工場で出た廃棄物は、その辺に埋め立てて処分する。B工場から出た
廃棄物は捨てる事が出来なくて、専門の工場で何重にも封印して保管する。

Bの工場は稼動をやめるのも再開するのもそれぞれ数ヶ月かかるらしい。
Aの工場は停止も稼動も数週間くらいで出来るとのことだ。

Aの工場は需要に応じて生産量を調整できるが、B工場は全く出来ない。

Aの工場は消費地の近くに建てられるが、Bの工場は消費地から数百キロ
離れないと作れないらしい。運ぶのもなかなか大変とのことだ

Bの工場を建てるには周辺自治体に毎年、高額のプレゼントが必要だ。
Aの工場はそんな事をしなくても簡単に建設できるとのことだ。

Aの工場はPRの必要はない。Bの工場は国を挙げてPRしないと
維持できないらしく、日本全国にPR館を作って運営している。

Bの工場はテロリストに狙われているらしい。Aはそんな心配はない。

Bの工場の安全対策は鉄壁菜者が求められる。Aは普通にしてれば充分。


Bの工場が使う材料はAよりもずっと安いらしい



さて問題です


A工場と、B工場、どちらが低コストで生産できるでしょう


(2011/07/12)