わらの旅

(2007/12/22)
稲枝(滋賀県彦根市)
彦根城で有名な滋賀県彦根市の町名。昭和の大合併で彦根市に吸収されたが、それまでは
稲枝町という独立した町で、彦根市で最後に合併した地域でもありちょっと疎外感がある
らしい。中学校の給食が無い滋賀県の中でこの地域だけが給食がある。これは合併する前の
稲枝町の関係。彦根市には給食は無い。区域内には深海浜と言う湖水浴場や荒神山がある。
歴史的には織田信長に滅ぼされた浅井長政が織田信長が今川義元を破って名を上げた桶狭間
の戦いから3ヶ月後にこの地で六角義賢の軍を破った地でもある。長政はこの勝利で六角の
支配から独立し戦国大名となり、その後信長の妹であるお市の方と結婚をした。なぜ稲枝と
呼ぶのかはいろいろと調べたが不明。特産品は味噌と彦根柿なんかがある。
(2007/12/20)
稲荷口(愛知県豊川市)
言わずと知れた豊川稲荷である。地名があるのは稲荷通のみで駅名として名鉄豊川線の
稲荷口駅と豊川稲荷駅がある。そのほかにも稲荷公園とか稲荷北とか稲荷の名前がある。
豊川稲荷は日本三大稲荷などというが、正式には神社ではなく円福山豊川閣 妙厳寺という
寺院であり、三大○○というのは非常に定義が曖昧なのだがここでも諸説あり寺院である
豊川稲荷は省かれたパターンも存在する。創建は1441年で現在残っている古い法堂は
19世紀のもの。室町時代の末期に後に織田信長に滅ぼされる今川義元が伽藍を整備した
という。今川義元の墓はほど近くにある。豊川自体は非常に古くからの地名であるが
稲荷の名は豊川稲荷の稲であって、それ以外の由来は無い。初詣はにぎやからしいが
「稲」地名のネタとしては寂しい限りである。そういやもうすぐ正月がやってくる
(2007/12/17)
稲原(和歌山県日高郡印南町)
和歌山のずっと南、御坊市の更に南にある地名。もともとの古くからある村名であり
JR西日本の紀勢本線の
駅名でもある。地図で見る限り駅の周辺には目立った
施設というか、市街地っぽいものも無い。駅の乗降者数も1日100人くらいの寂しさ
である。昭和5年にこの地を避けて鉄道が走る事になった際に、当時の村長がこの地に
鉄道と駅をと嘆願し、実現した割に結果が伴っていない。稲地名にはよくあるエピソード
なのか・・・・。この地名は古く、古代豪族の1つであり、その後に熊野古道なんかを
作り上げた紀氏の荘園として16世紀の資料に地名が残されている。稲原ファミリー
農園なるものがちょっと離れた地点にあるが、観光農園情報にも情報は無く不明。
(2007/12/14)
稲沢(愛知県稲沢市)
名古屋のちょっと北にある市。JR東海・東海道本線の駅名でもある。古くは美濃路の稲葉宿が
ったが、明治8年の稲葉村と小沢村の合併で稲沢と言う名称になった。町の中心は現在稲沢駅が
ある場所ではなく隣の国府宮駅周辺のほうである。歴史的には大化の改新後、尾張の国の国府が
おかれ、尾張大国霊神社がおかれ、商業の中心地となっていった。現在は植木や苗木の生産地と
して知られている。そのほか矢合観音や善光寺東海別院などの宗教施設があり、周辺の信仰を
集めている。尾張大国霊神社のはだか祭りも珍しい祭りとして有名である。
(2007/12/04)
稲子(静岡県芝山町)
JR東海身延線の駅名。地名としては上稲子、下稲子となっている。もともとの村名も同様に
上稲子村、下稲子村だった。ちなみに駅は下稲子にある。場所は富士川に支流である稲子川が
注ぐあたりにある。周辺には稲子川温泉、新稲子川温泉、飛図温泉などなど温泉が多くある。
富士川というと源頼朝と対峙した平維盛の軍が水鳥の飛び立つ音を敵襲と勘違いし、狼狽し
逃げ出したといわれる富士川の戦いが有名だが、周辺にはこの平維盛の墓とよばれている墓が
ある。やはり稲地名には、どういうわけだが源氏の影がちらつくのである。ちなみにこの稲子と
いう地名の由来は調べてみたが、これというものは見つからなかった。
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