ストーカーにならないために
 〜怒りっぽい人への対処法、怒りっぽい人の自戒法〜 
 身留苦



私は年寄りになってもPCをするでしょう。
頭が活性化してぼけ防止にいいらしいです。
もちろん他のスポーツや趣味で間に合う方はそちらをすればよいのです。
ただすべてに言えるのは、家の中にこもりっぱなしで人と会わず世界を狭く深くしてしまうのはまずいということです。
精神科には開放病棟というものがありますが、閉塞した状況から来るもろもろの害を防ぐためです。
ご近所に一人くらい詮索好きでごみ袋をほじくり返すほど他人が気になる人、
幸せそうな他人の動向ばかり気にしている人、
それだけならまだしもその他人への攻撃に向かう人、
といった「小人閑居して不善をなす」そのままの人いませんか。
「あ、狸山さんだ」そうそうそれですよ。
ある意味漫画みたいに面白いキャラクターですが、そういう人を反面教師にしなければいけません。
ついでに言いますとやはり近所を見渡すと一人くらいはいます。怒りっぽい人。
いやはや今回はどうも話が精神分析学に及びそうです。
私は中学時代から精神分析学の本が好きで、HP「あなたの評判診断」はそれを応用したためにたまたまヒットしました。
ヒットの秘密、それは精神分析学だったんです。

さて本題に戻ります。怒りっぽい人への対処法、怒りっぽい人の自戒法とは。
激しい怒りというのは先天的なものではないと言われます。
人間が激怒するのは自己愛を傷つけられた時です。
どういうことかと言いますと、顔をつぶされたり恥をかかされたときに怒るわけです。
誰でもそうです。ただし問題は同じ言葉や態度でも人によって受け止め方が違う、ということです。
怒りっぽい人は相手のちょっとした言動を他人よりマイナスに受け取ってしまいがちなのです。
精神分析学では、このようになる人の要因をこれまでの人生で自己愛が満たされてこなかったためだと説明づけることが多いようです。
そういう子供が大きくなると、ほめてもらっても「この人は本心から私をほめてない」と思って当然あるべき感謝の心がなかったり怒りっぽくなるのです。
逆に自己愛の満たされてきた人は、健全な自信がついており人から言われたことを悪く悪く受け取ることが少ないのです。
ちなみに私は皮肉やあてこすりの通じない人と言われます。あ、これはただのあほですね。(笑)
怒りっぽい人かそうでないかは相手の立場や気持ちをどれだけ汲み取り理解できるかが分かれ目です。
まとめますと、怒りっぽさはものの受け止め方の問題だということです。
怒りっぽい人は、生育環境の要因の形態は違っていても、幼少期からほめられたり自分の気持ちをわかってもらえなかったりすることが多かったために、ちょっとしたことで怒りやすくしかもその怒りが激しいものになってしまい、ひいては執拗に他人をつけ狙ったりする所謂ストーカー気質に変容したりしてしまうのです。
更にストレス過多で幸せな充足した気分になれない環境が従前にありますと、これを加速させることになります。

ささいな事に対し継続した怒りを覚えやすい性格、これを変えるにはものの受け止め方を変えるしかありません。
そうやって温厚な性格に近づくことで、かっとなったため脳卒中で急死するなどという悪しき死に様を迎えなくてすむのです。
安らかにぽっくり往生したいものです。
おーっとっと、縁起でもないですね。



(このコラムのみ参考文献あり ハインツ・コフート「自己愛パーソナリティ障害」構造論)