Exploring Glacier in Iceland
アイスランド氷河洞探検プロジェクト
Íshellakönnun á Íslandi
現地リポート
10月16日の現地リポート "氷河との別れ"

現地リポート 10月16日 晴れ 渡辺

 朝起きるとIcelandic Adventureから迎えの車がきていた。 運転手は私達が使っていない小さい小屋に泊まっている様子。 朝御飯を食べて各自パッキングの残りと掃除に取り掛かる。 一番大変なのは、サウナやトイレの雨戸のような木戸が凍り付いてしまっているのを閉められる状態にまで削ったり溶かしたりする作業である。 私達の滞在中の吹雪が木戸をかちかちに固めてしまっているので、閉められるまでに回復させるには様々な角度から削ったり氷を掻きだしたりしなくてはいけないのである。 装備置き場に使っていた部屋も装備の撤収でごった返している。 とは言うものの10:30には出発できる所まで片付いた。 珍しく晴れが続いており、外ではダイヤモンドダスト風のきらきらと輝く風がまい、太陽の周りには真ん丸く虹が出ている。  天気がいいことも有り、車から見る氷河はまた違う氷河のようにも見える。 9月にあったGrimsvotnから南西に離れた場所での小さな噴火の影響で小さな氷河洪水が起きているようで、氷河の縁に近づくと新しいクレパスが発生していた。  氷河を脱出するのはやはりすぐで、感傷に浸る間もなく目に飛び込んでくる山々の風景の色が「氷河を脱出した」という実感を与えてくる。 2週間強も白、青、黒だけで構成されている風景の中にいると、緑や茶色、赤といった色の風景は逆ににせもののようにすら思えてしまう。  夕方にはReykjavikのユースホステルに着いた。 さすがに皆疲れたようで、荷物を置いて洗濯などをしたらすぐに寝てしまった。  明日からは団体装備の発送などの手配をしなくてはいけない。 まだまだ合宿は終わらない。 忙しい日は続く。


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