車の中で音楽を聞こうと思ったとき、もしその車がカセットデッキしか装備していなければCDやMDは聴けません。その場合はカセット部に挿入して使用する変換器を使って携帯のCDプレーヤやMDプレーヤから音を出力します。ですがその時のCDプレーヤやMDプレーヤは充電池駆動となり、いずれ電池が切れてしまいます。そこで、そのような時のためにシガーソケットの12VをCDプレーヤの9V、MDプレーヤの3Vに変換するDCコンバータを作りました。
●回路図
| 種類 | 補足 | |
|---|---|---|
| R1 | 抵抗1KΩ | 12VでLEDを光らせるための制限抵抗 |
| R2 | 抵抗100Ω | |
| C1,C3 | 積層セラミックコンデンサ0.1μF | 積層のほうが場所を取らない |
| C2,C4 | 電解コンデンサ100μF | 47μF〜470μFなら何でも可 |
| VR1,VR2 | 可変抵抗2KΩ | 出力電圧に応じて選択 |
| LM350 | 可変型レギュレータ | LM317でも可 |
| LED | なんでもいい | お好みで好きな色のものを |
| SW | 1回路2接点 | 扱いやすいスイッチを |
| ヒューズ | 2A | 消費電流に応じた適当な値を |
| シガープラグ | ||
| DCジャック | センターマイナスかセンタープラスか注意 | |
| ユニバーサル基盤 | 5cm×5cm程度 | そんなに大きくなくて十分 |
| ケース | なるべくコンパクトに | |
| 放熱版 | LM350用 | 熱くなるので必ず装備 |
| ケーブル | 適量 | 必要に応じて |
| その他 | このコンバータから目的の外部機器へ電源を接続するケーブル等 | |
出力電圧はVR1とVR2の可変抵抗で調整し、それをスイッチで切り替えます。電圧の調整は出力のDCジャックにテスターを当てた状態で可変抵抗を回して適切な電圧にしてください。
●完成写真
完成すると、例えば以下の写真のようになります。お好みでケースやスイッチなど、アレンジを加えてオリジナリティに富んだDCコンバータとしても面白いでしょう。可変抵抗をさらに増やし、スイッチを適切なものに取り替えればさらにもう一段階違った電圧を切り替える事も出来るようになります。
本体外観図。ケースの寸法は縦7.5cm×横4.5cm×厚さ2.5cmです。
CDプレーヤと組み合わせた時のシステム全体像。12VをDCコンバータで9Vに落とし、それをCDプレーヤに繋いで音はライン出力端子から変換アダプターを経由して車のカセットデッキに入ります。
MDプレーヤを使う際の一例。このMDプレーヤにはACアダプタを使うコネクタが無いため、電池ボックスを使いそこにダミー電池を入れて電源を供給しています。
ダミー電池は木片を円筒状に削り、使い終わった本物の電池を真っ二つにぶった斬って取った電極をはめてケーブルをはんだ付けしたものです。