Hitman Music Land

トップページ>トロンボーンなアルバム #361-370

トロンボーンが活躍しているポピュラー音楽(ジャズ、ラテン、フュージョン他)のアルバムを紹介しています。過去のアルバムの一覧はこちらをご覧下さい。コメント等がございましたらぜひ掲示板までお願いします。

 2010.3.6 トロンボーンなアルバム #370

ホームグランド・アケタ・ライブ/渋谷毅オーケストラ

ピアニストそして作曲家として有名な渋谷毅さん率いる「渋谷毅オーケストラ」の通算5枚目のアルバム。1998年2月〜7月に西荻窪のジャズの名店「アケタの店」で録音されたライブ音源を1枚のCDにまとめたものになります。バンド名にオーケストラと付いていますが、いわゆる世間一般でいうビッグバンドとは違い、4管+4リズムのラージコンボ編成。全体に昭和っぽいアングラな趣きのあるジャズバンドで、怪しい雰囲気のホーンアンサンブルや一流のジャズプレイヤーによる即興音楽を楽しめるディープな一枚です。ホーンセクションはサックス×3、トロンボーン×1という珍しい組み合わせで、トロンボーンは松本治さんが参加。モダンなアプローチのソロで、どの曲でも正統派のテクニシャンぶりを大いに発揮していて、これが格好良いのなんの。そんな中でも特に2曲目のバラードナンバー「Ballad」の曲の後半で出てくる力強く豊かなトロンボーンソロはまさに感涙もの。静かに始まって、徐々に盛り上がり、ピークをむかえる部分は、キタ━━━って感じでホント最高です(^-^;; まあ、トロンボーンはともかくとして、バンドはとにかくアヴァンギャルドなので、そっち系がダメな人や初心者にはお勧め出来ません。こういうのって好きな人にとっては名盤なんですけどね。

▲渋谷毅(p,or) 津上研太, 松風鉱一, 峰厚介(sax) 松本治(tb) 石渡明廣(g) 川端民生(b) 古澤良治郎(ds) ▲Great Type, Ballad, Strange Wood Blues, Waltz For AKETA, What MASA Is…She Is Out To Lunch, Cha Ra Ra, Soon I Will Done With The Troubles Of This World, Lotus Blossom ▲1998年録音

 2010.2.27 トロンボーンなアルバム #369

City Lights/Lee Morgan

ジャズ界を代表するプレイヤーの一人、トランペット奏者のリー・モーガンのリーダーアルバム。このアルバムがリリースされた当時、彼はまだ19歳、しかも既に本作が5枚目のリーダー作というからすごいですよね。バンド編成は3管セクステットで、全ての曲のアレンジと5曲中3曲の楽曲提供は名作編曲家として知られるベニー・ゴルソンが担当(演奏参加はなし)しており、ハードバップの王道をゆく熱気のあるサウンドが楽しめます。トロンボーンには当時のニューヨークで絶大なる人気を誇ったカーティス・フラーが参加。太くアーシーな中低音を中心にした安定感のある演奏ぶりはまさに絶好調で、セクションではジョージ・コールマンとの音のバランスが絶妙だし、ソロではしっかりとしたテクニックに裏打ちされたメロディックなフレーズ作りが素晴らしいです。特に「Tempo De Waltz」のアドリブソロはある意味でテーマよりもテーマらしい印象的な”旋律”でひたすら深く渋い魅力ある演奏です。ゴルソンの名曲「Just By Myself」ではハードバップのお手本のようなフレーズを焦らず弛まずクールにキメていて、これまた見事。前から何度も書いていますが、私はずっとフラーに苦手意識があったんですが、最近は結構見直しています…まあ、50年代のアルバム限定ですけどね(^-^;; このアルバムは間違いない一枚なので、ジャズ初心者の方にも大いにオススメです。

▲Lee Morgan(tp) Curtis Fuller(tb) George Coleman(sax) Ray Bryant(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds) ▲City Lights, Tempo De Waltz, You're Mine You, Just By Myself, Kin Folks ▲1957年録音

