アイスランドへの強い憧れをきっかけとした探検計画が2年の準備を経てようやく実施の運びとなりました。 計画を立て始めた頃は大使館もなく手探りで作り始めた計画でしたが、多くの方々の協力を頂き具体化できたことを本当にうれしく思います。
2000年夏、情報が集まらなく計画が一向に進まない状況に業を煮やし、思い余って当時の隊員である法政大学探検部同期の高橋とアイスランドに行ったことがこの計画の一番大きな転換点です。 思い余って行っただけあり得られた情報は小さなものでしたが、そこで感じたアイスランドの空気 こそが2年間の暗中模索の状態を支えたパワーでした。アイスランドという遠い場所、日本にはない氷河での探検、わからないことが重なる中で計画を投げ出さずにいられたのは実際に感じたアイスランドへの更なる憧憬でした。
幸いなことに多くのアドバイスを多くの方々に頂くこともでき、自分たちだけでは 憧憬だけで終わっていたかもしれない計画が具体的な計画になっていきました。探検は出発する前に成功かどうかの70%は決まっていると言われます。できる限りのことはしてきたつもりです。あとは安全に注意して慎重にかつ時には大胆に活動し、無事日本に戻ってきたいと思います。 最後になりましたが、何で何でと基本的なことからしつこいまでに質問する私たちに暖かくアドバイスを下さった方々に心より御礼を申し上げます。
アイスランド氷河洞探検合同隊隊長 渡辺佐保