スイス鉄道の旅
2002.08公開

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港 の見える街から
(辻本のホームページ)



ユングフラウへの3鉄道(その2)

ベルナー・オーバーランド鉄道(BOB)
Berner-Oberland-Bahnen


ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)
Wengernalpbahn

ユングフラウ鉄道(JB)
Jungfraubahnen



(下りのJBの列車から眺めたKleine Scheidegg駅の全景)

★Top of Europeは霧の中・JBでJungfraujochへ

 Kleine Scheidegg(クライネ・シャデック)駅からは、間近に迫る垂直のアイガー北壁や、メンヒ、ユングフラウが大きく望めるはずなんですが、ごらんのよ うに3山は霧に包まれていました(雲かな)。
 7月22日にスイスに到着して以来、26日の朝まで好天に恵まれていたのに、初めての「視界不良」です。こういう時は、日程に余裕があれば上に登るのは 別の機会にするのですが、今回は、眺望より鉄道優先の日程のため、予定通りJungfraujoch(ユングフラウヨッホ)へ向かいました。

 Kleine Scheideggでの乗り換え時間は10分足らず。なのに、ホームにJBの列車が見あたりません。おかしいなあと思っていると、ずいぶん向こうの方に停 まっていた列車がそうでした。
 上の写真は、このページトップの駅の全景でいうと、駅舎の右端部分から撮影しています。辻本はこのへんにいたのですが、列車は駅舎の左端にとまっていた のです。車掌さんにせかされて走り込みました。13:02の出発です。

 Jungfrau鉄道は全線がシュトループ式のラックレールです。アプト式と似ていますが、アプト式は2列のラック レールを歯を互い違いになるように並べているのに対し、シュトループ式はラックレールが1列と、簡単になっています。
 (こ れまでJungfrau鉄道はアプト式と書いていたのを訂正します。ちゃんと写真がありました。02-10-28


 車内は満員で、通路側の席。それで車窓の写真は撮影できませんでした。。Eigergletscher(アイガーグレッチャー、標高2,320m)まで は、霧も深くなく、緑の斜面が見渡せましたが、すぐにトンネルに突入。Eigergletscherから終点のJungfraujochまで、7.3km の建設に14年間もかかっています。
 次の駅は上の左の写真のEigerwand(アイガーヴァント、2,865m)。わずかの停車時間ですが、しっかり降りて、アイガー北壁のど真ん中に設 けられた窓をのぞきに行きました。この駅は遭難者の救助にも使われたりするそうですが、霧で何も見えませんでした。
 次はEismeer(アイスメーア、3,160m)。「氷の海」という意味ですね。こちらは南斜面に開いた窓で、右の写真のように、霧はあったものの少 しは氷河が見えました。
 そして13:53、標高3,454mのJungfraujochに到着。ホームを見るとすごい人。ホームから地下道まで長い行列が出来ています。ちょう ど、観光のピーク時間だったのでしょうか。あんまり人が多かったので、写真を取り損ねました。帰り際によく観察すると、団体客用の通路と、個人客用の通路 が分けてあります。トンネル内の駅なのに、さらに通路がホームの下をくぐったりしているのは、この団体客をさばくための、行列用スペースとしても機能して いるのでしょう。

 この駅は、ロープウェイを除いた鉄道駅としてはヨーロッパで最も高い場所にあり、完全な地下駅です。あちこちに「Top of Europe」という表示があります。またホームや各施設の案内表示には、しっかり日本語が記されています。列車内の案内放送も、日本語や韓国語、中国語 もありました。トンネルばかりで退屈なので、車内放送も長いのです。

 さて、列車を降りた人たちは、まっすぐ標高3,571mの「スフィンクス展望台」へ向かいますが、個人旅行の強みで、ここではゆっくり時間がとってある ので、焦らずに、ゆっくり食事をしてから氷の宮殿なども見学しました。

 さて、人波が減った頃を見計らって高速エレベータで展望台へ。エレベータを出ると上のようなガラス張りの展望台。さ らに外のテラスへ出ましたが、一面の霧の中でした。

 ちなみに、このエレベータはスイスで最も高速を誇り、108mをわずか25秒で運んでくれます。

 さて、帰りの列車は16:10発。団体客はすっかりいなくなり、車内はよく空いています。今度も新しいタイプの電車 で、座席はこのようなセパレートタイプ。空いてるときは快適ですが、混雑すると通路も狭いので、窮屈です。ちょっとピンボケです。


 帰りはトンネル内の途中駅には止まりません。登りは51分かかったのに、下りは35分でKleine Scheideggまで戻ってきました。今度は窓際に座れたので、このページトップの写真のように駅の全景がよく見えます。手前に停まっているのは古いタ イプの電車です。中央の駅舎は大きいですが、ほとんどはホテルとレストランでしょう。
 駅舎の向こう側がWABのホームで、Grindelwald(グリンデルヴァルト)行きの黄色い電車が右手に見えます。画面のさらに右手にもホテルが2 軒ほどありました。
 左の古い電車は1955年から64年にかけて製造されたタイプ。電動車と付随車各1両が1ユニットになっており、写真はモーターの無い付随車。フロント には、「大津」の文字と琵琶湖の絵が入ったヘッドマークが掲げられています。大津がインターラーケンと姉妹都市だからでしょうか。出力は440kWで、最 高速度は24km/hです。
 右が今回乗った新型電車のBDhe4/8型で、電動車2両が1ユニットになります。1992年から93年に製造されました。出力は804kWとパワー アップし、最高速度は27km/hと、少し向上しました。写真ではわかりにくいですが、GGBの電車と同じく、パンタグラフが2つ並んでいます。JBも三 相交流式の電化方式で、スイス内ではGGBとJBの2社だけが採用しているそうです。
 


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