 2010.2.20 トロンボーンなアルバム #368

Songs Of Time And Place/Lee Gibson

イギリスを中心にコンボやビッグバンドで活躍しているジャズシンガー、リー・ギブソンのリーダーアルバム。バンド編成はボーカル+ピアノトリオにトロンボーンとサックスが加わったコンボ編成ですが、曲によってホーンが入ってなかったり、1ホーンだったり、ホーンを多重録音してパートを増やしたりとサウンドの幅が広いのが特徴的で、全体にしっかりとアレンジされた楽曲を丁寧に演奏している印象があります。トロンボーンはイギリスのトップトロンボーン奏者の一人であるマーク・ナイチンゲールが参加。ん、この軽くパリッとした高音はマイケルラス(イギリスのトロンボーンメーカー)の楽器かも。ソロでは止めどなく流れる高速フレーズからジャズ的な音の表現までとにかく上手くてテクニック抜群ですが、音量を上げた時のスピード感のあるテンションの高い高音は私には刺激が強すぎますね(録音の関係かも知れませんが)。もう少し落ち着きのある方が好みです。そんな理由でお気に入りの曲はミュートを付けて演奏しているバラード曲「Time Heals Everything」…ミュートの柔らかい音色はしっとりと歌うギブソンの歌声にとてもマッチしているし、それに続くアドリブソロもドラマティックに盛り上がります。マークが参加しているのは13曲中7曲になりますが、それでも不思議とトロンボーンをたっぷりと聴いたような満足感があり、またボーカルが絶品なので、広くジャズファンにもお勧めの一枚です。

▲Lee Gibson(vo) Mark Nightingale(tb) Martin Williams(as,ts) John Pearce, Mark Latimer(p) Paul Morgan, Mario Castronari(b) Bobby Worth, Asaf Sirkis(ds) ▲It's All Right With Me, Over The Rainbow, New York State Of Mind, Our Love Is Here To Stay, The Summer Knows, Time Heals Everything, Everything Must Change, Lush Life, Never Will I Marry, Detour Ahead, Where Or When, Only Yesterday, My Shining Hour ▲2002年録音

 2010.2.14 トロンボーンなアルバム #367

Black Bottom Brass Band/Black Bottom Brass Band

1993年に大阪で結成されたニューオリンズ・スタイルのブラス・バンド「ブラック・ボトム・ブラス・バンド」のデビューアルバム。バンドの編成はごくオーソドックスな8人編成のブラス・バンドで、楽曲は11曲中10曲がオリジナル!もちろんニューオリンズ音楽がベースになっていますが、それよりバンドの個性が前面に出たバラエティに富んだ内容で、本場ニューオリンズのダーティ・ダズン・ブラス・バンド等とはカラーが大きく異なります。さて、トロンボーンのヤッシーさんですが、このアルバムではセイヤーヴァルブの付いたテナーバスを使用しているようで、音の輪郭が非常にくっきりとした中身の詰まった太い音色がかなり特徴的です。パワフルでありながらとても丁寧な演奏で安定感が見事。お気に入りの曲はスリリングな雰囲気のあるキャッチーな「ストロベリー・ダンス・アワー」でどこかで聴いたことあるなぁと思って調べたら、昔見ていたTV番組「発掘!あるある大辞典」の中で使われていた曲でした。最初から最後までトロンボーンが大活躍で、前半のテーマバックでのグリッサンドと高音の超絶フレーズ、中盤のミュートを使ったアーシーな単独ソロ、後半の全員ソロ中の豪快で開放的なプレイとまとめて楽しめます。全体を通じて(クセはありますが)よくまとまった聴きやすいアルバムなので、ホーン好きな方は是非聴いてみてください。

▲Mitch, Koo(tp) Monky(bs) Yassy(tb) Iggy(ts) DcCoy(sou) Ouji(sd) Anton(bd) ▲らくだで行こう, Mr.ポルノマン, サボテン・チョップ, 青い空, Hard Work For Blow Job, 須磨の雲, Exit, Hit The Roof, ストロベリー・ダンス・アワー, ブー・ブー・ブー, I'm Looking Over A Four Leaf Clover ▲1996年リリース

