イモリ君の館へようこそ。私は酒川に飼われているイモリ君である。 私も、もう一人のイモリ君も区別無く「イモリ君」と呼ばれている。ここに世話になって14年である。

ここが私の家である。

同居人はもう一人のイモリ君と

乱暴者ドジョウ君弐匹

掃除人ヤマトヌマエビ君弐匹。

のんきな毎日である。

60B水槽・
上部フィルター底面濾過
ヒーターなし 昼光色灯1本のみ
アヌビアスナナ
バーバルテリー
ウイローモス
インドチョウラン・園芸店で売っていたシダ

これが私である。

このうちに来たときはまだ半分ほどの大きさで、

金魚市で150円で売られていたのである。

最初は伍匹いたのだがもう一人のイモリ君と

一年ほどで二人きりになった。

みんなどこへ行ったのだろう。

60B程度の水槽だと
たいていの生き物は何匹入れても
最後は弐、参匹になってしまう。
逆に超過密に飼えばなわばり意識が生まれない。
それからこういう生き物は冬寒くしておかないと春産卵しないそうだ。ホルモンが働なかいのだろうな。うちの中ではほんとは暖かすぎる。一度産卵したが無精卵だ。だって両方メスだものな。

これはもう一人のイモリ君である。

この腰回りの太さは食べ過ぎなのではないか。

おなかにいっぱい卵を抱えているのよ。ふん!

乱暴者のドジョウ君たちは

食事の時間になるとどこからか現れて

目にもとまらぬ速さで行ったり来たり

するのだ。普段は土管の中や砂の中に

隠れているらしい。

食事はもっぱら冷凍赤虫である。

他にミミズなどはもちろん刺身や肉も食べる。生き餌はイモリがのろいので逃げられることも多くこっちがいらいらする。自然界では待ち伏せタイプだろうから補食する一瞬は素速いのだけれど。

食事となればすぐ分かる。

おいしそうな匂いが水の中を伝わってきて,

いても立ってもいられなくなるのである。

しかし間の悪い、いや目の悪い私は

赤虫がすぐそばにあっても探せないこともある。

みんなで食事の楽しい風景である

そしてこれはカメラに

写らないほどの、

私の素速い動きである。

コケの上やぱっぱの上はお気に入りの場所である。

ここでよく昼寝をする。

これは私の抜け殻である。

年に何度かするりと

一皮むけてさっぱりするのだ。

皮はもう一人のイモリ君や、

ドジョウ君たちに

すぐに食べられてしまう。

こっちはヌマエビ君の抜け殻である。

ヌマエビ君のむけっぷりは

いつもカッコがいいのでほれぼれする。

私もこんな風にむけたいものである。

でもむけたあとのヌマエビ君は

ふにゃふにゃでちょっと情けないのを私は知っている

     

と、こんな訳で私の毎日は続くのだ。

こののんきな日々に変化が訪れたらまたここで

ご披露したいと思う。

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