こちーさんの場合

9/26(木)
【午前中】
入院手続きと院内の案内・説明。
それから担当医の診察と問診や手術の説明、入院に必要な物を売店に買いに行ったりしてるうちにお昼ご飯の時間。
【午後】
数々の検査 ・レントゲンは胸部も含め20枚近く。
・ 圧検査−これは、立位で足の裏のどこに一番体重がかかっているか調べるもの。
先生や看護婦さんからの問診 などなど・・・
*入院時から24時間分の尿を採取させられた。これはちょっとツラかった。
トイレわきに名前の書かれた容器があり、そこに自分でいれておくのです。
何人かのが置いてあり、色がさまざまでした・・・。


9/27(金) 
この日もずっと検査。
呼び出しがあるまで病室で待機だったのですが、ひっきりなしに呼び出されたってカンジ・・・。
・血液検査(HIV検査も含む)
・止血検査(耳たぶをちょっと切って、何分で血が止まるかを調べる)
・心電図
・肺活量
などなど・・・
夕方、夫と義母(同居してます)が来て、主治医からインフォームドコンセントをうけた。
それから、外泊届を出して土日は家ですごしました。(土日は診察も検査もお休みなのです)


9/30(月) =手術前日=
【午前中】
松葉杖の練習 : 手術前に慣れておく事が大切だそうです。
手術前日私はもう片方の手術も予定していたので、マイ松葉杖を買いました。
アルミ製で軽く、丈夫。3700円でした。
【午後】
週に一度の回診の日。
看護婦さんたちも緊張した雰囲気で、病棟はものものしいかんじ。
偉いセンセイ方が何十人も出たり入ったり・・・。
            
・夕方麻酔科の先生が病室に来て、麻酔についての説明をしてくれました。
全身麻酔なので、もちろん万が一の事故についても説明があり、ちょっとびびる私でした。
明日からは当分お風呂に入れないので、ゆっくりとお風呂に入りました。
7〜8人がいっぺんに入れるくらいのお風呂でした。
寝る前に下剤を服用。「出ない場合、朝 浣腸ね!」と明るく看護婦さん。


10/1(火)  =手術当日=
・浣腸はイヤだったので、3回トイレに行ってがんばってしぼり出した。
8:15、手術着に着替え(中はすっぽんぽん)ストレッチャーに寝かされ、腕に筋肉注射を打たれる。
ここからはコンタクトをはずして行ったので手術室の様子が見えなかったのがざんねん。
手術台に乗せられると、体に心電図の線や点滴の管が取り付けられた。
すると看護婦さんが、「これ酸素ですからね〜。深呼吸してくださーい」としゅーしゅー空気が出てるマスクのようなものを口の前に持ってきた。
素直に深呼吸、1回、2回・・・3回目で気を失ってた。
この瞬間が面白かった。目の前をハケで黒いペンキを塗られたみたいに視界が消えていった。私その時「あー・・・」と声をあげていました。
「あー、真っ暗になった」と言いたかったのが、途中で一気に麻酔の中に入っちゃったのです。  

のどが苦しくゴホゴホッと咳をしたのをぼんやり覚えてる。
看護婦さんが「タンが出るようだったら出してくださいねー」と言ってる。
これ、喉に入れてた酸素の管を抜いた時だったのです。
 
気が付くと、ベッドの横で夫と義母と母が私を覗き込んでいた。
「今何時?」まだ酸素マスクがつけられていたが、しゃべると喉がかれていた。(酸素の管を入れていたせい)
「12時だよ」と母。 3時間もかかったんだー。
いろいろ話たかったけどマスクが邪魔だし、眠いし、力がはいらない。
でもぼんやり、おなかがすいてた。

夕食は起きて、少しだけ食べた。
でも、おしっこを採るための管が気になったので、夕食以外はじっと横になっていました。
術後からずっと7.5〜8度位の熱があったので、氷枕をしてもらいました。

痛みはそうでもなかったけど、寝る前に看護婦さんが座薬を入れにきてくれた。
その時、「あれ、もしかして生理?」と聞かれた。
予定ではそろそろだったので、念のため手術前にタンポンを入れてたのでした。
看護婦さんが、「取り替えてあげますよー」と言ってくれたのだけど、イヤだったので自分でできますって言ったの。
看護婦さんにとってはそんな事どうってことないのにね・・・。 