 2010.2.6 トロンボーンなアルバム #366

Reunion/Charles Rutherford's Jazz Pacific Orchestra

チャールズ・ラサフォード率いる「ジャズ・パシフィック・オーケストラ」の1991年作。マット・キャッティンガブ、ドン・メンツァ、トム・クービス、デイブ・メッツガーをはじめとする有名な作編曲者が楽曲を提供しており、明るいスウィング系からクールなコンテンポラリー系まで非常にバラエティに富んだ内容になっています。トロンボーンセクションは無名ながら実力者が揃っていて、特にバストロンボーンのレン・ウィックスの太く柔らかい上に輪郭のはっきりとした音色と堅実な中にも主張が感じられるプレイは素晴らしいです。ソロはゲスト参加のマイク・ファーンが2曲、リーガン・ウィックマンとマイク・ジョンソンが1曲ずつ。それぞれタイプが全く異なる3人なので、ブルージーに歌い込んだプレイからテクニシャン系のプレイまでトロンボーンの様々なスタイルが楽しめます。お気に入りの曲はバリトンサックスのブライアン・ウィリアムスのオリジナル「Samba De Solstice」で、ご本人のバリサクが大々的にフィーチャーされているイケイケのサンバ曲です。実はこのアルバムはこの曲を目当てに購入したんですがやっぱり格好良い!曲の後半の出てくるリーガンの滑らかなトロンボーンソロも印象的です。全体を通じて少々荒っぽい部分はあるものの、その分ダイナミックで臨場感のあるサウンドに仕上がっています。ビッグバンドファンにお勧めの一枚。

▲Chris Abernathy, Tom Smith, Everett Carroll, Tom Kubis, Eric Marienthal, Doug Webb, Brian Wilke, Brian Williams(sax) Tim Wendt, Bob Bennett, Joseph Davis, Charlie Peterson, Kai Palmer, Gary Roll, Bob Allen, Ron Stout(tp) Regan Wickman, Mike Johnson, Corey Wicks, Len Wicks, Mike Fahn(tb) Todd Oliver(g) Alan Rowe(p) Ernie Nunez, Eric Stiller(b) Ray Price(ds) 他 ▲Battle Of The Bop Brothers, Shuffle Brothers, Fly Me To The Moon, Rhea, Everybody Loves My Baby, Samba De Solstice, I Can Cook Too, Bolivia, Rose Tattoo, Minor Case Of The Blues, Greazy Rider, Shaw Nuff ▲1991年録音

 2010.1.31 トロンボーンなアルバム #365

Curtis Fuller Vol.3/Curtis Fuller

マイナーなジャズトロンボーンの世界でトップクラスの知名度を誇る人気プレイヤー、カーティス・フラーのリーダーアルバム。アルバムタイトルは少々味気ないですが、フラーのブルーノートでの3作目という意味のようです。バンドは2管クインテット編成で、トランペットにアート・ファーマー、ピアノにソニー・クラークなど著名なプレイヤーが参加。そして楽曲の6曲中5曲がフラーのオリジナルなんですが、これが名曲揃い!フラーのコンポーザーとしての力量を確認できる一枚です。フラーのトロンボーンは暖かみのあるアーシーな音色で中音域を中心によく歌い込まれたアドリブソロを演奏。技術的にも素晴らしく、細かなフレーズも変にうわつかずにきっちりリズムにノッたもので、やはりニューヨークに移ったばかりのフラーの'50年代のプレイは、後年の朴訥としたフラーが苦手な私でも楽しめます。ただ、1曲目のジャズ・メッセンジャースばりの「Little Messenger」だけは、テーマのニュアンスがファーマーと合っていないし、ソロではミストーンが多いし、途中で音量がコントロール出来なくなっているし…曲が良いだけに残念。他の曲はミディアム〜スローでリラックス感のあるもので、自宅であまり音量を上げずに静かに聴くのに好適な一枚です。

Curtis Fuller(tb) Art Farmer(tp) Sonny Clark(p) George Tucker(b) Louis Hayes(ds) ▲Little Messenger, Quantrale, Jeanie, Carvon, Two Quarters Of A Mile, It's Too Late Now ▲1957年録音

 2010.1.24 トロンボーンなアルバム #364

The Black Saint And The Sinner Lady/Charles Mingus

ジャズ界の中でも特に異彩を放つ豪腕ベーシスト(!?)、チャールス・ミンガスが、インパルス・レーベルに録音したアルバム。日本国内盤も発売されていて、邦題は「黒い聖者と罪ある女」になります。バンド編成は7管+4リズムの大編成コンボで、曲は全てミンガスのオリジナル。収録されている全6曲(注:4〜6曲目は1トラック)で1つの組曲になっており、いかにもミンガスらしいストーリー性の感じられる変化に富んだアバンギャルドで先鋭的なサウンドに仕上がっています。トロンボーンはデューク・エリントン楽団で活躍したクエンチン・ジャクソンとコントラバストロンボーン(チューバと持ち替え)のドン・バターフィールドの2名で、バッキングやリフでバンドサウンドにマッチした男性的で力強いプレイを展開。ジャクソンは所々でソロがピックアップされ、得意のプランジャーミュートを使ってシンプルなフレーズを吠えるように過激に吹きこんでいます。トロンボーン隊に限ったことではありませんが、みんなミンガスの作り出そうとしているサウンドをきっちり理解した上でそれを再現すべく一丸となって演奏しているように感じます。著名なプレイヤーは参加していないものの、このバンド全体のまとまり感は見事。まあ、内容はアングラ的な怪しさ満点なので、万人向けにオススメできるアルバムではありませんが(^-^;;

▲Charles Mingus(b,p) Jerome Richardson(ss,bs,fl) Charlie Mariano(as) Dick Hafer(ts,fl) Rolf Ericson, Richard Williams(tp) Quentin Jackson(tb) Don Butterfield(tu,contra-btb) Jaki Byard(p) Jay Berliner(g) Dannie Richmond(ds) ▲Solo Dancer, Duet Solo Dancers, Group Dancers, Trio And Group Dancers, Single Solos And Group Dance, Group And Solo Dance ▲1963年録音

 2010.1.16 トロンボーンなアルバム #363

Turn Me Loose!/Frank Rosolino

卓越したテクニックを持つジャズトロンボーン・ジャイアンツの一人、フランク・ロソリーノの名盤ならぬ迷盤(!?)として知られる一枚…何と全ての曲でロソリーノが歌っています!スウィンギーで開放的な歌いっぷりはとにかく楽しそうで、聴いている方もウキウキしてきます。エンターテイメント性もたっぷりで、特に「Pennies From Heaven」では途中で超絶スキャットになったり、ヨーデルになったり、面白過ぎ。個人的にはこういうの好きだな〜。あ、もちろんトロンボーンも吹いているのでご安心を(笑)。トロンボーンは珍しいことに全編ミュートを使った演奏になります。1956年作の「I Play Trombone」でもロソリーノのミュートプレイを聴くことが出来るんですが、彼のミュートはやっぱりイイ。ソリッドで心地良い刺激がたまりません。アドリブソロは、アグレッシブでありながら安定感抜群で、ハイノートから高速フレーズまで超絶テクニックを駆使しつつ、それでいて情感たっぷりの熱いプレイを展開。どの曲も3分程度なので、必然的にトロンボーンを演奏している時間も短いのですが、その短い中に音楽の楽しさや奥深さがぐっと凝縮されている印象があって、不思議と満足感があります。変わり種のアルバムではあるものの、絶好調のロソリーノのプレイが聴ける一枚です。

Frank Rosolino(tb,vo) Victor Feldman(p) Chuck Berghofer(b) Irving Cottler(ds) ▲Too Marvelous For Words, Come Rain or Come Shine, Whatcha Gonna Do On Monday, Sometimes I'm Happy, Sweet Georgia Brown, Pennies From Heaven, I Cover The Waterfront, You're A Sweetheart, Please Don't Bug Me, It Had To Be You, That Old Black Magic, How Many Hearts Have You Broken ▲1961年リリース