10/2(水)
朝 目が覚めると、思ったより痛みが和らいでいるのがうれしい驚きだった。
熱は相変わらず8度くらいあったけど。
          
私の入院中に、たまたま看護学校の学生さんが何人か研修で来ていて、1人の女の子が私に付きっきりで世話をしてくれました。

この日は午前中におしっこの管を抜き、(抜くときちょっと痛かった)
体を蒸しタオルで拭いてくれて、着替えをしました。
午後には車椅子に乗って、トイレや洗面所にも行きました。


10/3(木)
この日は、体を拭いたあと例の学生さんに髪を洗ってもらった。
気持ちよかった〜。
午後はまた何枚かレントゲンをとりました。

痛みも毎日少しずつ和らいでるし、洗濯も自分でできるし、好きなだけ寝れるし、雑誌や本もたくさん読める。
なかなか快適な入院ライフです。

このようなカンジで淡々と毎日おとなしく過ごしました。
もともと家でじっとしてるのが好きな性分だったので、入院生活もなかなか楽しかったです。
同室に(5人部屋だったのですが)、中学3年の女の子と、75歳位のおばあさんがいて、この2人がすんごく仲が悪くて険悪だった事が唯一ツラかった事かな・・・。


10/7(月)
大先生方の回診。
ほとんどの先生は私の前を素通り。
外反母趾ってめずらしくないのカシラ・・・?
この日主治医に頼み込んで、11(金)に退院させてもらう事にしました。
明日から足にビニル袋をまいて、お風呂に入ってよろしい、との事。ウレシイ!


10/10(木)
お世話をしてくれていた学生さんから、「退院してからも気をつけて欲しい事」をまとめたノート(手書き・手作り)をもらった。
なんだか、うれしくてさびしくて泣いてしまった。
そう、明日退院なのに、うれしさの反面、みんなとお別れだと思うとすごく寂しいのです。   



10/11(金) 
いよいよ退院!そして抜糸!初めて足が見れる! 

  

ギプスを電ノコで切りパカッとあけると、見た事もない足が・・・!
感動にひたる間もなく、主治医と担当医が2人がかりで抜糸をはじめた。
これが痛いのなんのって・・・。太ももをにぎりしめ、爪をたてて耐えました。
そして消毒をして、あっという間にまた新しいギプスが巻かれました。

さて、入院と手術にかかった費用ですが、私は夫の健康保険に入っていて(家族保険?というの)3割負担。
16日間の入院と、手術、諸検査の費用が、合計13万円位でした。
安いのでびっくり!自分的には20万は掛かるだろうと思っていたので、なんか得した気分!
(費用は生命保険などでまかなえました)


その後ギプスがとれたのは2週間後の10/24でした。
リハビリとして、足首を回したり指をぐーぱーする運動をおそわりました。
始めは足首にも指にも力が全く入りませんでしたが、母指以外はだいぶ動くようになりました。
でもまだ体重はかけられません。今度の検査の日(11/7)から少しずつ体重をかける練習に入ります。
1ヶ月以上使っていないこの左足、ふくらはぎががりがりにやせました。
そのかわり、右ふくらはぎ・両腕・胸の筋肉がたくましくなりました!  

ギブスを取った直後
   

 手術前の両足の状態   むくんでいない状態
手術前と比べてみました

チョットむくんだ状態

外に出るときは半分だけのギプスに固定しています。(保護のため) 

 

これは、足に巻いていたギプスをスネ側とふくらはぎ側で半分に割った「ふくらはぎ側」の方に布をまいて、再利用しているのです。

左足が完全に復活したら(2〜3ヶ月後)今度は右足の手術もします。
みんなに、「この1ヶ月間をもう一度するなんて、ウンザリでしょ?」と言われますが、私はそうでもありません。
結構入院生活もたのしかったし、長年の悩みが解消されるのだから、我慢できます。
来年の夏はかわいいミュールとかはいてるのかなと思うと、本当に楽しみです。
本当に治ったかどうかは靴をはいて歩いてみないとわからないのでしょうけどね・・・。


2002.11.2  こちー


 

こちーさん ありがとうございました<(_ _)>
皆さんも感想があればBBSにどうぞ