 2010.1.9 トロンボーンなアルバム #362

Algo Nuevo/Juan Pablo Torres

キューバが生んだ偉大なるトロンボーン奏者、ファン・パブロ・トーレス率いるフュージョンバンド「アルゴ・ヌエボ」の1977年作「Con Todos Los Hierros」「Super-Son」の2枚のレコードがカップリングされ、CD化された大変貴重なアルバムになります。楽曲はトーレスのオリジナルが中心で、ラテン音楽をベースに様々なジャンルの音楽のエッセンスが加わった独特のサウンドを展開。前半に収録されている「Con Todos Los Hierros」ではバンドにストリングス・オーケストラを加えたゴージャスな編成で、過激なストリングスと力強い男性コーラスがとても印象的。トロンボーンの出番はやや少なめですが、太く暖かい音色でじっくりとテーマ演奏に取り組んでいる様は、変なわざとらしさがなく、とても自然。こういうさりげない上手さが個人的にはたまりません。後半の「Super-Son」はレギュラーの6人編成でぐっとコンボ的になりますが、管楽器に思いっきりリバーブをかけたり、多重録音したり、多用されるシンセの音色がとても安っぽかったり(笑)と当時の電気技術を駆使しているようで別の意味で興味深いです。トーレスのトロンボーンも大活躍。彼のプレイの特徴の一つでもあるはっきりとした音の粒立ちが非常に心地よく、アドリブソロではしっかりと息の入れた腰のあるトーンで、おさまりの良いフレーズを次から次へと吹きまくっています。全体を通じて、バンドがかなり先鋭的なので好き嫌いの分かれるところだと思いますが、トーレスのプレイは本当に素晴らしいです。ちなみに一部のトラックは以前紹介したコンピレーションアルバム「J.P.T's Propulsion」とかぶっていますが、こちらのアルバムの方がすっきりにした感じにリマスターされているので聴きやすいと思います。

Juan Pablo Torres(tb) Adalberto 'Trompetica' Lara(tp) Jesus Rubalcaba(p,key) Antonio 'Tony' Perez(b) Filiberto Sanchez(ds) Modesto Fuste(per) 他 ▲Que Melococha, Con Todos Los Hierros, Tres Lindas Cubanas, Extracto De Son, Que Se Sepa, Rompe Cocorioco, Tema Para Trombon, Echale Salsita, Que Sabroso Majarete, El Manisero, Y Que Bien, Rico Melao, Pastel En Descarga, A Luna Llena, Con Aji Gua Guao, Son A Propulsion, Si No Fuera Por Emiliana, Ey!...OP.1, Son Riendo, Super-Son ▲2007年リリース

 2010.1.2 トロンボーンなアルバム #361

マンボ天国/東京パノラママンボボーイズ

平成に甦る昭和マンボ野郎「東京パノラママンボボーイズ」の衝撃のデビュー盤。東京パノラママンボボーイズというのは、コモエスタ八重樫、パラダイス山元、ゴンザレス鈴木の3人のことを指し、その3人が人気スタジオミュージシャンと共に制作したのが、このアルバムになります。曲目はマンボの代表的なナンバーからテレビ主題歌のカヴァーまで実に様々。共通するのは”昭和の香り”が濃厚な音楽ということですが、そのキャッチーさからこのアルバムに収録されている曲はテレビのバラエティ番組等で頻繁に使用されていて、特に2曲目の「マンボのビート」はフジテレビ系列のトーク番組「ライオンのごきげんよう」のオープニングテーマ曲に使われているので、多くの方が知っていることでしょう。さてトロンボーンですが、ソロ等もないし、特別に目立ったことをしているわけではないんですが、トロンボーンの力強さが映える中音域を使って、要所要所でバンド全体のサウンドを締めています。実は全ての曲のアレンジを作編曲に定評のあるトロンボーンの鍵和田道男さんが担当。トロンボーンが必要な部分で効果的に使われていて、ビッグバンドにおけるトロンボーンの役割やその魅力を再確認させられます。全体を通じて、非常に完成度が高く、明るく楽しい懐かしのダンスミュージックがたっぷりと楽しめる一枚です。

▲コモエスタ八重樫(DJ) パラダイス山元, ゴンザレス鈴木(per) 貫田重雄, 高野正幹, 山田悦男(sax) 鍵和田道男, 平野志津江(tb) エリック宮城, 吉田憲司, 木幡光邦, 横山均(tp) 北島直樹(p) 加瀬達(b) 小島久政(g) 守谷順(ds) 他 ▲マンボボンド, マンボのビート, スピークアップマンボ, マンボマニア, ワンレイニーナイトイン東京, グリーンオニオン, ヒットザボンゴ, チャチャチック, パチンコ, 赤坂の夜は更けて, ピーターガン, ザグース, 夏の夜のサンバ, コーヒールンバ, マンボメドレー:マンボ〜エルマンボ〜マンボ第8番〜南京豆売り〜セレソローサ〜ティコティコ, コセコセコセ, 大学マンボ, パトリシア, ネグラミチャチャチャ, タブー, キーハンター(非情のライセンス), サーフバード, 太陽の彼方に, ボンゴ天国, ティンティンディオ ▲1991年リリース



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